今回は「地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子 第10話(最終話)」のあらすじと、実際に観た感想をお届けします。
前回の第9話では、校閲の仕事について改めて考えるきっかけになった回でしたね。そして、ついに悦子と幸人が両思いになりましたね!森尾も幸人に思いを寄せていたのですが、森尾は悦子の恋を応援するという決断をしました。男前!
さて、今回の第10話(最終話)ですが、悦子がLassy編集部に企画を出すよう依頼されます。悦子の長年の夢はかなうのか?目が離せない第10話、じっくりあらすじを追っていきたいと思います。
余談ですが、こんな真冬に我が家のストーブが壊れた模様・・・寒い・・・おでん屋大将であったまりたいです(涙
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地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子 第10話(最終話)のあらすじ(ネタバレ)
■あらすじ
Lassyの編集長(吉本美代子)に呼び出された悦子(石原さとみ)。
春の特大号の企画出さない?と言われ悦子は快諾します。
12月5日にプレゼンすることになった悦子はプレゼンの前日までに企画書を編集長にメールするよう言われます。「先輩なら大丈夫!自信もって!」と励ます森尾(本田翼)。
「ついに・・・ついに・・・長年の夢がかなう時がキタ――(゚∀゚)――!!」と燃える悦子でしたが、貝塚(青木崇高)につかまり思わぬ話を聞くことに。
「本郷先生(鹿賀丈史)が盗作で訴えられたんだ。是永連れてすぐ来てくれ!」
本郷を訴えたのは直木龍之介という自称小説家で、webで小説を掲載しているという以外情報はない。直木は当該本の回収と出版停止、景凡社HPトップページにて謝罪文を掲載するよう要請があり、「12月5日までに応じない場合は週刊往来にリークする」と。
こっちも12月5日!
茸原、貝塚、悦子、幸人は時系列を見直します。直木のHPに小説がUPされたのが11月9日。本郷の小説発売日は11月30日。しかし校閲部で初校を校閲したのが10月5日・・・本郷が盗作したとは考えにくいが。
なお貝塚によると本郷には連絡がつかないらしい。大丈夫かな?本郷先生。
「実はこの作品を執筆中から先生の様子がいつもと違ったんですよね。」と話す貝塚。現時点では本郷が盗作したという可能性を否定できないと。
協力を依頼する貝塚。快諾する茸原。
帰り道「本郷先生が盗作するわけないじゃんね」という悦子に対し、幸人は「疑ってはいないよ」と言いつつも思い当たる節があった様子。「誰だかわからないけどよくおやじに電話がかかってくるんだ。何か俺に隠しごとしてたのは確かなんだよね。とにかく一刻も早く親父を見つけて、12月5日までに盗作疑惑を晴らさなきゃ。」12月5日・・・そう、Lassyのプレゼンの日と丸かぶりです!あらやだ、どうしよう!
上層部から「盗作が事実だったらまずい、事実じゃなくても表に出たら社のイメージが悪くなる」と言われた貝塚と茸原。
初校、再校、念校をした悦子、米岡、藤岩はゲラを見直すことに。
盗作した証拠ではなく、盗作をしていないという証拠を探すという茸原の考えです。
くれぐれも社内の人間にも内密に・・・と言われ一同身の引き締まる思いです。
悦子は本郷の文章の癖を指摘します。しかしWeb小説でも同じように書かれています・・・うーん。
米岡は独特な構造の家がweb小説でも同じというのはおかしいと指摘します。
プロットの段階で模型を作って一緒に考えたので、こんな構造の家が偶然同じなんておかしいと言います。
藤岩は冷静に分析します。社内の人間しか見られないゲラがいつ見られたのかと。
一同が頭を抱えていると、森尾が校閲部に現れます。
森尾は企画のヒントになるのではとエソンヌの展示会のお誘いに来ました。
優しい後輩だな♡しかし本郷の件があるので森尾に仕事が忙しいと話し展示会には行けないと断る悦子。残念そうです。
