オーバーロード（アニメ）は、TOKYO MX、AT-X、サンテレビ、KBS京都、テレビ愛知、BS11で2015年7月から9月まで放送されたテレビアニメです。

原作は、アクセス数が1000万を超えるWeb小説『オーバーロード』。
映像化は難しいとされていた『最凶』のダークファンタジーが待望のアニメ化！

ここでは、アニメ『オーバーロード』のあらすじや感想、海外の反応、続編2期の噂などについてご紹介します！

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オーバーロードの基本情報

書籍版の原作小説のアニメ放送開始前までの累計発行部数は60万部でしたが、アニメの放送が始まると発行部数が一気に増加。アニメ放送が終わるまでに累計発行部数が200万部を突破しました。

以上の数字から分かる通り、アニメを観てから書籍版の原作小説に興味を持ったファンが非常に多くなっています。
原作のアニメ化が大成功した典型例といえるのではないでしょうか。

オーバーロード(アニメ)のあらすじと感想は？

アニメ『オーバーロード』のあらすじと感想をご紹介します。

熱狂的人気を集めた仮想現実体感型オンラインゲーム『ユグドラシル』のサービスがまもなく終了。プレイヤーの1人・モモンガは、自身が築いたギルド『アインズ・ウール・ゴウン』の本拠地で仲間と共にサービス終了の時を待っていた。

しかし、サービス終了の予定時間になっても、ログアウトになる気配すらない…。
ゲーム内のNPC（ゲームプレイヤーが操作できないキャラクター）が突然意思を持つようになり、プレイヤー自身もゲーム内の世界に閉じ込められてしまった！

ギルドの外に広がる、今まで見たこともない世界で新たなストーリーが展開されます。

オンラインゲームを題材にしたアニメ作品は『ソードアートオンライン』、『ログ・ホライズン』といったあたりが代表格になりますが、アニメ『オーバーロード』も代表的な存在の仲間入りをしそうです。

主人公・モモンガ／アインズをはじめとする、ギルド『アインズ・ウール・ゴルン』に所属する面々が反則的な強さで他勢力を圧倒していく姿は爽快そのもの。迫力満点なアクションシーンが楽しめる作品です。

オーバーロード(アニメ)のキャスト・登場人物まとめ

アニメ『オーバーロード』に登場するキャスト・登場人物をご紹介します。

モモンガ／アインズ

種族：死の支配者（オーバーロード）
ギルド『アインズ・ウール・ゴウン』のリーダー。
ナザリック地下大墳墓の統治者。

アルベド

種族：小悪魔（インプ）
高い防御力を誇るナザリック地下大墳墓の守護者統括

シャルティア・ブラッドフォールン

種族：真祖（トゥルー・ヴァンパイア）
ナザリック地下大墳墓第1～3階層の守護者。
単独の戦闘力は守護者の中でもトップクラス。

アウラ・ベラ・フィオーラ

人間種であるため、種族レベルは無し。ナザリック地下大墳墓第6階層の守護者。
単独での戦闘力は低いが、
ハイレベルのモンスターを操った時の強さは他の守護者と同等。

マーレ・ベロ・フィオーレ

人間種であるため、種族レベルは無し。ナザリック地下大墳墓第6階層の守護者。
アウラ・ベラ・フィオーラは双子の兄。
いつもおどおどしているが、守護者の中ではナンバー2の実力者。

デミウルゴス

種族：最上位悪魔（アーチデヴィル）
ナザリック地下大墳墓第7階層の守護者。
頭脳明晰で、ナザリック内のあらゆる作戦に加担している。

コキュートス

種族：蟲王（ヴァーミンロード）
ナザリック地下大墳墓第5階層の守護者。
多くの武器を持っていて、武器装備時の攻撃力はトップクラス。

セバス・チャン

種族は不明。
ナザリック地下大墳墓の執事。
戦闘能力は、アルベド、コキュートス以上。

ナーベラル・ガンマ

種族：二重の影（ドッペルゲンガー）
セバス・チャンが統括する、ナザリック地下大墳墓の戦闘メイド隊『プレアデス』の一人。

ガゼフ・ストロノーフ

人間種であるため、種族レベルは無し。
リ・エスティーゼ王国最強の戦士長。

エンリ・エモット

人間種であるため、種族レベルは無し。
カルネ村在住。
スレイン法国の兵士に襲撃されたところをモモンガたちに助けられる。

ンフィーレア・バレアレ

人間種であるため、種族レベルは無し。
魔法を使う薬師。
どんなマジックアイテムも使いこなす、レアな能力の持ち主。

アニメ『オーバーロード』の主人公・モモンガは、アニメの主人公らしからぬ風貌。
他作品なら『悪役』になっても不思議じゃないキャラクターが主人公を務める『異色』の作品です。

