中国ドラマ『大明王朝~嘉靖帝と海瑞~』は日本では未放送の中国歴史時代劇!
中国では2006年にCCTVで全46話放送され、映画『レッドクリフ』の撮影監督チャン・リーが監督を務めたことでかなり話題になりました。
陰謀渦巻くシリアスな内容に注目が集まり、放送が始まると、瞬く間に人気となり大ヒットとなった作品です!
ここでは、中国ドラマ『大明王朝~嘉靖帝と海瑞~』のあらすじやネタバレ、最終回結末、感想、キャスト相関図など、詳しくご紹介していきます♪
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大明王朝~嘉靖帝と海瑞~(中国ドラマ)あらすじ
中国ドラマ『大明王朝~嘉靖帝と海瑞~』のあらすじをご紹介します。
時は嘉靖40年。
厳しい財政難を打開するために国が考えた改革はシルクの生産を拡大する事でした。
その為、浙江では田地を桑畑に変えようとする計画が進んでいました。
金儲けの事だけを考える役人たちに猛反対したのは地元の住人達。
しかし、それに構わず計画を遂行しようとしたのが、厳世潘(張志堅)。
堤防をわざと壊し、農地を潰そうと企みます。
被害に遭った淳安県の県知事となった海瑞(黄志忠)は、今までの政策の見直しを図ります。
モンゴルからの侵入で国が脅かされる中、現役の役人たちの懐を潤すための政策が今の最悪な現状を生んでいると考えた海瑞は政治を変えていくため立ち上がるのですが…。
大明王朝~嘉靖帝と海瑞~(中国ドラマ)ネタバレ・最終回結末
中国ドラマ『大明王朝~嘉靖帝と海瑞~』のネタバレ・最終回結末をご紹介します。
裕王(郭広平)と世子(穆泓屹)は、海瑞の釈放を願い出るため、献上する千年亀を持ち皇帝(陳宝国)に謁見することを決めます。
「天から、海瑞への間違った事実を正すため千年亀を遣わされた」と話す世子に一瞬顔をしかめる皇帝でしたが、幼い孫・世子の手前、皇帝は世子に「そなたに褒美をやろう」と話します。
しかし世子は、「私ではなく海瑞にその褒美をあげて欲しい」と伝えます。
海瑞を釈放して欲しいのだと。
孫の願いに、その亀を湖に放つことが出来たなら海瑞を釈放すると約束します。
海瑞を朝廷に呼んだ皇帝は、皇帝、裕王、世子をどう見るかと問います。
それを江山の山に例えた海瑞に難癖をつけ非難し処刑を言い渡します。
約束を破られ、泣き叫ぶ世子の願いも空しく、海瑞は連れ戻されてしまいます。
その後、皇帝は裕王にある密書を渡します。
そこには、民から奪った土地を返す事、海瑞に腐敗した役人の根絶をさせること、徐階(簫竹)、高拱(劉毓浜)、張居正(郭東文)と共に国を作ること、という事が書かれていました。
嘉靖45年に皇帝が亡くなり、裕王が皇帝となります。
裕王が13代目皇帝・隆慶帝として即位し、先帝からの「死者は弔い、獄中の者を釈放し復職させること」という遺言通り処刑されるはずだった海瑞、そして投獄者が全て釈放されます。
そして、新たな時代の幕が明けるのです。
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大明王朝~嘉靖帝と海瑞~(中国ドラマ)感想
中国ドラマ『大明王朝~嘉靖帝と海瑞~』の感想をご紹介します。
かなりの見応えです!
46話と長いストーリーなのも見どころのひとつですが、陰謀や欲だらけの皇帝や役人たちに立ち向かう海瑞の奮闘が細かく描かれています。
民の事を思い国の為と頑張る海瑞がとても男らしくてカッコいいのです!
役人になったばかりの海瑞が、腐った政治を見抜き、それを正していく姿は見ていて爽快な気分にさせてくれます。
使えない腹黒役人がわんさか出てくるので、正義感のある海瑞がより素晴らしく見えるのかもしれませんが、出てくるキャラクターほとんどが腹黒役人というのも凄いですよね(笑)
政治に的を当てているので、ストーリーがちょっと難しくもありますが、見始めるとついつい先が気になってやめられなくなってしまいます。
そして、出演している俳優さんがとても渋い!
おじさま好きな人には堪らないキャストかもしれません!
ベテラン俳優さんばかりなので、味のある演技が楽しめる作品です!
大明王朝~嘉靖帝と海瑞~(中国ドラマ)キャスト・出演者
中国ドラマ『大明王朝~嘉靖帝と海瑞~』のキャスト相関図をご紹介します。
海瑞役:黄志忠
裕王の推薦で浙江・淳安県の県知事に任命される。
黄志忠
黄志忠さんは『秘語十七小時』や『走過厳冬』などに出演しています。
『大明王朝~嘉靖帝と海瑞~』では主役の海瑞を演じ、安定した演技力で、正義感の強い剛直な男性を好演しています。
嘉靖帝役:陳宝国
明の12代皇帝。道教を信仰し、修行するため朝廷には殆ど顔を出したことが無い。
陳宝国
中国のトップ俳優として活躍する陳宝国さん。
『燃ゆる呉越~越王 勾践~』や『オペレーション・メコン』などの話題作に出演しています。
『大明王朝~嘉靖帝と海瑞~』では独裁者の皇帝を演じ、その怪演ぶりが話題になりました。
厳嵩役:倪大宏
内閣大学士。賄賂政治を展開してきた人物。
倪大宏
1984年に俳優としてスクリーンデビューした倪大宏さん。
演劇界を中心に活躍している俳優さんです。
映画『ドジョウも魚である』では主演を務め、東京国際映画祭で芸術貢献賞を受賞しています。
『大明王朝~嘉靖帝と海瑞~』では特殊メイクを施し、実年齢よりもかなり上の役を見事に演じています!
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大明王朝~嘉靖帝と海瑞~(中国ドラマ)登場人物相関図
中国ドラマ『大明王朝~嘉靖帝と海瑞~』の登場人物・相関図をご紹介します。
大明王朝~嘉靖帝と海瑞~(中国ドラマ)基本情報
大明王朝~嘉靖帝と海瑞~
監督:チャン・リー (映画『レッドクリフ』撮影監督)
脚本:リウ・フーピン (ドラマ『雍正王朝』)
朝廷に蔓延る陰謀、そして愛憎を描いた歴史大作!
様々な思いが交錯する中、主人公・海瑞の激動の人生が描かれる。
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