柔道男子のウルフアロン選手は2020年東京オリンピックでのメダル獲得が期待されている注目の若手柔道家!
2016年リオ五輪で金メダル2個・銀メダル1個・銅メダル4個を獲得し、全階級でのメダル獲得という快挙を達成した日本の柔道男子に、ハーフアスリートのウルフアロン選手という期待度MAXの新星が誕生しました!
ここでは、ウルフアロン選手の父親母親の国籍や出身高校・大学などのプロフィールをご紹介するのはもちろん、小川直也さんの息子や飯田健太郎選手との関係にも迫っていきます!
スポンサーリンク
[ad#ue-1]
ウルフアロンのプロフィール
柔道・ウルフアロン選手のプロフィールをご紹介します。
生年月日:1996年2月25日(現在21歳)
出身地:東京都葛飾区新小岩
身長:181cm
体重:100kg
血液型:A
階級:100kg級
段位:参段
組手:左組み
得意技:大内刈り
ウルフアロン選手が本格的に柔道を始めるようになったのは6歳の頃。
柔道の聖地・講道館内にある春日柔道クラブで柔道人生の第一歩を踏み出しました。
小学校に入学してからも春日柔道クラブに通い続けたのですが、柔道の練習のせいで友達と遊ぶ時間が制限されてしまう事に強い違和感を覚えたようで、幼い頃のウルフアロン選手は柔道に対して後ろ向きの態度を取っていたそうです。
柔道の事が嫌になりかけていたウルフアロン選手ですけど、中学2年の時、乱取りで友達相手にボロ負けした事がきっかけになり、柔道に対する気持ちが一変!友達に負けた悔しさを晴らすため、柔道の練習に打ち込んでいきます。
以後、厳しい練習をしっかりとこなしていったウルフアロン選手はメキメキと実力をつけていき、中学時代から全国大会で活躍するまでに成長していったのです。
ちなみに、柔道の事が嫌だった頃のウルフアロン選手は勉学に励んでいて、中学1年の時には学年全体での学業成績3位という好結果を残しています。
柔道が強くて頭も良い、というハイスペック男子のウルフアロン選手の今後の活躍に期待が高まりますね!
ハーフなの?父親と母親の国籍はどこ?
ウルフアロン選手は東京都葛飾区新小岩出身のれっきとした日本人です。
でも、「ウルフアロン」という名前から分かる通り、父親と母親の国籍が異なるハーフアスリートで、母親は日本人、父親のジェームズさんはアメリカ人、という血筋の持ち主でもあるのです。
父・ジェームズさんは駒澤大学の講師として活躍されています。
身長181cmのウルフアロン選手は100kg級の柔道家としてはやや小さい体型なのですが、人並み外れたバネの強さを持つ事で知られています。
バネの強さはアメリカ人の父親から受け継いだものなのかもしれませんね。
スポンサーリンク
[ad#naka]
ウルフアロンの出身高校と大学はどこ?
ウルフアロン選手の出身高校は千葉県浦安市にある東海大浦安高校です。
東海大浦安高校は中高一貫校なのですが、ウルフアロン選手は文京区立第一中学から高校進学時に東海大浦安高校へ編入しました。
東海大浦安高校の1学年上にはリオ五輪の男子柔道90kg級で金メダルを獲得したベイカー茉秋選手がいます(ベイカー茉秋選手もアメリカ人を父に持つハーフアスリートです)。
先輩のベイカー茉秋選手たちと共に全国大会で大活躍し、高校2年時には全国高校選手権、金鷲旗、インターハイというビッグタイトルを制して「高校三冠」を達成しました。
大学は東海大浦安高校の系列校である東海大学・体育学部武道学科へと進学。
高校の先輩だったベイカー茉秋選手も東海大学に進んでいますので、偉大な先輩の後を追う形になりました。
東海大学に進学してからは国内での大会に留まらず、海外で行われる国際大会にも数多く出場!
