韓国ドラマ『太王四神記』は、2019年6月21日から毎週月曜~金曜にBS日テレで全31話放送されていて、動画の見逃しサイト・U-NEXTでも視聴可能です!
韓国MBSテレビ制作による高句麗を舞台とするファンタジー時代劇で、ペ・ヨンジュンが久々に主演したドラマとして話題になりました。
済州島に巨大セットを建設するなど、総制作費50億円を越える大プロジェクトは、放送前から注目を浴び、平均視聴率27.9%、最高視聴率37%を記録しました。
また、音楽はスタジオ・ジブリ作品などを手がける日本を代表する作曲家久石譲さん。このドラマの全ての曲を作曲しました。
チュシン国の王の星のもと生まれたタムドク(ペ・ヨンジュン)が、幾多の困難を乗り越え、天から与えられた四神の神器とその守り主をさがし当て、真の王へと成長する、壮大なスケールのファンタジー時代劇です!
ここでは韓国ドラマ『太王四神記』のあらすじやネタバレ、最終回結末、感想、キャスト相関図など、詳しくご紹介していきます♪
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太王四神記(韓国ドラマ)のあらすじ
韓国ドラマ『太王四神記』のあらすじをご紹介します。
紀元前15世紀の高句麗の地上は虎を崇める部族・虎族が地から探し出した火の力で世界を支配していました。
虎族が剣と火を使い民を苦しめるのを見かねた神の子・ファヌン(ぺ・ヨンジュン)は3つの守護神、「雲を呼ぶ雲師・青龍、風を吹かせる風伯・白虎、雨を降らせる雨師・玄武」と共に地上へ降臨しました。
「平和に暮らせる方法を教えよう」ファヌンはそう言うと、守護神を東、北、西に分かれさせ人間と共に暮らすよう命じました。
その地は穀物に溢れ平和で豊かになり、ファヌンの民はみな幸せに暮らし始めました。
しかし自分達の地をファヌンに奪われたと思った虎族たちは怒り、火の巫女カジン
(ムン・ソリ)を先頭にチュシン国を襲い、民を殺し、その地を取り戻そうとしました。
チュシンの民と虎族との激しい闘いが続く中、背中に矢を受け負傷したカジンをファヌンは見殺しにせず、「僕は人を殺すために来たのではない。救うために来たのだ」と、虎族の火の巫女であっても自分の民であると言い、助けました。
そうして助けられたカジンは、ファヌンに心を奪われてしまったのです。
しかし闘いはやむことなく、チュシンの国を巡る争いは続きました。
長引く争いに心を痛めたファヌンは再びカジンの元に現れ、火の力を奪い、朱雀の心臓として紅玉に封じ込め、心優しい熊族の女戦士セオ(イ・ジア)に授け、火の力を使い人の力で南の地と民を守るよう託しました。
やがてファヌンとセオは恋をし、ファヌンの子を身ごもります。
火の力も心も奪われてしまったカジンは、すべてを捨てファヌンのいるチュシンの国へ走りましたが、たどり着いて目にしたのは、心を寄せ合うファヌンとセオの姿でした。
嫉妬に狂ったカジンは逆上し、火の力を奪ったファヌンから大切なものすべて奪おうと、チュシンの民を襲い、セオを襲い、ファヌンの子を奪いました。
子供はファヌンが守りましたが、子を奪われたセオは激高し怒りで狂い、ファヌンの言葉も届かず、火の力を制御できなくなり、朱雀の化身・黒朱雀となりチュシンの国を炎で燃やし始めてしまったのです。
ファヌンは青龍、白虎、玄武を呼び黒朱雀を鎮めようとしますが、止められずチュシンの民を守るため、やむを得ず「天弓」で愛するセオの心臓を矢で射抜き自らの手で殺し、朱雀を鎮めました。
そのすべてを見ていたカジンも、崖から身を投げ自ら命を絶ったのです。
世界に平和をもたらすと降臨しましたが、愛した女性も大切な民をも守ることができず、ファヌンは四神を封印し「やがて真のチュシンの王が誕生したとき、四神が目覚め王は封印を解くだろう」とこの混乱を後世に託し、天に帰っていきました。
その神話は語り継がれ、高句麗の人々は真の王が到来することを待っていました。
それから200年ほど過ぎたある夜、真の王の誕生を告げる星が輝き、高句麗のソスリム王の弟の家にタムドク、妹の家にヨン・ホゲ、王家に2人の男児が誕生しました。
そして王を守る四神も目を覚ましたのです。
その後ソスリム王の後を引き継いだ、ヤン王の息子、タムドク(ぺ・ヨンジュン)は太子となり、同じ日に生まれた従兄弟のヨン・ホゲ(ユン・テヨン)と王位をめぐり対立します。
