賢い医師生活シーズン2第4話のあらすじネタバレと感想考察を、韓流ドラマにドハマりしている筆者が詳しく紹介します。
賢い医師生活シーズン2 第4話のあらすじネタバレ
夜中、イクスンが事故に遭ったと知るジュンワン。
知らせてくれたのは、イクスンと同じ家に住む男友達セギョンでした。
ジュンワンは、イクスンの検査が終わるまで連絡を待つことに。
しばらく経って電話が来ますが「大したことないよ、明日からまた旅行を再開する」と能天気なイクスン。
ジュンワンは「安静にしていなきゃダメだ」と強く止めるも「自分の身は自分で守るから大丈夫、それよりジュンワンさんは早く寝て」と言われ、電話を切ります。
朝から手術を1件終えたジュンワンは、その足ですぐにICUに向かいます。
ちょうどその時間は、患者と家族の面会時間でしたが、ひとりも訪問者がいない部屋が目に入ります。
部屋に近づくと、口に大きな呼吸装置を付けた女性患者、ギョンミがいました。
彼女と目が合い、ジュンワンは手を上げて挨拶します。
彼女は笑顔を返してくれましたが、誰も面会に来ないことがやはり気がかりでした。
そこに、ジェハクから電話が。
電話の内容を受け、今度はPICUに向かいます。
ルビンという小児患者を診たのち、心臓移植をしたミンチャンの両親にも会い、経過を伝えます。
そして束の間の昼食休憩。
ジュンワンはジェハクと食堂に向かいますが、イクスンのことが気にかかり、箸がすすみません。
一方、ミンチャンの母親は夫と2人でお弁当を食べます。
いつも一緒に食べていたウンジの母親が一人で食事をとっている姿が目に入り、気になります。
しかし、自分の子どもが先に心臓移植をしたため、かける言葉が見つからず、遠くから見ることしかできませんでした。
食後に病院の庭で、コーヒーを飲むジュンワンとジェハク。
ジェハクが自分の妻のインスタグラムを見せ、愛されていることを自慢します。
ジュンワンも、イクスンの投稿を見るためだけにアカウントは作ったものの、投稿はひとつもしていません。
それを見たジェハクは「もし投稿のやり方を知りたくなったら言ってくださいね、(ジュンワンの真似をしながら)ジェハク、時間はあるか?って」と茶化します。
自分の部屋に戻ったジュンワンは、インスタグラムを開きます。
イクスンの投稿を見て、男友達「セギョン」が頻繁に言及されていることに気づきます。
その後、手術に向かうジュンワンですが、ジェハクから緊急の電話が来ます。
「ウンジの状態が悪化した」という報告でした。
ジュンワンは、手術を終えるとすぐにウンジの元に向かいました。
状況説明を聞いたウンジの母親は「毎日が地獄です。もう諦めなければいけないのかと‥‥」と泣き崩れます。
ジュンワンは「お母さんはよく頑張っています。お母さんさえ諦めなければ、我々が先に諦めることはありません。」と励ますのでした。
一方、仕事が終わり、ソンファの部屋に向かうイクジュン。
部屋に入ると、ソンファとジョンウォンが同居を始めるかのような話をしています。
しかし詳細を聞くと、患者家族が泊まって休める施設として、ジョンウォンが新しく家を借りたのでした。
最終目標は、必要なものがなんでも揃う小児病院を建てること、と話すジョンウォン。
イクジュンはその目標に感動します。
そこへ、ICUの患者に異変があると電話が来たため、イクジュンはICUに向かいます。
患者の処置を終えたイクジュンはICUを出ようとしますが、疲れた表情のジュンワンに出くわします。
ごはんを食べたかどうかも覚えていないジュンワンが心配になり、食堂に連れていくことに。
そしてジュンワンの悩みを聞きだします。
ジュンワンは、ドナーが見つからないウンジの話や父親の誕生日を祝いそびれてしまった話をします。
もちろん、悩みの大半を占めていたイクスンの話はできません。
部屋に戻ったジュンワンは、イクスンと電話をします。
テストで1位をとったと嬉しそうに話すイクスンに対し、声のトーンを上げ、盛り上げるジュンワン。
その会話を、イクジュンは偶然聞いてしまいます。
そして、ジュンワンが無理に明るく振舞っている姿をみて心を痛めます。
部屋に戻ったイクジュンは、イクスンに電話をかけます。
イクスンは「ウジュは元気?お兄ちゃんの友達にも変わりはない?」と尋ねます。
そこでイクジュンは「ジュンワンは最近手術で多忙だしストレスが多いようだ、だけど彼女は自分の話ばかりで弱音も吐けずにいる」と話します。