モモンガは、いかにも強そうな外見で、他の誰も近付けない雰囲気を醸し出すのか、と思いきや、ギルドの仲間を気遣うなど、人情的な一面を作中で見せています。

オーバーロード(アニメ)の声優は？

アニメ『オーバーロード』にキャスティングされた声優をご紹介します。

モモンガ／アインズ役：日野聡

『アクセルワン』所属。
主な出演作品：アニメ『NARUTO -ナルト- 疾風伝』サイ役
　　　　　　　『バクマン。』高木秋人役

アルベド役：原由実

『アーツビジョン』所属。
主な出演作品：アニメ『アイドルマスター』四条貴音役
　　　　　　　『黄昏乙女×アムネジア』庚夕子役

シャルティア・ブラッドフォールン役：上坂すみれ

『スペースクラフト・エンタテインメント』所属。
主な出演作品：アニメ『中二病でも恋がしたい！』凸守早苗役
　　　　　　　『ファンタジスタドール』羽月まない役

アウラ・ベラ・フィオーラ役：加藤英美里

『81プロデュース』所属。
主な出演作品：アニメ『らき☆すた』柊かがみ役
　　　　　　　『化物語』八九寺真宵役

マーレ・ベロ・フィオーレ：内山夕美

『アーツビジョン』所属。
主な出演作品：アニメ『Aチャンネル』ナギ役
　　　　　　　『結城友奈は勇者である』犬吠埼風役

デミウルゴス役：加藤将之

『賢プロダクション』所属。
主な出演作品：アニメ『宇宙兄弟』真壁ケンジ役
　　　　　　　『ソードアートオンライン』シュミット役

コキュートス役：三宅健太

『81プロデュース』所属。
主な出演作品：アニメ『D.Gray-man』スキン・ボリック役
　　　　　　　『ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース』モハメド・アヴドゥル役

セバス・チャン役：千葉繁

『81プロデュース』所属。『C&Oアクターズスタジオ』所長。
主な出演作品：アニメ『ハイスクール！奇面組』一堂零役
　　　　　　　『北斗の拳』ナレーター

ナーベラル・ガンマ役：沼倉愛美

『アーツビジョン』所属。
主な出演作品：アニメ『アイドルマスター』我那覇響役
　　　　　　　『恋愛ラボ』倉橋莉子役

ガゼフ・ストロノーフ役：白熊寛嗣

『ぷろだくしょんバオバブ』所属。
主な出演作品：アニメ『ログ・ホライズン』ウッドストック役
　　　　　　　『ディスク・ウォーズ:アベンジャーズ』ロナン・ザ・アキューザー役

エンリ・エモット役：M・A・O

主な出演作品：ドラマ『海賊戦隊ゴーカイジャー』ルカ・ミルフィ/ゴーカイイエロー（声）役
　　　　　　　アニメ『がっこうぐらし！』若狭悠里役

ンフィーレア・バレアレ役：村瀬歩

『VIMS』所属。
主な出演作品：アニメ『ハイキュー！！』日向翔陽役
　　　　　　　『新世界より』青沼瞬（14歳）役

狂気がにじみ出るキャラクターが多く、声優の技量が作品の運命を握っていたわけですが、良い意味でファンの期待を裏切ってくれました。
特に、モモンガ／アインズ役の日野聡さんの演技力には度肝を抜かれました。

好青年の役を演じられる事が多く、爽やかで透き通るような声が魅力的な日野聡さんが、ドスの利いた低い声で演技をしているのがとても新鮮でした。

オーバーロード(アニメ)の主題歌（オープニングOP・エンディングED）は？

【左：Tom-H@ck　　右：オーイシマサヨシ】

オープニングを担当する『OxT』は、ボーカルのオーイシマサヨシさんと、サウンドプロデューサー・Tom-H@ckさんの2人組。
Tom-H@ckさんは、アニメ『けいおん！』などに楽曲提供をしています。

2015年に、アニメ『ダイヤのA』のエンディングテーマ『KIMERO！』でメジャーデビュー。『Clattanoia（クラタノイア）』は2ndシングルになります。

エンディングを担当する『MYTH & ROID』は、『OxT』のメンバー・Tom-H@ckさんと、ボーカル・Mayuさんが中心となるクリエイティブ・音楽ユニット。

Mayuさんは、CHEMISTRY、ゴスペラーズ、西野カナさん、らを発掘した音楽プロデューサー・西岡明芳さんが手がける期待の新人ボーカリストです。

オーバーロードの海外の反応・評価は？

ここでは、ネット上に寄せられたアニメ『オーバーロード』に関する海外のファンの反応・評価をご紹介します。

海外の反応、評判もすこぶる良いようですね。

オーバーロードの続編や映画化の噂は？

アニメ『オーバーロード』の続編や映画化の噂？についてご紹介します。

アニメ『オーバーロード』の続編については、まだ正式な発表はありません。

でも、アニメの第13話の最後で、次の目的地へ向かう描写がありましたので、2期制作の意思をアニメスタッフの方々が示したように思いますし、書籍版原作の売上が好調ですから、続編の制作が進むのも時間の問題かもしれません。

映画化については、こちらも正式な発表はありません。
アニメの映画化の可能性はあるでしょうが、実写での映画化は難しいでしょう。
実写で『オーバーロード』の世界観を作るのは容易ではありません。

アニメ『オーバーロード』は、1クール全13話という短い期間での作品ではありましたが、とても重厚感のある作品でした。最終回を終えて「もう終わっちゃうの？」と感じた視聴者も多かったはずです。

アニメの世界設定を把握するのに時間がかかってしまうのがネックでした。もっと詳しい説明をして欲しかった…と考えてしまいますが、1クールで話を完結させなければいけない中で、やむなく削ったシーンもあった事でしょうし、致し方ない事かもしれません。

キャスティングされた声優の皆さんの技量の高さにも驚かされました。
濃いキャラクターばかりの作品でしたが、その濃さに引けを取らない演技はお見事でした。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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