ピンクとグレー(映画)の公開が発表されました。
2012年に出版された、ジャニーズ事務所所属の加藤シゲアキ(News)さんの話題の処女小説『ピンクとグレー』(角川文庫)がHey! Say! JUMPの中島裕翔さん主演、菅田将暉さん共演で映画化されることになりました。
話題作の映画化と言う事で、来年早々の公開が待たれます。
また、この映画は第20回釜山国際映画祭 『A WINDOW ON ASIAN CINEMA 部門』に正式出品が決まりました!
ここでは、映画の内容や原作の感想、ネタバレ、映画の主題歌について、そして、主演の中島裕翔さん、共演の菅田将暉さん、他、出演キャストについて調べてみました。
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ピンクとグレー(映画)基本情報
公開日 :2016年 1月9日(土)
上映時間 :未発表
監督 :行定勲
脚本 :蓮菜竜太・行定勲
原作 :加藤シゲアキ(角川文庫)
音楽 :半野善弘
主題歌 :ASIAN KUNG-FU GENERATION
制作プロダクション:角川大映スタジオ
配給会社 :アスミック・エース
原作はジャニーズ初の小説家、Newsの加藤シゲアキさんの処女小説、映画と同名の『ピンクとグレー』。
現役のアイドルが書いた、芸能界を舞台にした小説は、発表当時、話題を呼び、加藤シゲアキさんは小説家としてもその才能に高い評価を得ました。
そして『世界の中心で愛を叫ぶ』、『GO』、『北の零年』などの行定勲(ゆきさだ いさお)さんが映画を監督し、脚本は舞台版の『世界の中心で愛を叫ぶ』や『東京タワー~オカンとボクと、時々、オトン~』などを手がけた、蓬莱竜太さんで、岸田戯曲賞も受賞しています。
蓮菜竜太さんは、行定勲監督とともに原作には無いエピソードを加えて、ダイナミックに映画脚本を書き下ろしたそうです。
主題歌は『リライト』(鋼の錬金術師)のASIAN KANGU-FU GENERATIONが、この映画のイメージに合わせて、オリジナルで新曲を書き下ろしました。
色々話題がいっぱい、そして、楽しみがいっぱいの映画ですね。
また、ミステリー映画なのか、『スタンドバイミー』の様な青春映画になったのか、映像化された『ピンクとグレー』に期待が高まります。
ピンクとグレー(映画)あらすじとネタバレ感想
映画『ピンクとグレー』のあらすじとネタバレ、感想などをご紹介します。
加藤シゲアキさんがアイドルのストーカーなどを描いた今敏監督のアニメ『パーフェクトブルー』からインスパイアされてこの小説を書いた、と語っています。
現役のアイドルが芸能界を描いた小説、と言う事で発表当時は実体験を含んでいるのでは?と話題になったそうですが、完全なノンフィクションであると加藤シゲアキさんは語っています。
しかし、小説で主人公二人が青春時代を過ごした渋谷は加藤さん自身が学生時代を過ごした思い出深い場所だそうです。
さて、映画のあらすじです。
小学生の時、大阪から横浜の団地に家族とともに移り住んだ河田大貴(菅田将暉さん)は同じ団地に住む白木蓮吾(中島裕翔さん)と出会い、二人は仲の良い、大の親友になり、中学・高校と、ともに青春時代を過ごします。
高校二年のある日、二人は駅で、雑誌編集者の赤城と言う人物にスカウトされ、読者モデルとして、芸能活動を始めます。
芸能事務所に在籍し、一緒に生活も始めた二人は、エキストラながら、ドラマにも出演するようになります。
そんな出演作品の中で、主演俳優とのからみで、アドリブで言った台詞が採用され、それをきっかけにスターになっていく蓮吾。
一方、大貴は小さな役をこなしながら、大学に通い、バイトもしていました。
時折来る蓮吾との共演の仕事も受けずにいました。
スターになって、大貴は一緒に住んでいるとは言え、時間の無くなった蓮吾と会えない日々が続き、ついに一緒に所属していた芸能事務所を蓮吾が黙って移籍し、更に一緒に住んでいた部屋から蓮吾が引っ越したのをきっかけに、仲たがいし、ついに二人は別々の道を歩き始めます。
二十代半ばになっても、芸能界で十代の頃と変わらない、小さな仕事を続ける大貴は、いつからか、テレビで蓮吾の姿を見ることさえ避けていましたが、そんな二人は高校のクラス会で、再会します。