それを聞き、表情が曇るイクスン。
イクジュンに不自然に思われないよう「お兄ちゃんごめん、勉強会に遅れそう!切るね!」と急いで電話を切ります。
その頃、ソンビンは、脳の手術を終えたICU患者をこまめにチェックしていました。
瞳孔に異変を感じたソンビンは、先輩医師に2回報告します。
しかし「まだ意識はあるんだろ?もう少し様子を見よう、頭は簡単に開けるものではない」と1回目も2回目も聞き流されてしまいます。
再び患者をチェックすると、ついに反応しなくなっていました。
急いで先輩医師に報告すると「俺が行くまで待ってろ」と言われます。
しかしソンビンは「待っている間に何かあったら責任をとれるんですか!?今すぐ教授にコールします!」と声を張り上げ、電話を切ります。
ソンビンのおかげで患者は一命を取り留めますが、病院中に「ソンビンが先輩医師に怒鳴った」と話が広まります。
ソンビンを部屋に呼び、話をするソンファ。
「患者をこまめにチェックして疑ったのはいいことよ、でもそれ以外はあなたが間違っていた」と言います。
ソンビンは、先輩に声を上げたことが間違いだと思い「声を荒げてしまったことは、先輩に謝ります」と返します。
しかし、ソンファは「ちがう、もっと闘うべきだったのよ」と。
続けて「もっと自分を信じて。あなたが迷ってためらっている間に患者は悪化するの。真剣に悩み、真剣に診たなら、真剣に闘わないと。」と、厳しくも愛のある言葉をかけます。
外来が終わったジュンワンに、イクスンから電話が来ます。
深刻そうな声で話すイクスンに対し「何かあったな?」と心配するジュンワン。
ためらいながらイクスンは「好きな人ができたの」と告げます。
一瞬頭がフリーズするも、「セギョンか?」と聞き返すジュンワン。
その質問にイクスンは泣きそうになり、ごめんねと言いながら電話を切ってしまいます。
夜になっても部屋でずっと考え込んでいたジュンワンに、一本の電話が。
ウンジのドナーが見つかったという報告でした。
すぐにウンジの母親のもとに向かい、心臓移植ができると伝えます。
その知らせを聞き、喜びのあまり母親は泣き崩れます。
そして手術に入るジュンワン。
待っている間、ウンジの母親は夫と共に病院内を歩いていました。
すると、ミンチャンの母親が、心配そうに手術室を覗いていることに気付きます。
互いに目が合った瞬間、2人の母親は涙を流します。
そして、ドナーが現われた喜びを分かち合うのでした。
無事に移植手術を終えたジュンワンは、イクジュンと病院の庭でコーヒーを飲みます。
「どこか悪いのか?げっそりしているぞ」とイクジュンが心配していると、少し離れた所からジュンワンの上司が現われます。
ジュンワンが挨拶しに席を立つと、一人残されたイクジュンに電話が。
イクスンからの電話でした。
「先週検査をしたんだけど、肝臓の数値が300以上になっていた、どうしよう」と泣きながら話すイクスン。
ジュンワンは真剣な顔で「深刻な状況なのは分かっているね?すぐに帰ってこい、お兄ちゃんが治してやる」と安心させます。
そしてイクスンは「誰にも言わないでね、特にジュンワンさんには絶対に」と返します。
ジュンワンの名前が出たため、思わず顔が固まるイクジュン。
ちょうど上司と話を終えて戻ってきたジュンワンを、じっと見つめます。
その頃、ICUの患者を見に来たジェハク。
面会時間になっても訪問者が誰もいなかったギョンミの部屋に、ある女性が入っていくのが見えました。
看護師に詳細を聞くと、ジュンワンが自分のインスタグラムを使い、ギョンミの話相手を募集したと知ります。
その発想に「本当にわからない人だ」と笑いながら、ジェハクは感動するのでした。
賢い医師生活シーズン2 第4話の感想考察
4話は、ジュンワンで始まりジュンワンで終わる、まさに「ジュンワン回」でしたね。
なので、考察もジュンワン関連のシーンを中心に行いたいと思います。
まず、ジュンワンがイクスンにフラれるシーンの考察です。
「好きな人ができた」と言うイクスンですが、これは嘘をついて距離をとったと考えられます。
イクジュンとの電話で、彼女の自分に弱音を吐けず、ジュンワンが苦しんでいることを知った上に、元々良くなかった肝臓に再び問題も生じたイクスン。
このまま側にいても、力になるどころか、余計に気苦労を増やしてしまう…。
そう考えたイクスンは、相手も別れに同意せざるを得ない理由として「好きな人ができた」と言い、距離をとったのでしょう。
