2018年9月3日(月)から9日(日)の期間に宮崎県のサンマリンスタジアム宮崎などで開催されるU18(アンダー)野球アジア選手権2018を大特集!
歴史的な酷暑の中で開催されている夏の甲子園で活躍した全国各地の高校球児が日本代表のユニフォームを身にまとい、アジアの強豪に挑んでいくU18野球アジア選手権に関する情報を一気にご紹介!
日本代表候補に名を連ねているメンバーはもちろん、今後の日本球界を背負っていく未来のスターたちを率いる事になった監督や大会の放送日程など、気になる話題を総ざらいしていきますので、どうぞお楽しみに!
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U-18(アンダー)野球2018日本代表候補メンバー
プロ注目のプレイヤーが集結するU-18(アンダー)野球アジア選手権2018日本代表ですけど、日本代表候補メンバーはどんな形で決まっているのでしょう?
U-18野球日本代表のメンバーは、日本高等学校野球連盟(通称:高野連)に所属している技術・振興委員が選出します。
センバツ大会や各都道府県の春季大会で目覚ましい活躍を見せた選手から第1次候補(30名)が選出され、夏の甲子園の全日程が終了した後に最終メンバー(18名)を選出していきます。
この後のコーナーで第1次候補の顔ぶれをご紹介しますけど、第1次候補の中に名前がない選手であっても、夏の甲子園で目を見張る活躍を見せた場合は、逆転で最終メンバー入りを果たすケースがあります。
逆に、2017年時の清宮幸太郎選手(早稲田実)など、夏の甲子園に出場していない選手でも最終メンバーに選出される可能性がありますので、甲子園未出場組からどんな選手が選ばれるのか、というところにも注目です。
U-18(アンダー)野球2018日本代表候補 第1次メンバー
U-18(アンダー)野球アジア選手権2018日本代表候補第1次メンバー(30名)の顔ぶれをポジション別にご紹介します。
(★がついている選手は2018年夏の甲子園未出場)
【投手】
<3年>
- 吉田輝星(金足農:秋田)
- 門馬亮(藤岡中央:群馬)★
- 板川佳矢(横浜:神奈川)
- 直江大輔(松商学園:長野)★
- 増居翔太(彦根東:滋賀)★
- 柿木蓮(大阪桐蔭:大阪)
- 市川悠太(明徳義塾:高知)★
- 川原陸(創成館:長崎)
<2年>
- 佐々木朗希(大船渡:岩手)★
- 井上広輝(日大三:東京)
- 及川雅貴(横浜:神奈川)
- 奥川恭伸(星陵:石川)
- 岡林勇希(菰野:三重)★
- 西純矢(創志学園:岡山)
【捕手】
<3年>
- 小泉航平(大阪桐蔭:大阪)
- 東亮汰(三重:三重)★
【内野手】
<3年>
- 野村佑希(花咲徳栄:埼玉)
- 日置航(日大三:東京)
- 小松勇輝(東海大相模:神奈川)★
- 林晃汰(智弁和歌山:和歌山)
- 太田椋(天理:奈良)★
- 中川卓也(大阪桐蔭:大阪)
- 根尾昂(大阪桐蔭:大阪)
- 山田健太(大阪桐蔭:大阪)
- 小園海斗(報徳学園:兵庫)
- 濱田太貴(明豊:大分)★
- 小幡竜平(延岡学園:宮崎)★
【外野手】
<3年>
- 蛭間拓哉(浦和学院:埼玉)
- 梶田蓮(三重:三重)★
- 藤原恭大(大阪桐蔭:大阪)
史上初となる2度目の春夏連覇を狙う大阪桐蔭(大阪)から最多の6名が第1次メンバーに選出されているほか、投手陣14名のうち6名が2年生というところも大きな特徴になっています。
U-18(アンダー)野球2018日本代表メンバー(確定)
ここからは、U-18(アンダー)野球アジア選手権2018日本代表メンバーへの選出が確定的になっているプレイヤーを5名ご紹介します。
【西純矢(創志学園)】
馬淵監督的中か桐蔭刺客1番手!創志学園・西16K https://t.co/71BOfloJwc 名将の予言的中! 第100回全国高校野球選手権大会は1回戦4試合が行われ、創志学園(岡山)が快勝発進した。2年生の西純矢投手が、甲子園初登板で最速149キロをマークし、毎回の16奪三振。優勝候補の一角だった… pic.twitter.com/qAVcIj1BDE
