セルカ棒(自撮り棒)が巷で人気となっているようです。
セルカ=セルフカメラの略らしいのですが、和製英語ならぬ韓製英語だそうです。
自撮りのことをセルフィーというそうです。
このブームの始まりは、2013年末ごろからインドネシアのジャカルタを中心に始まり、韓国、中国、フィリピンなどへと広がっていったようです。
このセルカ棒(自撮り棒)が人気となっている理由や、セルカ棒(自撮り棒)のうまい使い方、更にはディズニーランドでは規制されているようです。
そのあたりについてまとめてみました。
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セルカ棒(自撮り棒)が人気!
日本でも自撮りって流行っていますよね?
下の画像では、『さんまのまんま』で薬丸さんがさんまさんにセルカ棒を紹介していました。
彼女や彼氏とのデートで、ふたりの写真が撮りたいときって近くの誰かに撮ってもらう人も多いと思いますが、なかなか恥ずかしくて言い出せなかったり、撮りたいタイミングで人がいなかったりする場合もあります。
そんな時に、このセルカ棒(自撮り棒)があれば、いつでもどこでも好きなタイミングで二人の写真が撮れちゃうわけですから、人気がでても不思議じゃないですよね!
ふたりに限らず、サークルや飲み会など集団での撮影にも向いています。
もちろん自撮りもこの通り!
セルカ棒(自撮り棒)の人気はいつから?
自撮り棒(セルカ棒)は、1983年日本のミノルタカメラ(今のコニカミノルタ)が世界初として発売を開始しました。
しかし、当時は全く需要がなく、アメリカでは「”役立たず”でもない日本の珍発明品」の一つとして紹介されてしまうほどでした。
1990年代から2000年代にかけて、携帯電話(フィーチャーフォン。ガラケー。)が普及し、携帯電話による自撮りも流行りましたが、当時はパケット代が非常に高く、高品質の画像を送受信すると多額の料金が発生してしまうことから、画質をあえて低くしていたので、距離が離れるとまともに写らないことから、自撮り棒(セルカ棒)のようなものが流行ることはなかったそうです。
しかし、2003年頃からコンパクトデジタルカメラの軽量化が進み、日本やアメリカにおいて、自撮り棒の関連特許出願が増えてきたようです。
冒頭でも書きましたが、2013年末ごろからインドネシア・ジャカルタから自撮り棒(セルカ棒)の人気が広まり、アジア圏だけにとどまらず、アメリカやヨーロッパに広まっていきました。
2014年11月のタイム誌(アメリカ)には、“The 25 Best Inventions of 2014”の一つに選ばれるまでの人気となっていたようですね。
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セルカ棒(自撮り棒)のうまい撮り方は?
シャッターを切る3つの方法
- Bluetoothを利用したリモコン
- スマートフォンのセルフタイマーを使用
- スマートフォンのイヤホンの音量ボタンを使用
セルカ棒(自撮り棒)を使った上手な撮り方
① 手元と棒を写さないように撮る
② ローアングルから撮る
③ 高さを更に強調して撮る
④ バックショットで撮る
わずか100cm程度の長さのセルカ棒ですが、少し目線(アングル)を変えるだけで、今までにない、おもしろい写真が撮れます!
セルカ棒(自撮り棒)はディズニーランドでは規制も?
これだけセルカ棒(自撮り棒)が流行ってくると、いろいろと問題も起こっているようです。
特に大勢の人が集まる場所での使用は控えたほうが良さそうです。
棒状のものに先端には重さのあるスマートフォンを取り付けているわけですから、人の頭に当たって怪我をしたり、通行の邪魔になってトラブルとなるケースも出てきているようです。
100年以上の歴史がある自転車レース『ツール・ド・フランス』に出場したジェラント・トーマス選手の話では、かなりのスピードで走っている選手たちを背景にセルカ棒を使って自撮り(セルフィー)する観客が後を絶たず、しかも選手の進路に入り込んで自撮りする人がひとりや二人ではなかったと話しています。
実際にけが人も続出しているようです。
何事もそうですが、マナーやルールを守ることや、人に迷惑をかけないということを考えて使わないと、どんどん規制が厳しくなり、折角のセルカ棒も使えなくなってしまいます。
ディズニーリゾートでは、セルカ棒(自撮り棒)の使用は禁止となっています。
棒状の物を振り上げ、通路をふさぐ形にもなりますし、小さな子供たちにとっては特に危険ですからね。
ただディズニーリゾートの場合はそれだけが理由ではなく、撮影補助器具(三脚、一脚やセルカ棒含む)の持込が禁止されています。
これは、まだ持ち込みが自由だったころにパレードやショーを撮影し、それをコピーして販売していた人たちがいたため、ブレない綺麗な画像を撮らせないためでもあります。
自分のことしか考えられない人たちのせいで、純粋に楽しんでいた人たちにまで迷惑が掛かりますので、セルカ棒も使いかたには十分注意したいですね。
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