また「好きな人ができた」という言葉に対し、ジュンワンは「セギョンか?」と聞きます。
その問いに、イクスンは動揺して泣きそうになります。
イクスンはきっと、好きな人=セギョンとすぐ思いつくほどに、ジュンワンを不安にさせていたと気づき、ショックと罪悪感が一気に押し寄せて泣きそうになったのではないでしょうか。
2つ目の考察対象は、小児患者ウンジの移植手術直前のシーンです。
手術前に両親と話をする中で、ジュンワンは「最善を尽くします」という言葉のあとに「ウンジを必ず救います」と続けます。
ここで、シーズン1のジュンワンを思い出してみましょう。
3話で、娘の結婚式前日に手術をすることになった父親の話を覚えているでしょうか。
手術前、不安な家族に対して淡々と説明したジュンワンに「もう少し安心させるような言葉をかけましょうよ」と言うジェハク。
その時ジュンワンは「感情は手術に役立つか?”簡単な手術だ“ ”必ず救う“なんて言葉を、絶対に患者に言うな」と厳しく注意していました。
そんなジュンワンが「最善を尽くします」という言葉でとどめずに「ウンジを必ず救います」とまで言ったのです。
ここから、ウンジを絶対に生かすというジュンワンの物凄い覚悟を感じました。
そして、熱い感情をもちながら手術を無事成功させるジュンワン。
情熱と冷静さのバランスがとれる医師、本当にかっこよかったです。
賢い医師生活シーズン2 第4話の注目キャストはイ・イクジュン
イ・イクジュン役|チョ・ジョンソク
勉強も遊びも両立できる天才、どこにいってもムードメーカーの肝胆膵外科助教授、イ・イクジュン。
なぜ注目キャストかというと、ジュンワンとイクスンの関係を動かすキーマンとなったからです。
そもそもイクジュンは二人の交際に気づいていたかどうかですが、私は薄々感づいていたのではないかと思います。
というのも、イクスンから「ジュンワンさんには言わないで」と言われたとき、びっくりした顔というよりは「やっぱりか…」と推測が確信に変わったような顔をしていませんか?
また、その前のイクスンとの電話でも、周囲の近況をたずねるイクスンに対し、ジュンワンの話だけ事細かにしますよね。
しかも、彼女が自分勝手だという話まで。
これは、イクスンに合わせて無理に明るく振舞うジュンワンに対し、兄としては自分の妹を大切にしてくれて感謝するが、友人としては心が痛いため、どうにかしてあげたいと思ったからではないでしょうか。
シーズン1の「五人組は五無」という話のなかで、イクジュンには「先入観が無い、例えば目上の人だろうとダメなことはダメと指摘してしまう」という話がありました。
一般的に、恋愛は恋人同士の問題なので、他人が首を突っ込まないほうがいいですよね。
しかし、イクジュンには、そういった先入観はきっとありません。
シンプルに、今の状況を放っておいても二人にとって良くないと判断したのでしょう。
そして、ジュンワンが無理をしているとイクスンに伝え「今のままではダメだよ」と遠回しに言いたかったのではないでしょうか。
また、バンド演奏のシーンでは「もう忘れましょう」という歌を歌います。
イクジュンは、ジュンワン以外の3人とは楽しそうにアイコンタクトをとりながら歌いますが、最後の「もう忘れましょう」と歌う部分では、ややジュンワンの方に顔を向けながらやさしく歌い切ります。
イクジュンは、イクスンの事情もジュンワンの事情も両方知っているからこそ、かける言葉が見つからない。
だから、ジュンワンに伝えたいことは、歌に込めたのではないでしょうか。
ドラマでは選曲者が誰か明らかになっていませんが、おそらくイクジュンが選曲したと思います。
真実はわかりませんが、天才イクジュンならここまで考えていてもおかしくはないでしょう…!
そんな思慮深いイクジュンからは目が離せないということで、注目キャストはイ・イクジュンです。
まとめ
第4話は、ジュンワンから目が離せない回でした。
イクスンにフラれてどん底に落ちた直後、担当患者のウンジに待望のドナーが現われるというジェットコースターのような展開。
そしてSNS初心者でありながら、見事に使いこなして患者を気遣う。
今までは見ることのできなかったジュンワンの魅力が、ギュッと詰まっていましたね。
さて!
次回の見所はやはり、イクスンの病気がどうなるのか、そして帰国してきたイクスンはジュンワンと遭遇するかどうか…という部分でしょう。
2人が幸せになれるような展開を期待したいですね!