セブンソード(中国ドラマ)は、武俠小説の第一人者として知られる梁羽生(リョウ・ウセイ)さん原作の時代劇ドラマ!(全39話構成)
2005年に公開された映画版の大ヒットを受け、ドラマ版の制作が決定した作品で、映画版の監督を務めたツイ・ハークさんの全面プロデュースという点もポイントが高い『セブンソード』とはどんな作品なのでしょう?
ここでは、中国ドラマ『セブンソード』の原作あらすじやネタバレ感想、キャスト相関図、見どころ、最終回結末、主題歌など、気になる情報をご紹介しながら、作品の魅力にとことん迫っていきます!
セブンソード(中国ドラマ)原作・あらすじ
中国ドラマ『セブンソード』の原作あらすじをご紹介します。
明王朝衰退のきっかけを作り、急激に勢力を拡大させていった満州族が清王朝を建国し、広大な土地を一気に支配下に置こうとしていた1600年代半ばの中国大陸がストーリーの舞台。
武術の向上・研究を禁止する“禁武令”が発令されるなど、清王朝に逆らう勢力を一掃するための動きが加速する中、反乱分子勢力の村・武荘にも清王朝の魔の手が忍び寄っていました。
強大な力を持つ清王朝の前にひれ伏す反乱分子が増えていたものの、明王朝の秘密組織で活躍していた腕利きの剣客・傅青主(ユー・チェンフイ)は、清王朝と敵対する勢力の手助けをするため、武荘の地に足を踏み入れます。
清王朝に対抗する術を手に入れるため、武荘に住む韓志邦(チャン・プオ)や武元英(サン・ウェイリン)と一緒に謎多き“天山”へと出向き、天山で隠居していた晦明大師(マー・ジンウー)に協力を要請しに行きます。
伝説の鍛冶屋として名をはせていた晦明大師から“七剣(セブンソード)”を託された傅青主は、晦明大師の一番弟子にあたる楚昭南(チウ・マンチェク)と共に武荘へと帰還するのですが…。
セブンソード(中国ドラマ)ネタバレ・感想
中国ドラマ『セブンソード』のネタバレ感想をご紹介します。
楚昭南の仲間で、晦明大師が信頼を寄せる弟子でもあった楊雲驄(ワン・シュエービン)、辛龍子(ジー・チュンファ)、穆郎(チャオ・ジェンユ)を加えた7人の勇猛果敢な剣士が“七剣”を手にしたところからストーリーが急展開。
頼りがいのある仲間と行動を共にする決意を固めた傅青主は、強大な支配力で平民に辛い思いをさせている清王朝に対抗すべく、反清王朝派が多数を占める組織“紅槍會”のメンバー入りを果たし、清王朝の兵士たちと激しい戦闘を繰り広げます。
晦明大師から英知の象徴とさせる漆黒の“莫問剣”を託されただけでなく、“七剣”を入手した7人の剣士のリーダーにも抜てきされ、清王朝打倒への思いを更に強くしていた傅青主。
でも、楚昭南・韓志邦・穆郎の3名が、“紅槍會”のマドンナ的な存在だった劉郁芳(ワン・リークン)をめぐり、複雑な“四角関係”を形成するなど、7人の剣士たちの関係に影響を与えかねないトラブルが続出し…。
清王朝に対抗していく剣士の活躍が見せ場となる一方、スパイ疑惑をかけられた楊雲驄が、草原に住むたくましい女性・飛紅巾(エイダ・チョイ)と恋仲になるなど、主要人物の恋模様の行方も大きな注目点になりますので、どうぞお楽しみに!
