ディストラクション・ベイビーズ(映画2016)がいよいよ5月21日(土)から公開となります。
ハリウッド映画のようなタイトルですが、原作あらすじとキャストが今から超話題になっている日本映画なのです。
それでは、ディストラクション・ベイビーズ(映画2016)のタイトルに秘められた意味や、主演の柳楽優弥さんと、若手ながら実力派俳優が揃った、その他キャストの方々をご紹介して行きたいと思います。
まずは、ディストラクション・ベイビーズ(映画2016)のあらすじ原作が気になるところですね。
いったい、どんな物語なのでしょうか…。
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ディストラクション・ベイビーズ(映画2016)の原作は?
ディストラクション・ベイビーズ(映画2016)のタイトル『ディストラクション』て、あまり聞きなれない言葉ですが、いったいどんな意味なのでしょうか。
それは、Distraction(気晴らし、動揺)とDestruction(破壊)という同じ発音の単語を合体させた、2つの意味をもつタイトルだそうです。
気晴らしに破壊するっ?て、なんだかとっても暴力的で危険な匂いがしますね…。
この映画は、ディストラクション・ベイビーズ(映画2016)というタイトル通り、不安定で虚無的な若者の心を、暴力と欲望と狂気によって描いた作品といえるでしょう。
ディストラクション・ベイビーズ(映画2016)の監督を務めるのは、真利子哲也監督です。
真利子哲也監督は、2009年3月に東京芸術大学大学院の卒業時の修了制作として作った、映画『イエローキッド』を発表していますが、200万円というわずかな製作費と、10日間という短い撮影期間にもかかわらず、全国の独立系映画館で順次公開されて大変に話題になりました。
真利子哲也監督は、映画『イエローキッド』のテーマとして、見方によって現実は変わり、現実と妄想、自分と他人が入り交じったような多様な見方を表現したかったのだという事です。
確かにそうですよね、自分の目から見える物がすべて真実とは限らないし、ひとつの物事に対しても、他人の思う印象が自分の思う印象と全く違っていたりして、そのギャップに愕然としたという経験が、1度くらいはあるのではないでしょうか。
2011年には短編映画の『NINIFUNI』を公開し、ももいろクローバー出演で話題となり、第64回ロカルノ国際映画祭や第41回ロッテルダム国際映画祭、そして第13回チョンジュ国際映画祭などで特別上映され、こちらの映画も大変に話題になりました。
しかしあくまでも、まだメジャーデビュー作品ではなかったのです。
今回の作品、ディストラクション・ベイビーズ(映画2016)でも、映画『桐島、部活やめるってよ』で知られる喜安浩平さんと共同で監督自ら原作脚本を書いています。
鋭才、真利子哲也監督はディストラクション・ベイビーズ(映画2016)を、愛媛に通つめて脚本を書きなぐった集大成であり、はじめての商業映画としての渾身の一発だと、ツイッターでも発言しているほど勝負をかけているようですね。
では、物語のあらすじをご紹介しましょう。
ディストラクション・ベイビーズ(映画2016)のあらすじ
大注目の、ディストラクション・ベイビーズ(映画2016)のあらすじとは…。
舞台は愛媛、松山の海沿いに、主人公の芦原泰良と弟の将太という兄弟が2人で暮らしています。
凶暴で喧嘩に明け暮れていた兄の泰良は、ある日、弟の将太を1人残して松山の繁華街に赴きます。
そこでも、だれかれ構わず喧嘩を吹っかけ、暴力沙汰を繰り返す兄の泰良。
そんな泰良に興味を抱き、近づいてきた北原裕也は「おもしろいことをしようや」ともちかけ、通行人に無差別に暴行を加え、車を強奪し欲望のままに突っ走るのです。
そこに、たまたま乗り合わせていた少女那奈とともに、さらに3人で市外へと向かってゆくことになります。
その頃、弟の将太は、自分をおいて姿を消した兄を捜しに松山へとやって来るのですが…。
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ディストラクション・ベイビーズ(映画2016)のキャストは?
気になるキャストは、柳楽優弥さん・菅田将暉さん・小松菜奈さん・村上虹郎さんと豪華な若手俳優の方々です。
今回主演に抜擢された、芦原泰良役の柳楽優弥さんは、NHK朝ドラ『まれ』でも大輔役として出演していますね。
ヒロインのまれを一途に愛して、陰ながら応援して支えるという役どころを演じています。
まれをじっと見つめる瞳や、優しげな声で包み込んでしまう柳楽優弥さんのフェロモンは、すでに成熟している男性の魅力を感じさせますね。
その引き込まれるような演技力も、映画『誰も知らない』で14歳の子役キャストとして大注目され、カンヌ国際映画祭では最優秀男優賞を受賞している俳優だけのことはあり、天性の才能を感じさせます。
プライベートでも、2010年にモデルの豊田エリーさんと結婚をされて、さらに第1子誕生で、まさに公私ともに充実した生活を送っているようです。
ディストラクション・ベイビーズ(映画2016)のキャストとして、泰良に興味をもち近づく若者の、北原裕也役には菅田将暉さん、青年2人の危険な行為に、図らずも巻き込まれて行く少女の那奈役には、小松奈菜さん、そして兄を捜して、松山の中心街まで赴く弟の将太役には、村上虹郎さんなどが配役されています。
菅田将暉さんは、ジュノン・スーパーボーイ・コンテストでファイナリスト12人に選出されたのがきっかけでトップコート事務所に所属し、第37回日本アカデミー賞では映画『共食い』で新人俳優賞を受賞している実力派です。
村上虹郎さんの父親は、有名ファションモデルや俳優として活躍されている、村上淳さんというサラブレッドの血筋で、出生も才能の一部ということですね。
アンニュイな雰囲気の美少女、小松奈菜さんは様々なCMに起用されていて、ハーフの様な顔立ちですが、父親が佐賀県、母親が沖縄県出身の純日本人だそうです。
2014年に公開された映画『渇き。』で、本格的な女優デビューを果たしています。
若手とはいえ、皆さんそれぞれ、素晴らしい実力派俳優の方々ですね。
ディストラクション・ベイビーズ(映画2016)で、泰良役の柳楽優弥さんは、なんと最初から最後までをセリフ5つほどで演技しているそうです。
セリフの少ない分だけ、目や仕草で演技することを要求される難しい役ですが、はたしてどんな風に演じきるのか、とても興味深いですよね。
きっと圧倒的な迫力で、青春の危うさをスクリーンで魅せつけてくれるでしょう。
大注目の、ディストラクション・ベイビーズ(映画2016)の公開日が待ち遠しいですね!
最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。
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