また、四神を奪い神の力と大地を取り戻し征服を狙う火天会とも激しく争い、数々の困難を乗り越えファヌンが後世に託した本当の王の姿を求めて、たくましく成長していく優しい王の生涯を描いたドラマです。
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太王四神記(韓国ドラマ)ネタバレ・最終回結末
韓国ドラマ『太王四神記』のネタバレ・最終回結末をご紹介します。
人間の醜い争いに心を痛め人々が平和に暮らせる国を創るため、地上に降り立ったファヌンは神の子ゆえに人の心を理解しきれず、1つ大きな過ちを犯しました。
神に従うセオを愛したため、嫉妬のあまり神に立ち向かったカジンの生きる道も奪い、女性達の感情が激しく対立した結果、地上は大混乱となってしまいました。
ファヌンはこの混乱を後世に託し天に帰っていきました。
ソ・キハ(ムン・ソリ)は幼い頃、母に託された「朱雀の心臓」を身に着けていたため、火天会に拉致され、火の巫女の生まれ変わりと崇められ、火天会の大長老(チェ・ミンス)に妖術で洗脳され、火天会の奴隷のように生きてきました。
成長したキハはホゲがチュシンの王であると思った火天会の指示により、ホゲを見張るために潜入した都で太子タムドクと出会い、2人は深く愛し合い、やがてタムドクの子を身ごもりました。
高句麗王の父に、目立たぬように他人より優れていることを隠し、皆に愚か者とみせて自分の存在を忘れさせ、とにかく生き延び王になれと命じられ、タムドクは孤独に秘かに生きてきました。
タムドクの願いは、無用な争いを避け、勇猛果敢で皆から即位を望まれていたホゲに王位を譲り、見守り続けてくれたキハと、宮殿を出て静かに暮らす事でした。
自分はタムドクが王になるまで準備する者と、息子を王にすることが自分の使命と思っていた父はキハとの仲を裂こうとし、国王殺害の乗れ衣をキハに着せるため自ら命を絶ちました。
父の狙い通り、タムドクは真相を確かめることなくキハを断罪し、キハが自分の子供を身ごもっているとも知らずにキハと決別し、高句麗王に即位することを決心したのです。
心からタムドクを信じ愛していたキハは、とても悲しみ自殺を図ろうとしますが、タムドクの子を身ごもっているため天が許さず死ぬことすらできません。
それならばこの子を王にし、天意に翻弄されることのない新しい世界を創ることを生きる望みとし、その目的を果たすため火天会と行動を共にすることにしたのです。
火天会に大陸を征服させるためなどではなく、天意に翻弄される愛するタムドクと共に死に、これ以上天が人々に干渉せず人として生きる世界を創りたいと願ったからです。
しかしその産んだわが子を抱くことすら許されず、離されてしまいました。
キハと決別し、高句麗王に即位したタムドクの心の傷を癒したのは、無邪気で豪快な女の子、スジ二(イ・ジア)でした。
傷ついたタムドクと常に行動を共にし、楽しく振る舞い孤独を紛らわせ、タムドクが王の任務に専念できるよう心から尽くし、そんなスジニにタムドクも癒されいつしか惹かれていきました。
しかしある時、スジニは自分が朱雀の神器を守る家に生まれ、キハは幼い時生き別れた姉であること、しかも災いをもたらす朱雀の化身・黒朱雀の可能性があることを知り、タムドクを傷付けることを恐れ、タムドクの前から姿を消してしまったのです。
自ら死ぬことを決意して旅に出たスジニは天意により、キハが生んだタムドクの子供を育てることになりました。
キハが自分の姉であり子供の父親がタムドクであることに葛藤しながらも2人の為、立派に子供を育てました。
高句麗王に即位したタムドクは、ホゲとの長い王位争いに打ち勝ち、罪を犯したホゲを国外追放とし、民からも信頼され誰からもチュシンの真の王だと認められました。
しかし周りから認められれば認められるほど、神の国の真の王とは何たるものかと悩みは深くなるのです。
「神の国のチュシンの王」という名と引き換えに、多くのものを失いました。
王位と神器を巡る争いでたくさんの人を失いました。
父王は天意に従うため自害したこと、天意を成就するために父がキハに濡れ衣を着せたこと、自分の王としての歩みはキハを信じなかったことから始まったこと、黒朱雀となり自分を傷付けまいと去ったスジニのこと。
神の国チュシンの王になりましたが、人として幸せではありませんでした。