セブンソード(中国ドラマ)見どころ
中国ドラマ『セブンソード』の見どころをチェックしていきましょう。
クールで聡明な7人の剣士のリーダー・傅青主の一挙手一投足に注目するのはもちろん、傅青主と同程度の実力を持ち合わせていながら、自信家であるがゆえに、ついつい自分勝手な考えを貫く楚昭南の振る舞いも大きな見どころになります。
清王朝打倒の思いを共有していた飛紅巾に罠を仕掛けたり、清王朝の軍師だった多格多(レイ・ロイ)に寝返ったり…と反王朝勢力の和を乱しかねない行動ばかりしてしまう楚昭南。
清王朝の脅威に怯える平民を命懸けで救おうとする傅青主とは異なり、随所でだらしない面をのぞかせていて、ストーリーが進むにつれて、心が歪んでしまう楚昭南の心境の変化に注目しながら、物語を追っていく事をおすすめします。
セブンソード(中国ドラマ)最終回結末
中国ドラマ『セブンソード』の最終回結末(39話)の大まかなあらすじをご紹介します。
多格多が束ねている清王朝軍に対抗するため、一世一代の大勝負に打って出る事にした傅青主。
各々の正義や信念を貫き通す事で、清王朝の勢力を衰退させようとする傅青主たちに対し、単独行動を取るケースが多くなっていた楚昭南は、多格多を倒す事に執着していて、傅青主たちが組み立てた作戦を無視してしまい…。
自分勝手な行動で多格多を襲撃した結果、楚昭南は自分の事を一番理解してくれていた多格多を失い、“七剣”を手にした傅青主たちの事も敵対視してしまう…という切ない感じのクライマックスに仕上がっています。
セブンソード(中国ドラマ)キャスト・出演者
中国ドラマ『セブンソード』のキャスト・出演者をご紹介します。
傅青主(フー・チンジュ)役:ユー・チェンフイ(于承惠)
追悼、中国の名優ユー・チェンフイ(于承惠)氏が逝去されました。
日本では「少林寺」シリーズ、最近では武侠ものには欠かせないお方でした。個人的には主演映画「黄河大侠」が好きでした。謹んでご冥福をお祈りします。 pic.twitter.com/taLd5rCmQw— 中田圭 (@keinakata) July 6, 2015
謎めいた力が込められている“七剣”を持つ7人の剣士を束ねるリーダー。
明王朝時代には秘密組織の一員として王朝を支えていたのだが、清王朝にかわってからは打倒王朝の意識をどんどん高めている。
『連城訣』など、武侠小説が原作となっている連ドラに数多く出演し、『セブンソード』の撮影が終わった後の2015年7月に亡くなったユー・チェンフイさんが傅青主役を演じています。
楚昭南(チュウ・チャオナン)役:チウ・マンチェク(趙文卓)
#InZhejiang (via Zhejiang News) Wenzhuo Zhao, a Chinese Kungfu superstar as well as a well-known actor has just been appointed as the "Guardian Of Hangzhou West Lake World Heritage Site" and the "Growth Mentor Of Hangzhou West Lake Female Patrol Team". #赵文卓 #VincentZhao pic.twitter.com/UN4luqiLf0
— In Zhejiang (@InZhejiang) August 19, 2019
伝説の鍛冶屋・晦明大師の一番弟子。
自分勝手で極度の負けず嫌い、という厄介な性格の持ち主で、論理的じゃない行動ばかり取ってしまい、傅青主たちを困惑させる。
中国武術大会・剣術部門で2回優勝しているアクション俳優で、『格闘飛龍 方世玉』をはじめとするカンフー映画に多数出演しているチウ・マンチェクさんが楚昭南役にキャスティングされています。
楊雲驄(ヤン・ユンツォン)役:ワン・シュエービン(王學兵)
聽風者(邦題:サイレント・ウォー)に出てた王学兵めっちゃかっこいい
1940年代スーツ欲しい pic.twitter.com/Rd4L5FdmjG— ソーメンクラトゥーラ (@gasmask_white) June 6, 2015
晦明大師のニ番弟子。
楚昭南を凌ぐ“武”の持ち主だが、飛紅巾に想いを寄せるようになってから、悲劇的な出来事に巻き込まれる事に…。
2014年のベルリン国際映画祭で作品賞に該当する“金熊賞”を受賞した映画『薄氷の殺人』に出演していたワン・シュエービンさんが楊雲驄役にキャスティングされています。
多格多(ドゥオゴードゥオ)役:レイ・ロイ(呂良偉)
実写版三國無双の袁紹役・呂良偉の公式微博よりhttps://t.co/0tO3gqb1u2 pic.twitter.com/XYM9e57BbJ
— 🍫 okaki 🍫 (@okakihao) September 3, 2017
清王朝の豫親王。
楚昭南の良き理解者で、楚昭南を引き入れるため、様々な作戦に打って出る。
映画『項羽と劉邦 その愛と興亡』で項羽役に抜てきされるなど、ヒット作への出演が相次いでいるレイ・ロイさんが多格多役にキャスティングされています。
劉郁芳(リィウ・ユイファン)役:ワン・リークン(王麗坤)