— Gnews (@Gnews__) 2018年8月9日
夏の甲子園1回戦(vs創成館)で16奪三振・無四球完封という離れ業をやってのけたスーパー2年生。
制球力に不安を残すタイプではありますが、最速150キロの速球とキレ味抜群のスライダーを上手く組み合わせる事で数多くの三振を奪っていく力投派です。
【佐々木朗希(大船渡)】
#高校野球 岩手大会は10日 #大船渡 が11-2で シードの #盛岡三 を下しました。U18日本代表候補の #佐々木朗希 投手(2年)が先発。自己最速を更新する154キロをマークし、11Kを奪って2失点で完投勝利。全国区にも名乗りを上げた「#岩手の新怪物」を明日の日刊スポーツでド~ンと詳報します pic.twitter.com/4l0ffsM7Yn
— 日刊スポーツ新聞社東北取材班 (@nikkan_tohoku) 2018年7月10日
夏の甲子園で同じ2年生の西純矢投手が活躍していますが、西純矢投手以上の評価を受けているのが最速154キロを誇る本格派長身(189cm)右腕・佐々木朗希投手です。
プロ野球のスカウトから「大谷翔平2世」と呼ばれるぐらいの逸材で、ゆったりとしたフォームから繰り出す威力抜群のストレートはアジアの強豪でもそう簡単には打てないでしょう。
【吉田輝星(金足農)】
吉田輝星の割れ綺麗だなあ pic.twitter.com/ZTATHvzLnT
— K・ユーキリス (@youkiliskeyaki) 2018年8月8日
西純矢投手をはじめとする2年生に好素材がそろっている状況ですが、3年生の投手陣の中で最も高い評価を受けているのが夏の甲子園1回戦(vs鹿児島実)で14奪三振の完投勝ちを決めた吉田輝星投手です。
西純矢投手が力投派であるのに対し、上級生の吉田輝星投手はメリハリのある投球を持ち味にしている堅実派で、どんなピンチに立たされても自分を見失わない冷静さは国際舞台でも大きな武器になるはずです。
【根尾昂(大阪桐蔭)】
入学当初は疑問視された二刀流もすっかり板に付き、今では世代No.1遊撃手との呼び声高い神童・根尾昂(新3年)。名将・西谷浩一曰く、「全てに置いて完璧主義」を目指す男は決して妥協を許さなかった。常に進化を求め続け、結果を求めてきた。選抜制覇から1年!遂にこの男の舞台が幕を開ける。 pic.twitter.com/VqPARHsaIB
— 富山の高校野球 (@nozomilabu) 2018年3月18日
内外野を守れるだけでなく、最速148キロのストレートと曲がりの大きいスライダーを武器にする本格派投手としても活躍している二刀流プレイヤー。
荒削りな面があるのは確かですけど、中学時代にアルペンスキーの日本王者になっているように、運動能力の高さは群を抜いていますので、U18野球アジア選手権でもセンスあふれるプレーを随所で見せてくれるはずです。
【藤原恭大(大阪桐蔭)】
大阪桐蔭は作新学院との試合は12年の練習試合で対戦して以来。
西谷監督は「歴史、伝統があって、勢いもあるチーム。毎年いいチームを作っているし、初戦としてはやりにくい。そこに勝って勢いをつけたい」
藤原恭大は、全6試合で4番。
打率・636、2本塁打、15打点
全てチームトップ。 pic.twitter.com/a1q1jQ2Q7F— 汗と涙。甲子園 (@gari_wasabi) 2018年8月2日
「走攻守のバランスがとれた選手」という言葉がピッタリなプレイヤーで、ここぞ!という場面で本来の実力を発揮するメンタルの強さも大きな特徴になっています。
第1次メンバーの顔ぶれを見てみると、打者陣がやや迫力不足ですので、藤原恭大選手にはチームの主軸としての活躍が期待されています。
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U-18(アンダー)野球2018日本代表監督
U-18(アンダー)野球アジア選手権2018日本代表の監督は誰なのでしょう?