蓮吾の方から大貴を誘い、二人でお酒を飲み交わし、昔に戻ったような気がしていた大貴でしたが、翌日も蓮吾から「また会おう」と誘われ、言われた通り、大貴が蓮吾の部屋を訪ねると、そこには六通の遺書を残して、自ら命を絶ったと思われる蓮吾を見つけます。
あまりの事に慄き、驚く大貴でしたが、蓮吾が自分に宛てた遺書を読み、大貴の遺志を汲み取り、スター・白木蓮吾としてふさわしい、最期の演出をします。
大貴の遺体の最初の発見者でありながら、大貴の遺体や部屋にスターの最期にふさわしい演出をしたために、一時期、蓮吾は大貴殺害や、大貴が自ら命を絶つ手伝いをした疑いをかけられます。
その後、大貴が残した遺書の存在が明らかになり、内容が世間に知られるようになると、大貴の親友として、スター・白木蓮吾に関する取材が蓮吾にたくさん舞い込むようになりますが、蓮吾がその取材を受ける事はありませんでした。
しかし、蓮吾と大貴をスカウトした、赤城の仕事だけは受け入れます。
蓮吾は大貴のノンフィクションを書き、大貴が亡くなった一年後、そのノンフィクションを映画化しないか、と誘われます。
蓮吾は映画が真実に沿っていること、ノンフィクションに書かれれた出来事の順に沿って撮影することを条件に、映画化を承諾し、その映画の脚本と主役・白木蓮吾役を蓮吾がやる事になります。
撮影が進むにつれ、大貴は、親友・蓮吾と会わなかった五年間に蓮吾に何があったのか、そして、誰が、または何が、蓮吾を死へと導いたのか、の真相を知っていくことになるのです。
ミステリーの様な、青春映画の様な、芸能界の光と影を描いたような作品ですね。
ピンクとグレーは光と影、または『大貴と蓮吾』をあらわしているのでしょうか?
それとも、栄光と挫折をあらわしているのでしょうか?
原作者の加藤シゲアキさんはどのような意味を込めて、このようなタイトルをつけたのでしょうか?
映画を見て、確かめたいですね。
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ピンクとグレー(映画)のキャスト・登場人物
それでは、『ピンクとグレー』のキャストと登場人物を紹介いたします。
白木蓮吾(しらき れんご)役:中島裕翔(Hey! Say! JUMP)
人気絶頂中に突然死んでしまう、白木蓮吾役にHey! Say! JUMPのメンバーの中島裕翔さん。
2013年に大ヒットしたドラマ『半沢直樹』で新人サラリーマンを演じ、その後2014年に『水球ヤンキース』(フジテレビ)で主役を演じました。
そして、今回、『ピンクとグレー』で初の映画主演を果たしました。
河田大貴(かわだ だいき)役:菅田将暉
蓮吾の死に直面する親友の河田大貴役は菅田将暉さん。
2009年に約2000人の候補者の中から、平成仮面ライダーシリーズ第11作『仮面ライダーW』で
仮面ライダーシリーズ最年少でフィリップ/仮面ライダーW(声)役で連続テレビドラマ初出演・初主演を果たします。
同年12月に公開された『仮面ライダー×仮面ライダーW &ディケイド MOVIE 大戦 2010』で映画初主演しました。
サリー役:夏帆
二人の幼馴染。
話題の映画『海街diary』で四姉妹の三女を演じた夏帆さん。
『ピンクとグレー』では中島裕翔さんとの激しいベッドシーンがあると言う事で、ファンの悲鳴が聞こえてきそうですね。
その他の出演者は柳楽優弥さん、岸井ゆきのさん、宮崎美子さんらの名前が上がっていますが、上記三人以外の詳しい配役は、まだ発表されていませんので、発表されましたら、記載いたします。
最初の発表では白木蓮吾役には菅田将暉さんが、そして河田大貴役に中島裕翔さんが配役されたようですが、その後、入れ替わったようです。
なるほど、この方がしっくり来るような気がします。
まだ、分かっていない柳楽優弥さんや岸井ゆきのさんはどの人物を演じるのか、楽しみです。
ピンクとグレー(映画)相関図
『ピンクとグレー』は漫画化もされているのですが、漫画版の相関図をご紹介します。
ピンクとグレー(映画)みんなの感想
映画『ピンクとグレー』のネットで集めたみんなの感想を紹介します。
・映画公開まで、もう一度、原作読み直しだ、ああっ、映画が待ちきれない!