王として、大切な人を犠牲にしてまで創った国に何の意味があるのかとタムドクは悩みました。
そんなある日、タムドクは子供を連れたスジニと再会します。しかしその後、火天会にその子供を奪われてしまうのです。
火天会は子供を助けたければ、はるか昔ファヌンが地上に降り立った神壇樹跡に建てた阿弗蘭寺に来いと手紙を残していました。
4つの神器を揃えた火天会は王を呼び心臓を取り出し、封印を解こうとしているのです。
連れ去られた子供がキハと自分の子であると知ったタムドクは、チュシンの王のみ扱うことができ、壊すと四神も自分も死ぬという「天弓」を携え阿弗蘭寺に向かいました。
キハはタムドクを待っていました。タムドクと共に死に、天意に翻弄される世界を終わらせたいと願っていました。
ところが、火天会が誘拐してきた子供が自分の産んだ子と知り、子供を傷付けようとしている大長老に怒りが爆発し朱雀の化身・黒朱雀と化してしまったのです。
タムドクは大長老を紛糾すると、黒朱雀と化したキハを見つめました。
神の子ファヌンは、黒朱雀となった愛するセオを射抜きました。
タムドクもまた、キハに向かって天から授かった弓を構えます。
黒朱雀の炎から民を守るためには、キハを射抜くほか無いのです。
その時、ファヌンがチュシンの王に託した本当の使命を悟りました。
「人間は、自らの力で生きるのか、それとも天の助けが必要なのか」
その天の問いに答えることこそ、チュシンの王に課された使命だと。
タムドクは天の力に頼らず、過ちを犯したときは悔い改め、知らないことを学びながら、人として生きることを答えとしました。
そしてその願いを後世に託すと、天弓を躊躇うことなく真っ二つに折ったのです。
「天の力は天に返す。だからもう大丈夫だ。」とキハにささやくと、炎は鎮まり、苦しみぬいたキハの闘いも終わりました。
四つの神器は消えて無くなり、タムドクは光の中に歩みます。
その光は四方に広がり、その後の高句麗は富み栄え、穀物も豊かに実り、民は安らかに暮らしました。
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太王四神記(韓国ドラマ)感想
韓国ドラマ『太王四神記』の感想をご紹介します。
太王四神記では『冬のソナタ』以来5年ぶりのドラマ主演となったペ・ヨンジュンさん。その演技力は冬のソナタの時と同様に圧倒的で、常に人のためを思い物事を判断する心優しく誠実な王様を見事に演じられていました。
激しい戦闘シーンの撮影中、右手靭帯を切断したり撮影終盤の落馬事故で頸椎と肩靭帯を負傷したりとまさに体当たりの壮絶な演技だったようです。
「微笑みの貴公子」などの愛称で呼ばれ、優しく儚げなイメージの強いヨン様ですがこのドラマでは勇敢でワイルドな姿をたっぷり見せてくれました。
今回、高句麗王タムドクと、地上に降り立った神の子・ファヌンの二役を演じられましたが、ファヌンの神々しく美しい姿と圧倒的な強さに魅了され、カジンとセオは一瞬で心を奪われてしまいました。
このドラマをみた大半の女性たちもまた、カジンとセオのようにヨン様の美しさに心を奪われてしまうのではないでしょうか・・・。
CGを多用し、登場した馬の数だけでものすごい頭数です。総製作費50億という映画並みの費用をかけ、韓国ドラマでは珍しい1年8か月という時間をかけて丁寧に撮影された『太王四神記』は、まさに映画のような壮大なスケールのドラマです。
太王四神記(韓国ドラマ)キャスト・出演者
韓国ドラマ『太王四神記』のキャスト相関図をご紹介します。
タムドク/ファヌン 役:ペ・ヨンジュン
地上に平和をもたらそうと天から降臨した神の子、ファヌンと韓国の歴史的英雄、高句麗の第19代王・広開土大王の二役。
高句麗の英雄ファヌンの生まれ変わりとして生を受けたタムドクですが、その力を恐れる父から身を守るために凡人のフリをして生きることを余儀なくされていました。
しかし英雄の血は隠しきれず、随所にその知能と武勇が見え隠れしていました。
タムドクは多くの戦や困難に立ち向かい成長することで、民や貴族から信頼され、真の王としての地位を築きあげます。
ペ・ヨンジュン
「冬のソナタ」で日本における韓流ブームのきっかけとなり、その柔らかな笑顔で多くの日本女性の心を鷲掴みにしたヨン様。
