素敵な選TAXI(せんタクシー)の放送が始まりました。
主演 竹野内豊さん、脚本 バカリズムさんという異色のコンビとなるこの作品。
竹野内豊さんが久々にドラマに主演する事や、お笑い芸人のバカリズムさんが脚本家としてデビューする事で、放送前から楽しみにしていました。
ここでは、第1話の視聴率や実際に見た感想、さらには脚本家デビューしたバカリズムさんの脚本がパクリだった?!という疑惑について調べてみました。
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素敵な選TAXI(せんタクシー)と第1話の視聴率と感想!
まずは早速視聴率の発表です!
初回視聴率10.7%!
個人的な感想としては、この視聴率10.7%という数字は、「まずまず」な数字だと感じました。
素敵な選TAXI(せんタクシー)は1話完結型のオムニバス形式のドラマなので、第1話から最終回まで1本のストーリーとなっているドラマに比べて視聴率がとりにくい事や、竹野内豊さんが主演なので、竹野内豊さん以上の俳優を使いにくい事(第1話では小西真奈美さんと安田顕さんのお話でした)などの理由が考えられます。
実際にドラマを見た感想
素敵な選TAXI(せんタクシー)全般のあらすじとしては、過去に戻ることができるタクシー「選TAXI」のドライバーを竹野内豊さん(役名:枝分[えだわかれ])が、ひょうひょうとした?演技をみせており、ちょっとコミカルチックな演出になっています。
第1話の内容は、安田顕(やすだ けん)さん演じる売れない役者の村上秀樹が、レストランで待つ恋人の浦沢香(小西真奈美)にプロポーズするつもりが、ケンカ別れしてしまい、タクシーで帰る香(小西真奈美)を枝分(竹野内豊)の運転する選タクシーで追いかける中で、香とのケンカを後悔する秀樹に「このタクシーは過去に戻ることができますけど、どうします?」と枝分が提案します。
すぐには信じられない秀樹(安田顕)でしたが、レストランに戻るとケンカをする前の香(小西真奈美)が座っています。
素直に謝ろうと席に戻る秀樹(安田顕)でしたが、今度はそこに香(小西真奈美)の合コン相手が登場し、今度は秀樹の方が飛び出し、再び枝分の選TAXIに乗り込むのです。
竹野内豊演じる枝分は、
「友人に誘われて仕方なく行ったのでは?」
「あなたとの幸せオーラでイマイチ場が盛りあがらず、場を盛り上げる為に、愚痴をこぼしたのでは?」
と諭し、秀樹(安田顕)は再び選TAXIで過去に戻りやり直そうとします。
今度はうまくいきそうだと思った瞬間、何故かレストランに覆面の強盗が押し入り、レストランを占拠します。
警察との交渉を有利にすすめるために、人質を1人撃つと言い、その一人に秀樹(安田顕)が選ばれてしまいます。
しかし撃たれる瞬間、香(小西真奈美)が秀樹(安田顕)の前に立ちふさがり、代わりに香が撃たれてしまうのです。
命からがら逃げ出した秀樹を待っていたのが枝分でした。
手持ちの残金3000円で、強盗が押し入った後のレストランまで戻ることができた秀樹(安田顕)は、今度は香(小西真奈美)を制し、自らが犠牲となり、お互いがお互いを本当に思いあっていたことを確信し、死んでいくのです。
ここでエンディングかと思いきや、もう一幕ありました。
何故か強盗が押し入る前のレストランに向かう秀樹(安田顕)のシーンから始まり、香(小西真奈美)から電話が入ります。
「悪いけどあのレストランやめない?」
折角予約したのに、と思いながらも別のレストランで無事にプロポーズすることができ、ハッピーエンドになります。
実は、秀樹(安田顕)が撃たれたあと、ポケットに入っていた枝分(竹野内豊)の選TAXIのチラシを見つけた香(小西真奈美)が選TAXIに乗り、待ち合わせのレストランに着く前の過去に戻っていたのです。
最後に香(小西真奈美)の機転でハッピーエンドとなりましたが、全体を通して枝分(竹野内豊)のひょうひょうとしたトークや、最後もう一ひねりあるところが面白いと思いましたが、どこかで見たような展開だなぁとも感じました。
そうです、「世にも奇妙な物語」「笑うセールスマン」に何となく展開や枝分の役柄が似ているのです。
世にも奇妙な物語
笑ウせぇるすまん
実際に見てみるとそう感じる方もいると思うので、是非1度見てみることをおすすめします。
次回の第2話は中村トオルさんが出演するので、お見逃しなく!
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素敵な選TAXI(せんタクシー)バカリズムに脚本パクリ疑惑が?
「世にも奇妙な物語」「笑うセールスマン」に雰囲気が似ていると書きましたが、それ以前に「素敵な選TAXI(せんタクシー)」の脚本自体にパクリ疑惑が浮上しているのです。
それがこちらのWEBマンガ「千タクシー」です。
千タクシーのあらすじは、地獄の使いである昭和ミルという女性タクシードライバーが登場し、乗客が過去に悔やんでいる話を聞きます。
ある乗客の話は、田舎に住む年老いた母親が脳溢血(のういっけつ)で亡くなった話をします。
亡くなる前に母親から「会いに帰って来れないかね?」と電話を受けるも、忙しいことを理由に断ってしまいます。
その事を悔やむも、自分が行けなかったのは仕方のないことだったと昭和ミルに話します。
するとミルは、「本当に知らなかった?倒れる可能性。」と言い、本当は以前から母親が「お風呂場が寒いのよ」「健康診断にひっかかっちゃった」「最近手足がしびれるのよね」「立ちくらみなんて、ほっときゃ直るわよ」と言っていた母親の声を昭和ミルに聞かされるのです。
ドラマ「選TAXI(せんたくしー)と違うのは、「千タクシー」では未来に戻ることはできません。
昭和ミルが「あなたは明日、新宿駅のホームで、うっかり線路に転落してしまう老婆を、ただただ見ているだけで、助けられない。」と言い、乗客に1,000円を逆に渡し「千円であなたの選択肢買い取りました。」と言いその場から去るのです。
記憶が曖昧なまま翌日を迎えたその乗客は、通勤で新宿駅のホームに立っているところへ母親と同じくらいの老婆が危なげに歩いてきて、電車がくる寸前にホームから落ちてしまうのです。
落ちる瞬間、眼に飛び込んできたのは母親の姿でした。
助けようとするも、『助けるという選択肢』を昭和ミルに買い取られ体が動かない男。
そこで男は思うのです。
「そっか、俺・・・こうやってお袋も見ていただけで助けられなかったんだな・・・。」
それを機に男は入院してしまうのですが、昭和ミルの狙いは男を懲らしめることではありませんでした。
男が「千タクシー」に乗らなければ、母親の死の可能性を気づきながら放置していた自分の心に無自覚の「影」ができ、今後大きな犯罪に関わる可能性が高かったので、こうやって悔い改めさせることで、心に「影」を落とさずに済ませ、地獄が人間でパンクしないようにするのが昭和ミルの目的でした。
設定に違いはあるものの、タクシーを使った話や、選タクシーと千タクシーがあまりにも似ていることなどから、脚本を手がけたバカリズムさんにパクリ疑惑が浮かんでいるようです。
実際のところは本人にしか分かりませんし、人は過去にチラッと見たことでも潜在意識のどこかにあり、今自分が思いついたかのように頭に浮かんでくることも多いので、パクリだと言い切ることはできませんね。
今後このパクリ問題が広がっていくかは分かりませんが、ドラマ『選TAXI』は面白いので、次回も見たいと思います。
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