・ピングレ、予告見た。。。胸がキューーンとした。
・ピンクとグレーをお先に見てきました。
す、すごい、良かった。そして、ええっ!!となりました
・中島裕翔のファンには衝撃の内容、しっかり準備して見に行ってね!
ピンクとグレーは『ピングレ』と呼ばれているんですね、そして何だか衝撃の内容とか、驚きの感想が、多いような気がします。
すでに見た方の感想を読むと、更に公開を待ち遠しく思う気持ちに拍車をかけるようです。
そして、公開前に原作本も読みたくなりますね。
ピンクとグレー(映画)出演キャストのコメント
ここでは映画『ピンクとグレー』の出演キャストのコメントを紹介していきたいと思います。
白木蓮吾役 中島裕翔
映画に初出演・初主演させていただくと言う事で、驚きすぎて、まるで夢の中にいるようです。
行定監督の映画は大好きなのですが、まさか自分が監督の映画に出演させていただけるとは、思ってもいませんでした。
共演させていただく皆さんはすごく上手な、経験も豊富な役者さんばかりなので、皆さんにつり合う様、精一杯自分の力を出し切って、そして共演させていただくことを楽しみながら、今まで誰も見なかった中島裕翔を見せていけたら、と思います。
河田大貴役 菅田将暉
すごく面白くて、ハチャメチャな脚本と、一度、絶対、参加させて頂きたかった行定組の映画です。
緊張と興奮で汗だくになりながら、本読みをして、これは絶対面白くなる、と実感しています。大貴の生き様を演じたいと思います。
サリー役 夏帆
この映画のお話を頂いてから、早く撮影が始まらないかと、待ち遠しい思いでいっぱいです。
芸能界に入ってから、必ず演出していただきたいと思っていた行定作品に出演できる期待感でいっぱいです。
監督の演出でどれだけ、自分さえも知らなかった自分を出し切れるのか、楽しみであり、大きな挑戦です
役柄未発表 岸井ゆきの
思いもよらないストーリ展開の『ピンクとグレー』に出演できて光栄です。
すごく面白い作品になると思いますので、公開を楽しみにしていてください。
役柄未発表 柳楽優弥
現役アイドルの加藤シゲアキさんが、芸能界を描いた原作に完璧に魅了されました。
今回、この尊敬する行定監督の『ピンクとグレー』で自分が演じる役に真摯に挑みたいと思います。
監督 行定 勲
スターに上り詰めた、白木蓮吾役を中島裕翔君にして、本当に良かった。
実生活ですでにスターだから、映画の中でスターを演じるのにも戸惑いも無い、自然でした。
映画の中でプロモーションビデオを撮るんだけど、一発で決めて、それが、何の違和感も無い、アイドルってこういう人の事を言うんだな、と思いましたね。
日本映画界の期待の星の菅田将暉さんとも、堂々と渡り合っていたし、お互いを認め合っていましたね。映画祭で行った、釜山でも知らない人に男同士のカップルかと勘違いされるほどでした。
それが映画によく、影響していると思います。
ジャニーズの現役アイドルである加藤シゲアキさんが、芸能界を舞台にした小説を書き上げたというだけで注目されましたが、その作品がジャニーズの中島裕翔(Hey! Say! JUMP )さん主演で映画化されるというのですから、これはジャニーズファンならずとも見てみたくなりますね。
2016年1月9日、新年早々に公開となる映画『ピンクとグレー』。
映画公開が待ち遠しいです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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