東海大学の先輩にあたる羽賀龍之介選手との代表争いに敗れ、2016年のリオ五輪に出場する事はできませんでしたが、100kg級のトップクラスの選手として今もなお活躍し続けています。
ウルフアロンの全戦績
ウルフアロン選手の全戦績を振り返っていきましょう。
■2006年
全国少年柔道大会 団体戦 2位
■2007年
全国少年柔道大会 団体戦 3位
■2012年
全国高校選手権 団体戦 1位
全国高校選手権 個人戦(無差別)2位
全日本カデ 1位
ポーランドカデ国際 1位
金鷲旗 1位
インターハイ 団体戦 1位
インターハイ 個人戦 3位
国体(少年男子の部)1位
■2013年
全国高校選手権 団体戦 1位
全国高校選手権 個人戦(無差別)3位
金鷲旗 1位
インターハイ 団体戦 5位
インターハイ 個人戦 1位
全日本ジュニア 3位
国体(少年男子の部)1位
エクサンプロヴァンスジュニア国際 1位
■2014年
優勝大会 1位
全日本ジュニア 1位
世界ジュニア 3位
講道館杯 3位
■2015年
優勝大会 2位
グランプリ・ウランバートル 1位
グランプリ・タシュケント 1位
体重別団体 1位
講道館杯 1位
■2016年
グランドスラム・パリ 3位
選抜体重別 1位
グランドスラム・バクー 3位
優勝大会 1位
学生体重別 1位
体重別団体 2位
講道館杯 1位
グランドスラム・東京 7位
■2017年
グランプリ・デュッセルドルフ 2位
選抜体重別 1位
2017年の選抜体重別・決勝で羽賀龍之介選手を破り、2017年8月~9月にハンガリー・ブダペストで開催される世界選手権に出場する事が決まりました。
ウルフアロン選手が世界選手権の日本代表に選出されたのは初めて。
初の世界選手権でどんなパフォーマンスを見せてくれるのでしょうか。とても楽しみです。
ウルフアロンと小川直也の息子・雄勢の関係
今の柔道男子界はウルフアロン選手以外にも将来性豊かな若手柔道家が多くなっていて、バルセロナ五輪95kg超級銀メダリスト・小川直也さんの息子にあたる小川雄勢選手に対しても大きな期待が懸けられていますよね。
ウルフアロン選手の階級が100kg級であるのに対し、小川雄勢選手の階級は100kg超級ですし、在学している大学もウルフアロン選手が東海大学、小川雄勢選手が明治大学、と異なっています。
一見するとそこまで強い関わりがあるように思えませんが、2人は2013年10月に開催された国体で1度対戦しているのです。
東海大浦安高校3年で千葉代表のウルフアロン選手と、修得高校2年で東京代表の小川雄勢選手が顔を合わせたのは準決勝の大将戦。
勝った方が決勝進出を決める、という重要な一戦でしたが、ウルフアロン選手が一本勝ちで小川雄勢選手を圧倒しました。
ウルフアロン選手と小川雄勢選手は2017年4月29日に行われる無差別級の全日本柔道選手権にエントリー。2人が決勝まで進出すれば直接対決が実現しますので、どうぞご注目ください。
ウルフアロンと飯田健太郎の関係
最後に、ウルフアロン選手にとっての最大のライバルといわれている国士舘大学1年・飯田健太郎選手との関係をまとめます。
飯田健太郎選手はウルフアロン選手と同じ階級(100kg級)で国士舘高校時代から選抜体重別などの大会で活躍している日本柔道界のホープとして期待されている若手アスリートです。
ウルフアロン選手と飯田健太郎選手は2016年と2017年の選抜体重別で対戦していて、いずれもウルフアロン選手が勝っています。
大学4年生のウルフアロン選手の方が大学1年生の飯田健太郎選手よりも実力が上なのは当たり前かもしれませんが、2人の対決は紙一重の差で決着がついていますので、今後もハイレベルでのライバル関係を続けていく事になると思います。
柔道男子100kg級のニューヒーロー・ウルフアロン選手の父母の国籍や出身高校・大学などのプロフィールをご紹介したほか、小川直也さんの息子・小川雄勢選手や飯田健太郎選手との関係にも迫りました。
これまでの柔道男子100kg級はウルフアロン選手とリオ五輪銅メダリスト・羽賀龍之介選手のどちらかが優勝を争う状況だったのですが、大学1年・飯田健太郎選手の台頭により「3強」状態が形成されています。
2020年東京五輪でのメダル獲得を目指すウルフアロン選手にとって、羽賀龍之介選手と飯田健太郎選手は強力なライバルになりますけど、ブダペストでの世界選手権で優勝すれば代表争いを一歩リードする事になりますよね。
初出場となる世界選手権で良い結果を残して、2020年東京五輪への足掛かりにしてもらいたいです。
スポンサーリンク
[ad#sita]
関連記事
ベイカー茉秋(柔道)はハーフ?本名や国籍は?出身中学や高校はどこ
松本薫(柔道)のかわいい性格とあだ名!怪我で引退の噂!今現在は?
スポンサーリンク
[ad#kanren-ad]