モデルとしてLassyの撮影に来た幸人。森尾にクマがすごいと突っ込まれます。
撮影なの忘れて夜更かししてしまったという幸人。今書いている作品に燃えている様子です。作品について熱く森尾に語る幸人に「やっと書きたいもの見つかったんだね!撮影減らす?」と気遣う森尾。幸人は森尾に悪いからいいと言いますが、森尾は心配です。
校閲部では藤岩が何かに気づいたようです。「やはり盗作したのは直江龍之介」だと。作中に出てくる”おぱっぽ祭り”。おぱっぽは青森の方言で男性の性器という意味だそうで、現地に行って確認したので間違いではないと言います。変わったなー藤岩さん、ほんと素敵だよ!さすがに清純なヒロインがみこしを担いで「おぱっぽー!おぱっぽー!」と叫ぶのは今回の作風に合わないので御茶柱祭りに変更したとのこと。
ちなみに祭り名については念校で指摘したようで、念校で指摘したところは直木の小説に反映されていない。初校か再校の時点でゲラを盗んだのではないかと。
この部屋もしくは編集部に入りゲラを盗んだのではないかという藤岩。
そこで防犯カメラを見る校閲部一同。
そこには怪しい動きをする悦子が・・・気まずい表情を浮かべる悦子ですが・・・
なんとオフィスをデコっていただけでしたwデコアイテムはまさかのタコの置物w
悦子とタコ結局仲良しかwww
自宅に帰る悦子。おでん屋大将には貝塚が・・・幸人と待ち合わせらしいです。
自宅には森尾から荷物が届いていました。企画書のためにいろいろ送ってくれたようです。そこで悦子は貝塚にLassyの企画を任されたと話します。
ゲラは本郷の手に渡った時に盗まれたのではないかと話す貝塚。「けどそうなると本郷先生が見つからないことにはどうにもならないんだよねー」
そこに幸人がやってきます。幸人にも本郷からの連絡はなく、念のため幸人は母に電話してみたけど留守電だったとのこと。
「大昔に離婚したから会ってないと思う」と言う幸人に「いや、会ってるよ。立田橋の件で」と悦子。本郷は別れた妻と先日20年ぶりに再会したようです。20年ぶりってどんな感じなんだろう・・・。
そこに幸人母から電話が・・・なんと本郷は別れた妻のもとにいました。
悦子、幸人、貝塚は大将の運転で本郷の軽井沢の別荘へ向かいました。そこで本郷の元妻(幸人母・浅田美代子)と対面します。「なんで二人一緒にいるわけ?」と尋ねる幸人・・・複雑です。何やら20年ぶりに会ってそれからちょこちょこ会うようになったと。ちなみに本郷の怪しい電話の相手は母だったそうです・・・元サヤ?
三人はことの一部始終を本郷に話します。「私が盗作とは穏やかじゃないねぇ」本郷は直木龍之介という名に心当たりはないようでです。本郷がゲラを持っていた10月27日から30日のスケジュールを確認したところ、その日は同窓会で温泉に行っていたとのこと。しかも本郷は同窓会にゲラを持っていってました。マジか。
貝塚は宿泊先と出席した友人を教えてくれるよう本郷にお願いしますが、友人を疑うようなことはできないと本郷は断ります。
「盗まれるような場所にゲラを持って行った私が悪い。要求通り本は回収、HPに謝罪文を出し出版は中止にしなさい」と。
「先生はきっと犯人の見当がついている。大事な友達を犯罪者にするなら自分が盗作犯の汚名を被ったほうがいいと思ってるんだ」と話す貝塚。
「親父は人に優しすぎるんすよ」と返す幸人。
三人が帰った後、本郷は明日東京へ行くと元妻に告げます。元妻は本郷に家を出た理由を話します。本郷は以前にも友人に金をだまし取られていました。「あなたのそういう優しいところが好きだったけど、家族としてはついていけなかった、もう二度とあんな思いは嫌だから」と話す元妻に「大丈夫だ、心配するな。」と返す本郷。
帰りの車内。ここで大将と悦子の関係性が分かります。大将は元銀行員で悦子の父の部下でした。銀行員が肌に合わず悩んでいた大将に、悦子の父だけが脱サラを勧めてくれた。
大事なのはお前の気持ちだ、お前自身の人生なんだと。
悦子が大学に行くことになって、悦子の父に娘を頼むと言われて、やっと恩返しができると思って嬉しかったと。
悦子の仕事の手助けができて自分の夢が一つ叶ったと。大将粋だね!
