デルポトロ(テニス)選手は、強力なフォアハンドを武器にしているアルゼンチン出身のテニスプレーヤー。
リオオリンピック・男子テニスで世界ランキング1位のノバク・ジョコビッチ選手を倒すなど大活躍!銀メダルを獲得しました。
今後、日本のエース・錦織圭選手の強力なライバルとなりそうなデルポトロ選手とはいったいどんなプレーヤーなのでしょう?
ここでは、デルポトロ選手の世界ランキングや錦織圭選手との対戦成績などをご紹介しながら、デルポトロ選手の事を深く掘り下げていきます!
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デルポトロのプロフィール
デルポトロ選手のプロフィールをWiki風にまとめました。
本名 :ファン・マルティン・デル・ポトロ
国籍 :アルゼンチン
出身地 :ブエノスアイレス州タンディル
生年月日:1988年9月23日
身長 :198cm
体重 :97kg
利き手 :右
7歳からテニス人生をスタートさせたデルポトロ選手。
2006年の全仏オープンで4大大会デビューを果たすと、2008年7月のメルセデス・カップ(ドイツ)でATPワールドツアー初優勝を飾っています。
デルポトロ選手の魅力は、体の大きさ!
身長198cm、体重97kg、というプロフィールを見れば、バスケットボールやバレーボールの選手と言われても驚かないくらい、大きな体格の持ち主です。
ファン・マルティン・ デルポトロの世界ランキング
ファン・マルティン・ デルポトロ選手の世界ランキング最高位は、2010年1月時の4位です。
年間の世界ランキング最高位は、2009年と2013年にマークした5位。
他にも、2012年・7位、2008年・9位、と計4度年間の世界ランキングでトップ10入りを果たしています。
しかし、2015年の世界ランキングは585位に終わるなど、大きくランキングを落としてしまいました。
最新の世界ランキング(2016年8月29日発表)は142位です。
年間の世界ランキングでトップ10入りを4度しているプレーヤーですけど、ランキングの浮き沈みが激しいところがデルポトロ選手の特徴でもあります。
今後は、浮き沈みの激しさを解消して、安定した成績を残す事が求められますね。
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デルポトロがリオオリンピックで復活!
2009年に4大大会の1つである全米オープンを優勝したほか、2012年のロンドンオリンピックでも銅メダルを獲得するなど、第一線で活躍した実績を持つデルポトロ選手。
でも、前のコーナーでご紹介した通り、世界ランキングの浮き沈みが激しい、という弱点があります。
実績十分なデルポトロ選手がなぜ世界ランキングを大きく落としてしまったのか、というと、2010年に右手首、2014年と2015年に左手首の手術をしなければいけないほど、大きなケガを負ってしまったからです。
2010年代に入ってからは、手首のケガ→手術→リハビリ、という流れの繰り返しになっていたのですが、2016年のリオオリンピックの1回戦で、世界ランキング1位のノバク・ジョコビッチ選手をストレートで下した事で勢いを取り戻します。
1回戦から絶対王者のノバク・ジョコビッチ選手と対戦する、という厳しい状況を乗り越えたデルポトロ選手は、決勝でアンディ・マレー選手に敗れたものの、見事銀メダルを獲得!
度重なるケガを克服して、ロンドンオリンピックに続く2大会連続のメダル獲得となったデルポトロ選手。
リオオリンピックでの目覚ましい活躍で、世界のテニスファンに完全復活をアピールしました!
ファン・マルティン・ デルポトロと錦織圭の対戦成績
ファン・マルティン・ デルポトロ選手と日本のエース・錦織圭選手との力関係はどうなっているのでしょう?
【錦織圭選手側から見た過去の対戦成績】
2008年9月 全米オープン 4回戦
0-3 (3-6)(4-6)(3-6) 負け
2009年2月 SAPオープン 準々決勝
0-2 (2-6)(2-6) 負け
2012年6月 ウインブルドン 3回戦
0-3 (3-6)(6-7)(1-6) 負け
2012年8月 ロンドンオリンピック 準々決勝
0-2 (4-6)(6-7) 負け
錦織圭選手の0勝4敗、という対戦成績になっています。
錦織圭選手が1セットも取れていませんから、よほど相性が悪いのでしょうね。
でも、錦織圭選手は2012年のロンドンオリンピック以降にメキメキと実力をつけていっていますから、今度対戦する機会があったら、互角の戦いを見せてくれると思います。
デルポトロの武器は強力なフォアハンド
リオオリンピックの銀メダリスト・デルポトロ選手の武器は強力なフォアハンド!
どのくらいデルポトロ選手のフォアハンドが強力なのかを動画でご覧いただきましょう。
動画の0:15あたりにフォアハンドで相手コートにボールを打ち込むシーンが登場します。
相手に横に振られながらも、速くて低い打球を打ち込んでいますよね。
デルポトロ選手のフォアハンドの時速は160キロ!
他のプレーヤーよりも大柄なデルポトロ選手だからこそ出せるスピードなのかもしれませんが、相手選手にとって脅威である事は間違いないですよね。
フォアハンドが大きな武器ではありますが、バックハンドのショットが安定している事もデルポトロ選手の強みです。
バックハンドのショットで流れを作っていって、フォアハンドで勝負を決める!というプレーがたくさん見られるようになるとデルポトロ選手のペースで試合が進んでいきます。
デルポトロのリオオリンピック以降の成績
デルポトロ選手のリオオリンピックでの成績と、リオオリンピック以降の成績を掲載します。
【リオオリンピック】2016年8月
1回戦 vsノバク・ジョコビッチ(セルビア)
2-0(7-6)(7-6) 勝利
2回戦 vsジョアン・ソウザ(ポルトガル)
2-1(6-3)(1-6)(6-3) 勝利
3回戦 vsダニエル太郎(日本)
2-1(6-7)(6-1)(6-2) 勝利
準々決勝 vsロベルト・バウティスタ・アグート(スペイン)
2-0(7-5)(7-6) 勝利
準決勝 vsラファエル・ナダル(スペイン)
2-1(5-7)(6-4)(7-6) 勝利
決勝 vsアンディ・マレー(イギリス)
1-3(5-7)(6-4)(2-6)(5-7) 負け
【全米オープン】2016年8月29日~9月11日
1回戦 vsディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)
3-0(6-4)(6-4)(7-6) 勝利
2回戦 vsスティーブ・ジョンソン(アメリカ)
3-0(7-6)(6-3)(6-3) 勝利
3回戦 vsダビド・フェレール(スペイン)
3-0(7-6)(6-2)(6-3) 勝利
4回戦 vsドミニク・ティエム(オーストリア)
相手選手途中棄権で勝利
準々決勝 vsスタン・ワウリンカ(スイス)
1-3(6-7)(6-4)(3-6)(2-6) 負け
2016年の全米オープンではベスト8で敗退してしまいましたが、リオオリンピック・銀メダリストの実力をいかんなく発揮しました。
ケガの影響を感じさせない試合を見せていましたし、これからも4大大会で上位争いをしてくれるのではないでしょうか。
リオオリンピックでノバク・ジョコビッチ選手を破る、という下剋上を達成し、銀メダルを獲得したデルポトロ選手。
2009年の全米オープン以来となる4大大会優勝も視野に入っていますし、2020年の東京オリンピックでメダル争いを繰り広げる可能性も十分にあります。
錦織圭選手のライバルとしても注目を集めそうなデルポトロ選手の今後の活躍にどうぞご期待ください。
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