#WangLikun for Stella McCartney #王丽坤 pic.twitter.com/uLaoSNlp4Q
— c-drama tweets (@dramapotatoe) October 15, 2019
清王朝に対抗する紅槍會リーダーの娘。
実直で純朴な性格の持ち主だったが、野心家の楚昭南に心を奪われてから、運命が一変してしまい…。
本作で女優デビューを果たしたワン・リークンさん。
2012年に本放送を迎えた『北京青年』でメンタル面に重い症状を患う難役を見事に演じ切り、評価を急上昇させています。
飛紅巾(フェイホンジン)役:エイダ・チョイ(蔡少芬)
烏喇那拉(ウラナラ)氏といえば、本日9月17日は蔡少芬(エイダ・チョイ)さんのお誕生日でございます。皇后娘娘万福金安! いつまでもお美しくあらせられませ。 pic.twitter.com/hPcGIMOqbE
— レッド (@wulan0905) September 17, 2017
反清王朝組織・砂漠の鷹のリーダー。
刀と鞭を巧みに使い分けるなど、武芸に秀でた人物で、野性味あふれる行動で組織を統率している。
『宮廷の諍い女』で皇后役に抜てきされていた人気女優で、17歳の頃には“ミス香港”にも選出されていたエイダ・チョイさんが飛紅巾役にキャスティングされています。
納蘭明慧(ナーラン・ミンホイ)役:リー・シャオラン(李小冉)
李小冉百变演绎温婉干练 知性气质获观众肯定
李小冉百变演绎温婉干练 知性气质获观众肯定 https://t.co/aTd7Xwbm6I pic.twitter.com/trY31swVKu— 亚洲美女集萃 (@meinvjicui) June 17, 2018
抜群のルックスを誇る清王朝きっての美女で、大将軍・納蘭秀吉の娘。
多格多から熱い想いを寄せられているものの、清王朝と敵対していた楊雲驄に気持ちが傾いていき…。
ドラマ『さよならバンクーバー』や映画『中国の植物学者の娘たち』など、日本でも人気の高い作品で印象的な演技を披露しているリー・シャオランさんが納蘭明慧役にキャスティングされています。
セブンソード(中国ドラマ)登場人物・相関図
中国ドラマ『セブンソード』の登場人物・キャスト相関図は公開されましたら、記載いたします。
セブンソード(中国ドラマ)ネット上の反応
中国ドラマ『セブンソード』に対するネット上の反応をまとめます。
#七剣下天山
視終わった!
この人に始まり、この人に終わった作品でしたv(^∀^*) pic.twitter.com/PeNpECGDAd— 忍豚 (@ninton) December 16, 2015
車田正美脳なので #七剣 #セブンソード の戦闘シーンが大好きでちょくちょく見返すけれど、ドラマ部分に、呼吸の荒い人が多すぎてそこだけ早送り(心の中で謝罪
— Hisaru (@dragon5198) May 23, 2017
趙文卓が出演している『セブンソード~七剣下天山~』全39話。ツイ・ハーク、監督・脚本。原作、梁羽生。2007年製作。3年前くらいに、夢中になって観た!武俠ものプラス人間ドラマ。虚しさだけが残るラストにも、心を打たれた。今度また、観てみよう! #セブンソード #七剣下天山 #趙文卓 pic.twitter.com/rfsbLWUDDw
— ruitaro (@ruinojyo55) July 25, 2018
金庸・古龍と並び称される武侠小説の代表作家 #梁羽生 (原作)に初接触。"抒情的"という触れ込みで余り興味が持ててなかったんですが、良かったです。「抒情的」というより「優しい」という印象。品が良いというか。
金庸と古龍のそれぞれに自意識が強い感じとはまた違う。#セブンソード #七剣下天山— アト@海外ドラマ垢 (@youka2019) April 9, 2019
迫力満点なアクションシーンはもちろん、時代劇ものならではの骨太な人間ドラマを展開するところもドラマ版『セブンソード』の注目点となっていますので、どうぞご期待ください!
セブンソード(中国ドラマ)主題歌・OP/EDは?
中国ドラマ『セブンソード』の主題歌・OP/ED・OST情報をご紹介します。
『跨越世界的河流』
セブンソード(中国ドラマ)再放送と無料動画見逃し配信サービス
中国ドラマ『セブンソード』の再放送・無料動画見逃し配信サービスをご紹介します。
【最新の再放送予定】
※2020年2月時点で再放送の予定なし
【セブンソードの無料動画見逃し配信サービス】
※2020年2月時点で情報なし
セブンソード(中国ドラマ)基本情報
※映画版のPVになります
セブンソード~七剣下天山~(全39回)
原作 :梁羽生(小説『七剣下天山』)
原題 :七劍下天山
英題 :Seven Swordsmen
監督/脚本:ツイ・ハーク(映画『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ 天地黎明』『ダブルチーム』)
時代劇ものから長編アニメーションまで、幅広いジャンルの作品でヒット作を生み出し、“香港のスピルバーグ”と呼ばれている香港映画界の巨匠ツイ・ハークさんが手掛けた『セブンソード』に乞うご期待!
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