2014FIFAワールドカップブラジル大会、日本初戦のコートジボワール戦に敗れてしまいました!
日本は前半16分、左サイドから攻めあがった長友のパスを、中央で受けた本田がやや体勢を崩すもゴール左隅に決めて先制しました。
その後はお互いに譲らず、日本がやや優勢かと思われる展開で前半を終えます。
後半に入り、日本は追加点を奪いにいきますが、中々ゴールネットを揺らすことができません。
コートジボワールの動きがいまひとつな状態だっただけに、ここで追加点を奪いたかったですね。
そして後半16分、あの男がついにピッチに現れます。
世界有数のストライカーのドログバ
なんだかドログバがピッチに立っただけで、観客の声援も増して異様な空気が流れました。
そしてドログバが入ってわずか2分後にボニー選手がヘディングでゴールを揺らし、更にその2分後にジョルビーニョ選手がヘディングでゴールを揺らしてしまうのです。
ドログバが入ってわずか4分で2点を奪われ逆転された日本。
その後は全く良いところが出せずに終わった日本代表。
ドログバ自身は得点していませんが、彼が入って明らかにコートジボワールは変わりました。
ドログバ選手とはいったいどんな選手なのか?プロフィールやこれまでの活躍、日本で唯一ドログバと対等に渡り合った元日本代表DF闘莉王選手との関係に迫ります。
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日本代表惜敗!ドログバ1人に負けた?ドログバのプロフィールを紹介!
ディディエ・イヴ・ドログバ・テビリー
ポジションはFW。トルコ・スュペル・リグ、ガラタサライ所属。愛称はティト。
2度のアフリカ年間最優秀選手、2度のプレミアリーグ得点王など数々の栄誉を手にした世界的なストライカー。
生年月日: 1978年3月11日
生まれ: コートジボワール アビジャン
身長: 189 cm
体重: 84 kg
年俸: 400万ユーロ (2014年) 日本円で約5.5億円
所属チーム: トルコリーグ ガラタサライSK
サッカーコートジボワール代表 (#11 / フォワード)
コートジボワール
面積: 322,500km2(日本は377,923km2)
人口:2,060万人(日本は1億2760万人)
ドログバの経歴
コートジボワールの中では裕福な家庭に生まれたドログバは、5歳の時に将来の可能性を広めるためにフランスに住む叔父の元で育てられた。
叔父は元サッカー選手であり、ドログバも18歳までパリ郊外の地元サッカーチームに所属し、才能が認められ19歳の時にル・マンUCとプロ契約を結ぶ。
ルマンでは怪我の影響で活躍できず、2001年シーズン途中でギャンガンに移籍した。
2002年シーズンには17得点を挙げ、マルセイユに移籍を果たす。
マルセイユでは18得点を挙げ、2003年シーズンにリーグ・アン最優秀選手に選出され、UEFAカップでも得点王を獲得するなど目まぐるしい活躍を見せる。
当時対戦相手の監督だったFCボルトのモウリーニョ監督の目にとまり、同監督とイングランド・プレミアリーグのチェルシーに移籍する。
当時、チェルシー史上最高額の移籍金47億円での移籍となった。
ドログバは5歳からフランスへ移住している関係から、フランス代表となることもできたが、母国コートジボワールの代表になることを選択した。
2006年シーズンにはアフリカ年間最優秀選手に選ばれ、プレミアリーグでも20得点を挙げて得点王に輝いた。
2008年シーズンは、ひざ靱帯(じんたい)の怪我などで苦しい年となったが、
2009年シーズンは、再びゴールを量産し、チェルシーの優勝が掛かった試合でハットトリックを達成するなど、輝きを取り戻します。
2011年シーズンは、チェルシー退団を発表。8年間の在籍で341試合出場し、157得点。
退団の理由としては、オフィシャルでも発表されている通り、在籍8年間で可能な限りのタイトルを手にし、やり切ったという思いと、若手に機会を与えたいという思いがあったようです。
クラブ側とも円満な話し合いの末に決まったことで、最後にバイエルン・ミュンヘンを破りチャンピオンズリーグ優勝という最大の栄誉に貢献して退団を決めたドログバは今もチェルシーのレジェンドとして称えられています。
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日本代表惜敗!ドログバのプロフィールと因縁の闘莉王との関係とは?
そんなドログバと対等に渡り合った日本選手がいます。
闘莉王選手です。
闘莉王選手は、ブラジルのサンパウロ出身のJリーガーで、浦和レッズや名古屋グランパスで活躍し、2006年から2010年には日本代表にも選出されていました。
185cm、82kgと恵まれた身体を持っていますが、闘将という異名を持つように、気迫で戦うような選手です。
この闘莉王選手とドログバ選手の対戦は、2010年W杯南アフリカ大会直前に、日本が仮想カメルーンとしてコートジボワールと戦った試合でした。
2010年のドログバは依然絶好調でしたが、闘莉王はパワーでも負けていませんでした。
FWのドログバに対し、絶対に点を取らせないという気迫みなぎったDFの闘莉王は激しくドログバに向かっていき、結果的にドログバの腕を骨折させてしまいました。
ワールドカップを10日後に控えた2010年6月4日の出来事でしたが、ドログバは驚異的な回復をみせ、6月15日のポルトガル戦に途中出場するという奇跡を起こしました。
世界的ストライカーのドログバも30代半ばを過ぎましたが、ヨーロッパのビッグクラブからのオファーのうわさもあるくらい、まだまだ健在ですので今後も素晴らしいプレーを見せてほしいですね。
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