2016年夏のスポーツの祭典リオデジャネイロオリンピックを目前にして、先日、女子バレーボール世界最終予選日本大会が開催されました。
この大会で激闘を繰り広げた4チームを含め、本選のリオオリンピックに出場する12カ国が決定!連日の熱戦を、会場やTVの前で応援した人も多いのではないでしょうか。日本代表をはじめ、世界ランク上位の強豪国が順当に出揃ったことで、本選は予選大会やW杯以上に激戦となることが予想されます。
開催国のブラジルは、今回のリオオリンピックがオリンピック4連覇の記録がかかる大会となり、世界ランク1位のアメリカは未だオリンピックでは無冠。アジア勢は、前回大会で日本に敗れた中国、メダルがかかった3位決定戦で日本に敗れた韓国も本選へと駒を進めました。
その他、強豪ヨーロッパ勢にアフリカ王者なども出場を決め、今回のリオオリンピックは前回大会以上にメダルへの道は険しくなりそうです。
ではここから、リオオリンピック女子バレーボールの出場国や試合日程、優勝予想まで詳しくお伝えしていきたいと思います。
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リオオリンピック女子バレーボールの出場国
リオオリンピック女子バレーボールの出場国は全部で12カ国です。予選リーグの2つのグループに分けてご紹介します。
ブラジル(開催国/世界ランク3位)
ロシア(ヨーロッパ1位/世界ランク4位)
日本(アジア1位/世界最終予選日本大会3位/世界ランク5位)
韓国(世界最終予選日本大会4位/世界ランク9位)
アルゼンチン(南米1位/世界ランク12位)
カメルーン(アフリカ1位/世界ランク21位)
アメリカ(中南米1位/世界ランク1位)
中国(2015年W杯優勝/世界ランク2位)
セルビア(2015年W杯2位/世界ランク6位)
イタリア(世界最終予選日本大会優勝/世界ランク8位)
オランダ(世界最終予選日本大会2位/世界ランク14位)
プエルトリコ(世界最終予選プエルトリコ大会優勝/世界ランク16位)
日本はA組に入りましたね。
このレベルになると、どちらに入っても厳しい戦いになります。
一戦一戦、応援していきましょう!
リオオリンピック女子バレーボール 日本代表は予選突破なるか!?
前回のロンドンオリンピックで、28年ぶりとなるメダルを獲得した日本女子バレー。今回のリオオリンピックでもメダルの獲得が期待され、注目を集めています。
では、女子バレーボール日本代表は予選リーグを突破できるのでしょうか。
今回の世界最終予選の試合内容から考えます。
眞鍋監督は、大会後のコメントで予選リーグは突破出来るだろう。とコメントしています。ですが、実際はどうでしょう?
最終予選では、課題が山積みのように感じました。
まず1つ目、セッター宮下選手のトスワーク。バリエーションの少なさが目に付きました。スパイカー陣との連携は調整不足といえるでしょう。とくにミドルブロッカーとの連携が少なかった為、サイド攻撃が苦しくなりました。
一方オランダ戦で先発した第2セッター、田代選手はリオオリンピックに向けしっかりアピール出来たように思います。トリッキーなトスワークと、ミドルからの攻撃も積極的に使っていました。
次にサーブの決定率です。本来、日本の武器であるサーブの成功率と決定率が予選では低迷しました。サーブの成功率はメンタルが占める部分が大きいですが、プレッシャーをリオオリンピックの舞台で力に変えられるかが重要なポイントです。
ちなみに今回の世界最終予選でのサーブ個人ランキングは、16位に木村選手です。
今回の世界最終予選では、ロンドンオリンピック銅メダルの立役者となったベテラン陣の意地が見えた試合でした。眞鍋監督は予選リーグは突破出来るだろうとコメントしていますが、世界ランクこそ日本より低いものの大陸のNo.1が出揃う予選は厳しなるだろうと予想されます。
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リオオリンピック女子バレーボールの優勝候補
優勝候補、まずは世界ランク1位のアメリカです。
意外にもオリンピック無冠のアメリカは、ロンドンオリンピック以降もともと定評のあった守備に加え、スピーディな攻撃にも磨きをかけ躍進しています。
ちなみに監督はカーチ・キライ氏。カーチ監督自身もオリンピックメダリストです。
次に中国です。
中国の武器はなんといっても高さでしょう。キャプテンの惠若琪(ケイ・ジャクキ)をはじめ、ミドルブロッカーの袁心玥(エン・シンゲツ)など長身の選手が揃います。バレーにとって一番の武器となる身長を持った選手が多くいます。
監督はバレー界では有名な郎平(ロウ・ヘイ)氏。アメリカチームの監督もしたことがある方です。
もちろん開催国ブラジルも優勝候補となるでしょう。母国開催にプラスして勝てばオリンピック4連覇という記録がかかります。前回大会では予選4位だったにも関わらず予選1位のロシアを破っての優勝ということで、今回も期待がかかります。
リオオリンピック女子バレーボールの試合日程(日本時間)
試合日程についてですが、現在のところ詳しい時間は決まっていません。
期間としては、8/6(土)〜8/21(金)まで。2週間かけて試合を行います。
- 予選リーグ:8/6(土)〜8/14(日) (8/6・8/8・8/10・8/12・8/14と中1日で5試合)
- 準々決勝:8/16(火)
- 準決勝:8/19(金)
- 決勝、3位決定戦:8/21(日)
公式発表がまだなので、詳しい開始の時間やTV放送の時間は発表後にお伝えしますが、試合日程は上記になります。
リオオリンピック女子バレーボールの決勝戦を大胆予想!
リオオリンピック女子バレーボールの試合の組み合わせですが、予選は先にお伝えしたA組とB組それぞれ総当たり戦で勝ち点制の戦いになります。
その後、準々決勝では各グループの1位と4位が戦い、2位と3位のチームは抽選により組み合わせが決まると思われます。
となると、決勝戦の予想はとても困難です。もしかすると、予選で同じグループだったチームと争う可能性があるということですね。
いろいろな可能性がありますが、ここでは大胆に決勝戦の予想をしたいと思います。いろいろな意見はあると思いますが、これは完璧に私の個人の予想です。
私の予想、決勝戦はアメリカvs中国!!予選リーグでも戦う2チームです。
優勝候補でご紹介した通り、それぞれに強みを持っているチームです。
中国は「高さ」、アメリカには「スピード」。バレーボールでは、高さこそ最強の武器と思われがちですが、私はそれを上回るスピードがあれば高さは補えるのではないかと思います。
アメリカのスピーディな攻撃に加え、組織的なブロックディフェンスを確立させたカーチ・キライ監督は、自身の経歴を含めまさにバレーボール界のレジェンドといえるでしょう。監督に就任してから、瞬く間に世界ランク1位にチームを作り上げたという、その腕は素晴らしいと思います。
オリンピックの舞台でこそ無冠となっているアメリカですが、実力は申し分ないように思います。実際に世界大会では中国に勝利していますしね。
今回のリオオリンピックでは、アメリカらしいバレーで初の金メダルに輝くのではないでしょうか!!
一方の中国もアジアNo. 1の実力がある事は間違いないとは思います。しかし、今回のリオオリンピックでは優勝は「アメリカ」と予想させていただきます。
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