・・・こんな素敵な話の時に悦子爆睡w疲れてたんでしょうね。
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休日。企画書を書こうとしている悦子のもとに朝っぱらから貝塚が。
「先生が動き出したぞ!今是永が尾行してる。お前も来るか?」
なかなかバレバレの尾行で本郷を追う三人。タクシー近すぎwww
一人の男性・岩崎に声をかける本郷。「あの子が自慢の孫か、写真よりずっとかわいいじゃないか」岩崎は本郷の友人でした。「なんでわかった?」と尋ねる岩崎に本郷はペンネームで察したと告げます。「あのころからお前作家志望だったんだな」岩崎は全員酔いつぶれて寝た後原稿をスキャンしたと話します。もともとコピー機などの営業をしていたようです。
盗作のもとを作る作業が大変だったと話す岩崎に本郷は尋ねます。「なんでそんなことをした?」「順風満帆だったお前の人生に汚点を残したかった。」「妻子に逃げられ20年以上も一人暮らしをしている俺の人生が?」「離婚したなんて聞いてないぞ?」「言うかそんなこと。でも逆かもしれんな。友達には弱みを見せるべきだったのかもしれんな。」本郷を羨んでの行動でした。夢をかなえた本郷がうらやましいと。
そこに「なんで過去形なんですか?」飛び出す悦子。相変わらずアグレッシブです。
まだ小説を書いているならまだ夢の途中じゃないかと訴える悦子。「この人誰?」とうろたえる岩崎wそりゃそうだよねw
「どうしてここが?」と尋ねる本郷に、母が場所を教えてくれたという幸人。
岩崎は自首して片を付けると言いました。しかし本郷は「だったら俺も自首しなきゃならない」と話します。実は本郷は大学時代友人がボツにした論文を出してなんとか卒業できたそうです。「夢はいくつあってもいい。俺はその代わり家族を犠牲にした。今必死でそれを取り戻そうとしている」と話す本郷。
「確かに全部いっぺんに手に入れようなんて虫が良すぎるのかもしれません。でも岩崎さん、諦めないでください。叶えられなかったほうの夢全力で取り戻してください」と訴える悦子。
「あのころのように一緒に夢を見ようじゃないか」という本郷に感謝する岩崎。本郷先生はほんと器がでかいなー!
帰宅するとおでん屋大将では森尾とセシルが悦子の帰りを待っていました。
Lassyの企画の進捗を聞く二人に、悦子は校閲の仕事にかかりきりでLassyの企画にまったく手を付けられていなかったと話し、これから取り掛かると言います。あと3時間で企画はできるのか?・・・森尾とセシルは悦子の部屋に入ります。来週出そうと思っていた自分の企画を悦子にあげるという森尾に対し、そんなずるできないという悦子。先輩が長年見てきた夢が実現できないというセシル。
悦子はもやもやした気持ちを抱えながら森尾の企画書を編集長に送信しました。
プレゼン当日。企画がよくできていたと褒める編集長に対し、悦子はLassyへの思いを語ります。そして今回の企画は森尾が作ってくれた、校閲の仕事にかかりきりで企画作れなかったことを正直に話します。
人の力を借りて異動ができても意味がないという悦子に対し、編集長は「異動って何?」と返します。「企画は出せって言ったけど、どれだけ本気かを見るためであって、異動って話は全く出ていないんだけど・・・」森尾のフライング情報でしたw
ベンチでうなだれる悦子、謝る森尾。
「なんであんなこと言ったの?」と尋ねる森尾に「あれがきっかけで異動になったらずるした自分いつまでも許せないと思った」と話す悦子。
先輩にLassyに来てほしいという森尾に、悦子は「大丈夫、近いうち必ず行ってみせるから」と笑顔で返します。
一方幸人はモデルとしての撮影を飛ばしてしまいました。
現場に行くと森尾がいました。
「本書いてて徹夜してそのまま起きていようと思ったらいつのまにか寝ちゃって。」と言う幸人を森尾は突き放します。
モデルとしての自覚がなさすぎる、まじめにやっている人に失礼だ、すぐ辞めてと。
幸人を思って森尾は突き放したのです。やっと書きたいもの見つかったんでしょ?先輩もLassyの企画出すチャンスもらったのに校閲の仕事が忙しくてふいにしてしまったと話す森尾。先輩も幸人も二つのことが同時にできるほど器用な人間じゃないと幸人に言います。森尾は後半になるにつれてぐんといい女になりましたね。
校閲部では悦子のもとに貝塚が現れます。
今回は愉快犯の仕業だったということで決着がついたと悦子に報告する貝塚。ふたりは部で飲みだします。なぜかビールがタコのデザインw細かいw
ただ本郷の件に夢中になってLassy後回しにしちゃった、あんなにLassyに行きたかったのに・・・半端だなとぼやく悦子。そんな悦子に貝塚は「Lassyと校閲部の仕事を天秤にかけて校閲の仕事を優先した。それはお前が校閲部の河野悦子という自覚があったからだ。Lassyの編集者になりたくて校閲の仕事はただの腰掛だというやつだったら俺はお前のことを軽蔑している。お前は夢が別にあったとしてもまずは目の前にある仕事に全力で向き合うやつだったんだ。お前は半端な奴なんかじゃない。この先お前が編集者になろうと校閲者になろうとどっちのお前も全力で応援してやる。」あらやだ素敵♡タコいいやつじゃん!
