16世紀末から17世紀、王座を巡る熾烈な争い、嫉妬権力で渦巻く朝鮮王朝を描いた時代劇『華政(ファジョン)』。
激動の時代に身分を奪われ翻弄する王女の生涯を描いた注目のドラマです。
2016年10月から放送されていたドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』でブレイクした逆輸入俳優の大谷亮平さんも出演していることでも話題になっています。
それでは早速、ファジョン華政のあらすじ・ネタバレ、キャスト相関図など詳しく見て行きましょう。
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ファジョン華政(ドラマ)基本情報
2017年1月4日(水)スタート
テレビ東京 毎週月曜〜金曜
午前8時15分~午後10時48分
脚本 :キム・イヨン
(『イ・サン』『トンイ』『馬医』)
演出 :キム・サンホ
(『アラン使道伝』『男が愛する時』)
チェ・ジョンギュ
(『TWOWEEKS』『トライアングル』)
製作 :キム・ジョンハクプロダクション
(『太王四神記』『シンイ-信義-』)
ファジョン華政(ドラマ)のあらすじ・ネタバレ
朝鮮王朝第14代王の宣祖は、王の後継を側室との間に生まれた光海君に推薦していたが、嫡流の王子ではないために明国の承認を得られず、光海君の幼い異母弟、永昌大君を世子にしようという。
それを阻止すべく、光海君の勢力を支えるキム・ゲシとイ・イチョムは宣祖を毒殺。
光海君は王位を即位したが、その座を脅かす存在の嫡流の永昌大君を流刑に、その母である仁穆大妃を幽閉する。
仁穆大妃の娘、貞明公主も追われる身となるが、奴隷船に拾われ倭国に辿り着く。
硫黄鉱山で労働者として働くことになった貞明は、ファイと名を変えて男性として過酷な労働の日々に耐えながら光海君への復讐を誓う。
光海君は義弟の永昌大君、義妹の貞明心を救えなかったことを悲しむが、自分の勢力を支える者たちのしたことだったために排除することができず、心を鬼にして冷酷に国家の統治していく。
数年後、奴隷として働くファイは、朝鮮から江戸にやってきた通信使のホン・ジュウォンと出会う。
ジュウォンは幼い頃に貞明の婿候補として名が挙がっていた者だったが、ファイが貞明だと気付かない。
ジュウォンは光海君の密命で、朝鮮では手に入りづらい火薬の材料である硫黄の闇取引のために来ていた。
火薬の知識を身につけていた貞明は、朝鮮に戻るために違法と知りながら闇商人イダチへの橋渡しを引き受けるが、その現場を江戸の役人に取り押さえられ、ファイは捕らわれてしまう。
実は闇取引は、光海君が王の座を脅かす者を炙り出すためのおとりだった。
ファイはジュウォンのおかげでなんとか逃げ出すことに成功し、朝鮮に戻ることができた。
ジュウォンの家に戻るとジュウォンの親友、イヌ(ハン・ジュワン)に出会い、ファイが女であることを見破られてしまう。
女だと認めたファイにジュウォンは戸惑うが、火器都監で働けるようにかけあう約束を果たすべく光海君の元へ連れていくのだった。
ついに光海君に再会したファイ。
怒りがこみ上げ、思わず挑戦的な態度を取ってしまうファイ。
光海君はそんなファイを怪しむが、ジュウォンの説得に応じ火薬職人として働くことを命じる。
ファイは火器都監で働き始めるのだが、火器都監で起きた火災の事故で死者が出てしまう。
市民は火器都監の閉鎖を要求し、ジュウォンとファイは逮捕されるが、ジュウォンは事故の原因究明を託し、ファイを通路から逃がす。
都に出たファイはイヌに協力を求め、火炎事故の原因を追求する。
一方、父のホン・ヨンによって酷い拷問にかけられるジュウォンは必死に耐えていた。
見かねた光海君は、ジュウォンの尋問に自ら名乗り出るが、ジュウォンは初めて光海君を「王様」と呼び、「火器都監を守ってほしい。そして自分を処刑してほしい」と懇願する。
光海君が涙を流しながらジュウォンを処刑しようとしたその時、ファイがジュウォンの無実を証明するために戻ってきた。