2017年までは拓大紅陵の元監督・小枝守さんが日本代表監督を務めていましたが、2018年から永田裕治さんが新監督に就任しました。
青春プレイバック♯4 報徳学園元監督・永田裕治様
覚えてますか、某大学の練習会でこんな俺に挨拶してくれましたね
教え子の練習会、しかも関西から付き添うなんてすごい面倒見だな~って。
このオヤジ絶対いい人だな~って。勇退お疲れ様でした。#報徳学園 #永田裕治 #阪神タイガース pic.twitter.com/sQYamcoL5S— LonPoてフィルムタペストリーなん? (@SHOW_10_DO) 2017年5月11日
永田裕治監督のプロフィールは以下の通りです。
- 出身地:兵庫県西宮市
- 生年月日:1963年10月18日(現在54歳)
- 出身高校:報徳学園(兵庫)
- 出身大学:中京大学(愛知)
- 経歴:桜宮高校コーチ⇒報徳学園コーチ⇒報徳学園監督⇒高野連技術・振興委員会委員
選手時代の1981年夏の甲子園と、監督時代の2002年センバツ大会で全国制覇を果たしている高校野球界のエリートで、2017年春をもって報徳学園野球部監督を勇退しています。
報徳学園野球部監督として夏7回・春11回の甲子園に出場しているのはもちろん、2004年のAAA世界野球大会、2005年のAAAアジア大会で日本代表のコーチを務めた経験が買われ、この度U-18野球2018日本代表の監督に選出されました。
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U-18(アンダー)野球2018 アジア選手権大会の放送日程
U-18(アンダー)野球2018 アジア選手権大会のテレビ等の放送日程はまだ明らかになっていません。
ただ、カナダで開催された2017年のU18野球W杯はAmebaTVで日本代表の全試合が配信されましたので、日本の宮崎市で開催されるU-18野球2018 アジア選手権大会もAmebaTVで配信される可能性が極めて高いのでは?と予想しています。
他にも、BS朝日や地上波のテレビ朝日系列で放送される可能性も高くなっていますから、U-18野球2018 アジア選手権大会の放送日程に関する情報を逐一チェックしておきましょう。
U-18(アンダー)野球2018 アジア選手権大会の参加国とライバルは?
U-18(アンダー)野球2018 アジア選手権大会の参加国は以下の通りです。
<グループA>
- 日本
- 香港
- 韓国
- スリランカ
<グループB>
- 中国
- チャイニーズ・タイペイ
- パキスタン
- インドネシア
【日本のライバルは?】
アジア地区限定の大会になりますので、アメリカやキューバといった野球大国は出場しませんけど、その中で日本のライバルになりそうなのは韓国とチャイニーズ・タイペイ(台湾)の2ヵ国。
WBCや五輪で名勝負を何度も繰り広げてきた永遠のライバル・韓国はもちろん、前回大会2位の実績があるチャイニーズ・タイペイも侮れない存在ですので、韓国戦とチャイニーズ・タイペイ戦の試合運びが大きなポイントになりそうです。
まとめ
U-18(アンダー)野球2018アジア選手権で2大会連続6回目の優勝が期待されている若き侍ジャパンは、甲子園で優勝経験がある報徳学園野球部の前監督・永田裕治さんを新たな監督に迎えました。
絶対王者・大阪桐蔭の中心プレイヤーである根尾昂選手と藤原恭大選手のほか、夏の甲子園で快投を見せた西純矢投手(創志学園)や吉田輝星投手(金足農)が第1次メンバー候補に名を連ねています。
佐々木朗希投手(大船渡)など、投手陣が充実している一方、例年よりも打者陣がやや小粒な印象を受けますので、藤原恭大選手をはじめとする打者陣の奮起を期待したいところです。
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