2017年世界体操(種目:ゆか)で金メダルを獲得した村上茉愛選手など、2020年東京オリンピックのメダル候補を数多く抱えている女子体操界の信用を損ないかねないパワハラ問題が急浮上し、ネットでも大騒ぎになっています。
リオオリンピックに出場した宮川紗江選手が世間に向けて日本体操協会のパワハラ問題を訴える、という衝撃的な展開を見せていますけど、そのパワハラ問題の当事者として名前を挙げられているのが今回ご紹介する塚原光男さんなのです。
ここでは、連日ワイドショー等で取り上げられている塚原光男さんの出身高校・大学を調査するほか、年収やムーンサルト(バンド・技)動画に関する話題を深掘りしながら、検索ワードの上位にランクされている塚原光男さんに迫っていきます。
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塚原光男(体操)のWIKIプロフィール
まず、塚原光男さんのプロフィールをWIKI風にまとめていきます。
- 名前:塚原光男(つかはら みつお)
- 生年月日:1947年(昭和22年)12月22日
- 年齢:70歳(2018年8月現在)
- 出身地:東京都北区
1968年メキシコシティーオリンピック女子体操日本代表・塚原千恵子(旧姓:小田)さんと1972年に結婚した塚原光男さん。
オリンピック初出場だった1968年メキシコシティーオリンピックで団体総合金メダルを獲得したほか、1972年ミュンヘンオリンピック(団体・鉄棒)と1976年モントリオールオリンピック(団体・鉄棒)でも金メダルを奪取。
オリンピックで計9個のメダル(金メダル5個・銀メダル1個・銅メダル3個)を獲得し、日本男子体操の黄金期を先頭に立って引っ張り続けました。
ちなみに、2人の間に誕生した塚原直也さんが2004年アテネオリンピック男子体操団体で金メダルを獲得していますので、塚原光男さんは息子・塚原直也さんと親子2代でオリンピック金メダルを獲得した事になりますね。
現役引退後の塚原光男さんは体操の指導者に転身。
2002年に自身が総代を務める朝日生命体操クラブの運命元・塚原体操センターを創設させ、後進の指導に力を注いでいます。
2009年に紫綬褒章を受章し、2012年ロンドンオリンピックでは日本選手団の総監督を歴任した一方、2013年7月は自民党公認の比例候補として出馬した参議院選挙に落選する、という苦い過去もあります。
塚原光男(体操)のギターバンド「ムーンサルト」の動画
レジェンド級の体操選手として有名な塚原光男さんですけど、「ムーンサルト」というギターバンドの一員である事が判明しました。
塚原光男さんが所属しているギターバンドの正式名称は「塚原光男とザ・ムーンサルト」。
いつから音楽活動を始めたのか、というところは分からなかったのですが、プロのギタリストと紹介されても違和感を覚えないくらい、スムーズな形で演奏を続けていますよね。
ここまで手先が器用な元体操選手はそうそういないのではないでしょうか。
ちなみに、塚原光男さんはオリンピック日本代表の公式テーマソングの作詞を担当したほか、息子・直也さんの結婚式で自身のギターの腕前を存分に披露した、というエピソードもあるそうです。
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塚原光男(体操)の新技「ムーンサルト」とは?
現役時代の塚原光男さんは、跳馬の「ツカハラ跳び」など、体操の新技を次々に誕生させた事でも有名ですよね。
ここでは、塚原光男さんの代名詞でもある「ムーンサルト(月面宙返り)」の動画をご覧いただきましょう。
ムーンサルトの正式名称は「後方かかえ込み二回宙返り一回ひねり下り」。
1972年ミュンヘンオリンピック男子体操団体で初披露した技で、トランポリンの「ハーフインハーフアウト」という技を体操風にアレンジしたものになります。
ミュンヘンオリンピックの3年前(1969年)にアポロ11号計画で人類が初めて月面に着陸していた事を受け、1960年ローマオリンピック男子体操団体金メダリスト・竹本正男さんが「ムーンサルト」と名付けたそうです。
現在活躍している内村航平選手や白井健三選手の演技と比較してしまうと、正直物足りない気持ちがありますけど、ミュンヘンオリンピック当時にムーンサルトを決める体操選手は塚原光男さん1人しかいませんでした。
演技が終わった後に観客からアンコールを要求されるほど、当時の体操界では考えられなかった大技をオリンピックの大舞台であっさり決めてしまうのは、流石というほかありませんよね。
塚原光男日本体操協会副会長の年収はいくら?
日本体操協会副会長を務める塚原光男さんの年収はいくらなのでしょう?
残念ながら、塚原光男さんの年収に関する情報は出回っていません。
でも、1992バルセロナオリンピックの男子ゆかで銀メダルを獲得した池谷幸雄さんは、コーチ時代の年収が1,000万円程度だった事を明かしていますので、塚原光男さんは年収1,000万円超の高所得者である可能性が極めて高い、と考えています。
しかも、塚原光男さんは現役時代にオリンピックで金メダルを5つも獲得している日本体操界のレジェンドですし、協会だけでなく、朝日生命体操クラブ関連の収入も入ってくるはずなので、7,000万円近い年収を稼いでいる可能性もあります。
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塚原光男(体操)の出身高校や大学はどこ?
最後に、日本体操協会副会長・塚原光男さんの学歴をご紹介します。
- 出身高校:國學院高校(東京)
- 出身大学:日本体育大学・体育学部
歌手・さだまさしさんや、タレント・ふかわりょうさん、先日芸能界から引退する事が公表した小林麻耶さんなど、数多くの著名人が卒業生として名を連ねている國學院高校出身の塚原光男さん。
國學院高校を卒業した後、様々なスポーツで輝かしい実績を残している名門・日本体育大学へと進学し、日本体育大学在学中に1968年メキシコシティーオリンピックに出場して、団体総合で金メダルを獲得しています。
まとめ
鉄棒の大技「ムーンサルト」の生みの親で、現役時代に出場したオリンピックで計5つの金メダルを獲得している塚原光男さんは、プロ並みの腕を持つギタリストとしてバンド活動を展開するなど、多方面で才能を発揮しています。
現在、日本体操協会副会長を務めている塚原光男さんですけど、宮川紗江選手が告発したパワハラ問題の当事者に名前が挙がっていて、執筆時点(2018年8月末)では宮川紗江選手の主張を完全否定している状況です。
パワハラ問題がどのような形で終結するのかは分かりませんが、2020年東京オリンピックへの機運が高まっている状況に水を差したのは間違いありません。
日本体操協会副会長として塚原光男さんがパワハラ問題にどう向き合っていくのか、というところを注視しながら、パワハラ問題の行く末を見守っていきたいですし、日本スポーツ界へのダメージが最小限に留まる事を願わずにはいられません。
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