騒動が一件落着したファイは、腕につけていた数珠をなくしていることに気付き、慌てて探すが光海君に呼び出される。
火器都監を救った礼として菓子をふるまわれるが、漁父の娘と名乗るファイが宮殿の作法を知っていたことを指摘し、身分を疑うのだが、ファイは嘘をつき通す。
その頃、仁穆大妃は、自分が貞明公主にあげた“観音の目”の数珠を女官が身につけているのを見て驚く。
仁穆大妃は数珠を拾った門番を問いただし、前日に土取り係が来たという手がかりを掴む。
しかし、この一部始終がゲシに筒抜けになっていた。
同じ頃ホ・ギュンとジュソンは、光海君を王座から引きずり降ろすため、仁穆大妃を利用しようと企んでいた。
一方、イヌから“観音の目”の数珠の持ち主がファイだと聞いたホ・ギュンは、ファイを拉致し、その正体と目的を聞き出そうとする。
ギュンが光海君の失脚を目論んでいることに気づいたファイは、自分の目的も同じだと明かし、手を組もうと提案する。
“観音の目”の数珠の持ち主が貞明公主のものだと知ったギュンは、ファイを仁穆大妃に会わせる約束を交わす。
その頃、明の使節団は出兵を拒んだ光海君を挑発するため、王である光海君ではなく、幽閉されている仁穆大妃を訪問する。
愚弄されたことに憤った光海君は重臣を集め、意見を求める。
ファイは、火器都監を離れることを決意する。
引き留めるジュウォンに、「火器都監にいると迷惑をかける」と言い訳をするファイ。
しかし本当の理由は、光海君を憎み、失脚を狙う自分と、光海君のもとに仕え、信頼を得ているジュウォンは一緒にいられない、という切ない思いによるものからだった。
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ファジョン華政(ドラマ)キャスト・出演者
貞明公主/ファイ役:イ・ヨニ
朝鮮第14代王・宣祖と仁穆大妃の間に生まれた嫡流の王女。
たくさんの愛を受けて育ったが、権力争いに巻き込まれ、弟を殺されてしまう。
自らの命を守るために逃亡し、倭国で女人であることを隠しながら奴隷として硫黄山で働くことに。
自分の弟を殺した光海君への復讐心を胸に過酷な労働に耐え、名をファイと変えて過酷な日々を生き抜く。
数年後、火薬の知識を身につけたファイはジュウォンと出会い、朝鮮に戻り正体を隠して火器都監の硫黄班で働きながら光海君への復讐を狙う。
前半は男、ファイとしてパワフルではつらつとした演技を見せてくれますが、中盤以降は王女としての凛とした美しさで視聴者を釘付けにします。
奴隷と王女、全く異なる二つの身分を生きた壮絶な貞明の人生をどのように演じきるのか、楽しみですね!
光海君役:チャ・スンウォン
朝鮮第14代王・宣祖の次男。側室との間に生まれる。
嫡流の王子ではなかったことから、明によって世継ぎを拒否されてしまう。
その結果、王位を脅かす兄の臨海君や異母弟の永昌大君、異母妹の貞明公主までをも権力争いに巻き込んでしまったことに胸を痛める。
朝鮮の兵力を増強しようと火器都監を設置し、火薬開発に邁進する。
数年後、火器都監で貞明と再会するが、彼女に気づかないまま、微妙な感情の揺れを感じる。
王の座につき、冷酷な判断を下しつつ、その立場に苦悩する孤独な光海君を演じるチャ・スンウォン。
しかし、その貞明の兄として柔らかな表情見せるなど、繊細な演技にすっかり感情移入してしまいます。
綾陽君(仁祖)役:キム・ジェウォン
のちの朝鮮第16代王・仁祖。本名イ・ジョン。
宣祖の五男・定遠君の長男で、光海君の甥。
劣等感と嫉妬心に心を燃やす、並々ならぬ野心の持ち主。
明の派兵要請に朝廷が揺れる中、光海君の前に姿を現す。
王位の座を狙うため、西人派の支持を集め、力をつける。
後に反正を起こし第16代国王となる人物。
しかし、貞明が生きていることを知り、国民が自分ではなく貞明に従うのではないかと危惧し、劣等感から彼女を消そうとする。
キラースマイルとして一世を風靡したキム・ジェウォンが初めて悪役に挑戦します。
穏やかなイメージを捨て去り、憎らしい悪役っぷりを存分に見せてくれています!
