亀田興毅選手(ボクシング)が引退を表明しました。
アメリカ・シカゴの現地時間10月16日に行われた、WBA世界スーパーフライ級タイトルマッチでチャンピオンの河野公平選手と対戦し、敗れた直後の発表でした。
「これ以上先はない」
この言葉を残し、リングを去る決意をした亀田興毅選手。
ここでは、亀田興毅選手が現役引退を発表した経緯や、これまでの戦績、父親の亀田史郎さん、弟の亀田大毅さんと和毅(ともき)さんの反応やコメント、海外の反応について調べてみました。
また、引退、即復帰ということもあるのかについても考えてみたいと思います。
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亀田興毅プロフィール
出身地:大阪府大阪市
生年月日:1986年11月17日
階級:スーパーフライ級
身長:165.9cm
リーチ:169cm
家族構成:父親(史郎)、弟(大毅、和毅)、妹(姫月)
えっ!と思った方も多いと思いますが、『亀田3兄弟』という言葉が先行していましたので、3人兄弟だけだと思っていたのですが、妹さんもいるのです。
亀田姫月さんは『ひめき』と呼ぶそうです。
1999年8月12日生まれの16歳で、AKB48に入ることを目標に、現在はファッションモデルやタレント業をしているそうです。
閑話休題。話を亀田興毅さんに戻します。
亀田興毅さんがボクシングを始めたのは、小学校5年生の頃だそうです。
テレビでもお馴染みとなりましたが、3兄弟そろって父親の特訓をうける映像は今でも鮮明に覚えています。
丸太を抱えて砂浜とか走ってましたね。
中学は大阪市立天下茶屋中学校に通っていましたが、その時はボクシングだけでなく、空手も習っていたそうです。
14歳の時に、2年前に引退はしたものの、元世界チャンピオンの井岡弘樹さんとエキシビションマッチを行ったというのですから驚きです。
亀田兄弟の話題性などもあって、実現したのでしょうね。
そして、ボクシングに専念するために、高校には行きませんでした。
その後は、15歳で全日本実業団選手権フライ級に優勝するなど、並外れた戦績を残します。
亀田興毅が現役引退!戦績は?
プロフィールでは、亀田興毅選手のアマチュア時代までご紹介しましたが、ここではプロ時代の戦績についてご紹介します。
プロへ転向したのは、亀田興毅選手が17歳の誕生日を向かえた2003年11月17日でした。
デビュー当初は、大阪西成区天下茶屋にある『グリーンツダジム』に所属していたが、1年半後の2005年4月11日に移籍の希望を出していた。
ところが、その移籍に対し、グリーンツダジム会長の津田博明氏が亀田興毅選手には話さずに、入札移籍(3000万円からスタート)の話を進め、これを知った亀田家が日本ボクシングコミッション(JBC)へ訴え、JBCが仲裁に入るという問題が起こった。
2005年4月28日に協栄ジムへ移籍した後は、翌2006年8月2日にミニマム級暫定王者のファン・ランダエタと戦い、王座についたが2度のダウンを奪われるなど、ランダエタ優勢との見方も多くあった。
それ以降、日本人初となる3階級制覇(WBA世界ライトフライ級、WBC世界フライ級、WBA世界バンタム級)を達成するものの、試合前の相手選手への挑発行動やテレビでの言動(父親・史郎氏の言動も問題となった)が真のボクシングファンから反感を買い、王者となってもブーイングは絶えず付きまとっていた。
亀田興毅選手の全戦績
アマチュア時代:16戦15勝1敗
プロ時代:35戦33勝(18KO)2敗
負けは、2010年3月27日のWBC世界フライ級王座統一戦でのポンサクレック・ウォンジョンカム戦と、先日行われたWBA世界スーパーフライ級タイトルマッチでの河野公平戦の2試合のみであった。
2009年ごろまでは、亀田戦のテレビ視聴率も40%台前半を記録するなど、数字を持っていたが、それ以降は10%~20%程度まで落ちていた。
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亀田興毅が現役引退!父親や弟・大毅&和毅と妹・姫月の反応は?
亀田興毅選手が引退を表明してまだ間もないので、父親や弟・大毅選手と和毅選手、妹の姫月さんのコメントや反応が得られていないので、世間の反応をご紹介します。
・まだ20代なのに引退は早すぎる!まだまだ4階級制覇狙えるのだから、頑張ってほしい!
・ランダエタ戦からもう10年・・・早いものだ。
・本来なら3階級王者という輝かしい成績を褒め称えられるべきだが、強い相手ではなく、勝てる相手を選びすぎたね。そうしてしまった事は非常に残念。
・デビュー当初からヒールのイメージが付いて、周りからのプレッシャーやブーイングも凄かったが、そのメンタリティーだけは評価に値する。
まだ出きるだろ!という声援とともに、辛らつな意見も多くでていました。
亀田興毅が現役引退を表明!即復帰もある?
亀田興毅選手は現時点で以下のようなコメントを残しています。
●「この試合が終わったらやめようと思っていたから、これ以上先はない。俺は30歳までに引退すると決めていたし、きれいさっぱりやめますよ。そりゃ勝って終わるのが一番きれいだけど、3階級制覇もしたし、すごく満足している。いいボクシング人生を歩めたと思う」
●「あくまでもボクシングは俺の人生の一つで、すべてではない。人生はこれ以上先もあるし、ほかにもいろいろとやりたいことある。だからボクシングにそこまで執着してないし。俺はほかのボクサーと違うから、きれいさっぱり辞めます。この試合に向け、盛り上がったし、よかったんじゃないですか? 激しい打ち合いになったり、見ている人が面白かったと思う。ただ、これだけの好ファイトなのに、レフェリーが水を差すような形になったのが残念」
●今後については「ボクサー亀田興毅ではなく、また違う亀田興毅として新たな世界で頑張って活躍していこうと思う」
●引退後はボクシングに携わるのか?という質問に対して、
「まだ、そこまで何も考えてないですよ」
ボクシングの世界では、一度引退してから再び復帰するというケースも多くありますので、
亀田興毅選手にしても可能性はゼロではありませんが、亀田興毅選手の場合は、以前所属ジムが問題を起こしたこともあり、日本で試合ができない状況にありますので、他の選手と違い、復帰は難しいのではないかと思われます。
そうなると、第二の人生は芸能界ということになるのでしょうか?
元ボクサーとしては、具志堅用高さんやガッツ石松さん、最近では薬師寺保栄さんや内藤大助さんなどがテレビ出演を果たしていますが、一時の出演で終わってしまう可能性の方が高いですね。
亀田興毅選手が今後どの様な道を歩んでいくのか、注目されるところです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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