今回のドラマでは、気品漂う心優しき神の子ファヌンと、優しくたくましい伝説の英雄、第19代王・広開土大王を圧倒的な演技力で演じられました。
激しい戦闘シーンでも、さすがヨン様・・・。まるで踊っているかのような優雅さです。
ヨン・ホゲ 役:ユン・テヨン
タムドクの父高句麗第18代王の妹、ヨン夫人の子。タムドクの従兄弟。
タムドクが生まれた、チュシンの王誕生を告げる星が輝いた同じ日に生まれ、勇猛果敢で人望も厚く、周囲からホゲこそが真の王だと噂されました。
ホゲをチュシンの王だと信じる母がホゲを王に即位させる為、タムドクの父を毒殺しようとして失敗し自殺すると、タムドクを恨み、母親の願いを叶える為にも自らが王になろうと画策し、タムドクとの激しい権力争いを繰り広げていきます。
ユン・テヨン
1997年、ドラマ「美しい彼女」でデビュー俳優し、「彼女の家」や「ホテリヤー」など
多くのドラマに出演されました。なかでも「ワンチェ」では百想芸術大賞の新人演技賞獲得。
演技力に定評があるテヨンさんが今回も、ヨン様と対立するホゲ役でその力を見せつけてくれます。
ソ・キハ/カジン 役:ムン・ソリ
ファヌンが降り立つ前高句麗を支配していた虎族の火の巫女カジンと、天意に翻弄され続けながらもタムドクを愛し抜くソ・キハの二役。
キハは幼い頃、母に朱雀の心臓と妹を託された為、火天会に拉致され、火の巫女の生まれ変わりと崇められ育てられましたが、実際は火天会の奴隷となり利用されていました。
火天会の指示により都に潜入し、残り3つの神器を探しているとき、タムドクと出会い恋をし、やがてタムドクの子を身ごもりますが、タムドクの父王殺害の濡れ衣を着せられ、タムドクと決別。
新たな国を創るためホゲと手を組み、火天会と行動を共にします。
ムン・ソリ
火の巫女カジンでは、ファヌンを好きなのに好きと言えない、愛したくても愛せない自分の想いを受け止めてもらえない・・・。その想いを隠しても隠しきれない・・・。そんな切ない女性の姿を見事に繊細に演じられました。
また、タムドクを時に母のように姉のように見守り、信じ、愛するキハの姿は聖母マリアを思わせるほど。いつの時代も女性は強く逞しいと、カジンやキハを演じるソリさんを見て改めて感じるほどの演技力です。
スジニ/セオ 役:イ・ジア
虎族から地上を守り、ファヌンに愛された熊族の女戦士セオと、傷ついたタムドクを癒し続けるスジニの二役。
スジニは幼い頃火天会がキハを拉致したとき、キハが隠し守ったキハの妹。難を逃れコルム村の村長に助けられ育てられました。
タムドクの事を密かに思っていましたが、タムドクが思いを寄せるキハが姉であり、自身が朱雀の化身黒朱雀の可能性があると知り、タムドクの前から姿を消してしまいます。
イ・ジア
この太王四神記で女優デビューを果たしたジアさん。2007年のMBCドラマ賞では最優秀新人賞と今回共演したぺ・ヨンジュンさんと共に、ベストカップル賞を獲得しました。
その後「ベートーベンウイルス」や「3度結婚する女」など多数出演されました。ソリさん同様、強く美しく逞しい女性を演じられました。
大長老 役:チェ・ミンス
虎を崇める部族、虎族の末裔、火天会の長老。
ホゲとキハを利用し、4つの神器を手に入れファヌンに奪われた火の力と地上を取り戻し、再び世界を支配しようと企みます。
神壇樹に作った阿弗蘭寺の祭壇でその時を待つ、妖術を使う不死の存在。
チェ・ミンス
「うなだれる男」や「砂時計」など多数のドラマや、「神の子」や日韓合同合作の「ソウル」など映画にも多数出演されているミンスさん。
今回は不老不死の妖術師、数千年のときを超え悲願実現の時を待つ・・・。時折、誰だかわからないほどの特殊メイクでの熱演・・・。でも素敵です。
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太王四神記(韓国ドラマ)登場人物相関図
韓国ドラマ『太王四神記』の登場人物・相関図をご紹介します。
太王四神記(韓国ドラマ)基本情報
太王四神記
2019年6月21日スタート(全31話)
BS日テレ 月曜~金曜 午後1時~
監督:キム・ジョンハク(ドラマ『黎明の瞳』』『ベートーベン・ウィルス』)
脚本:ソン・ジナ(ドラマ『シンイ-信義-』『砂時計』)
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