ホン・ジュウォン役:ソ・ガンジュン
名家、豊山ホン氏の一族でホン・ヨンの長男。
幼い頃、貞明の婿候補として選ばれていたが、彼女と永昌大君が死んだと思い、深い心の傷を抱えている。
光海君を憎んでいるが、父の反対を押し切って火器都監を志願。
江戸で出会ったファイが貞明公主だと気づかず、男だと信じ込む。
朝鮮への帰国を助け、光海君を説得して火器都監に採用する。
「家族なのにどうして」で一躍名を馳せ、日本でも人気沸騰中のイケメン俳優、ソ・ガンジュン。
切ない三角関係に身を焦がし、貞明を優しく支える姿に心を鷲掴みにされるはず!
カン・イヌ役:ハン・ジュワン
朝鮮で莫大な資産を持つカン一族の唯一の後継者。
数年前までは秀才と呼ばれていたが、政治に関心がないため、早々と官職を諦め妓房で遊び暮らしている。
武術の腕は一流で、女性に対して親切な美徳をも備えている。
幼い頃に偶然出会った貞明に惹かれ、親友のジュウォンと共に彼女の婿候補に選ばれた。
再会したファイを女だと見抜く。やがて、貞明を巡りジュウォンと三角関係に陥る。
イダチ(伊達)役は「逃げ恥」でブレイクした大谷亮平!
TBSドラマ「逃げ恥」でブレイクした大谷亮平さんの役柄は、江戸の元締めであり、闇商人の役です。
主人公、ファイが祖国である朝鮮に戻るために、闇商人と硫黄の取引をするいう重要なシーンで、その存在感を主張しています。
「逃げ恥」ではちょっとナンパなイケメン役を演じていましたが、今回は闇商人ということで、大谷亮平さんのキリッとした渋い演技が見られるのではないかと期待してしまいますね。
【大谷亮平さんの詳細記事】
大谷亮平の高校と大学や結婚と妻や子供の存在は?ハーフで国籍は韓国?
大谷亮平の韓国経歴まとめ!出演ドラマ(ファジョン等)やCM動画
ファジョン華政(ドラマ)登場人物相関図
まさに大作ドラマに相応しく、多くの登場人物が複雑に絡み合いながらストーリーが展開していきます。
ファジョン華政(ドラマ)の見どころ
このドラマの見所は、実在の人物をもとに描かれたノンフィクションドラマであることです。
光海君、貞明王女など、実際に歴史上に存在した人物の壮絶な人生に、火薬の達人というフィクションの設定を織り交ぜて描かれているので、歴史に壮大な深みが加わり、時代劇に関心のあるファンも満足するような仕上がりになっています。
また、このドラマでは倭国(日本)がたびたび登場するのですが、江戸でのシーンは、リアルさを追求するため、韓国ドラマとしては異例の日本ロケを敢行したそうです。
東京や京都の太秦映画村などで撮影されたので、私たち日本人に馴染み深い風景が登場します!
めまぐるしいほどの怒涛の展開ですね!
この先、貞明公主(イ・ヨニ)、ジュウォン(ソ・ガンジュン)、イヌ(ハン・ジュワン)の三角関係がますます加速していき、どんどん切ないストーリー展開になっていきます!
また、光海君への復讐はどうなるんでしょうか?
続きが非常に気になります!
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