照れて突っ込む悦子はタコビールをもって帰ります。
おでん屋大将では常連と悦子、森尾、セシルが楽しそうに飲んでいます。久しぶりに朝まで飲もうという悦子にセシルが「彼ほっといていいんですか?」と質問します。悦子が「今作家業一筋ですから」と言った矢先にまさかの幸人登場w
「岩崎さん一家が来て宴会が始まっちゃって・・・悦ちゃん悪いんだけど部屋借りていいかな?」まさかのお宅訪問!!この流れで!!
夜食を差し入れる悦子。ちょうど幸人の作品が完成したところでした。
「悦ちゃん読んでくれる?一番最初の読者は悦ちゃんって決めていたから」
幸人の作品を読む悦子。「はぁ・・・おもしろい・・・すっごいおもしろかった」
心からの感想をつぶやき幸人を見ると・・・幸人はソファーで寝てしまっていました。
「お疲れ様・・・」と羽織っていたストールを幸人にかける悦子。布面積が足りないw
「はぁ・・・ほんとイケメン」幸人に見とれる悦子。チューしようとするがためらいます。と、そのタイミングで幸人が急に起きて感想を聞き、悦子は感想を伝えます。よかった・・・と安心する幸人。
「付き合う付き合わないって話。幸人君はほんとにすごいと思う。悩んでもがいて自分で夢つかんでここにたどり着いた。それって本当にすごいことだと思う。私はせっかく夢に近づけるチャンスみすみすふいにした。長年追い続けてきた夢への扉が開きかけていたのに悔しい。私も自分で納得できる自分になれるように、Lassyに行けるようにこのままの関係でいさせてほしい。幸人君に甘えちゃって夢を追うことから逃げちゃう気がするの。」
マジか・・・彼がいたら余計仕事頑張れると思うのになー。
「わかった、俺もやっと書きたいことが見つかってこの道一本でやっていける気がしているだけで。自分に納得なんか行ってないし、まだ結果出してないし、まだまだ書きたいこともいっぱいあるし。だから俺も頑張る。悦ちゃんも頑張って。」と返す幸人が優しすぎて・・・ああ私でよかったら付き合うのにねw
校閲部では米岡と正宗が相変わらず仲良しです。しかし今日は二回もコードにつまずいた正宗。コードをたどっていくと・・・校閲部の扉がまさかの電飾仕様!場末のスナックみたいです!一同真っ先に悦子を疑いますw
なんと・・・やったのは茸原でした。私の自慢であり誇りである校閲部にかつての地味なプレートは似合わない、夜なべして作りましたと。
そこに是永の作品ができたと報告に来る貝塚。
ノンフィクションで完成度の高い本、この本は間違いなく売れますと太鼓判を押します。そして電飾について突っ込みまくりますw泣いちゃう茸原がかわいすぎw
幸人の小説にはこの本を書こうと思ったきっかけとして悦子についての記載もありました。校閲の仕事している悦子、悦子の夢のことなど。幸人の文章には温かみが感じられます。そして小説はこの言葉で締めくくられています。
「いつか彼女の夢がかなうといいなと思う。その日まで僕はエールを送り続けたい。夢を叶えていても叶えていなくても今の仕事に誇りをもって世の中を支えてくれているすべての地味にスゴイ人たちに」
地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子 第10話(最終話)の感想
■感想
悦子と幸人の関係は結局進展しませんでしたね・・・ですが、お互いを認め合い高めあえる素敵な関係ではないかなと思います。
今回はLassyに異動できるかもしれないチャンスが来たにもかかわらず、責任感の強い悦子は校閲の仕事に奔走していました。
まだLassyに行くべき時ではなかったのかもしれませんね。
Lassyに異動がかなった展開で続編があることを期待しています。
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