ドラマ「そして誰もいなくなった」第6話では、新一(藤原竜也)たちと計画を進める馬場(小市慢太郎)が新一の親友・小山内(玉山鉄二)をさらい、車で逃走。警察に追われて海に飛び込み、ふたりとも生死不明となりました。
ドラマ「そして誰もいなくなった」第7話は、いよいよ新一たちが計画を実行に移します。一方、新一を探す小山内と婚約者の早苗(二階堂ふみ)は、万紀子に行くように告げられた住所を訪れ、意外な人物の声を聞くことなりました。
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そして誰もいなくなった第7話「ネタバレと感想」
以下、「そして誰もいなくなった」第7話のネタバレ情報が含まれていますので、まだ見ていない方は読み飛ばしてください。
日下と万紀子の関係は
日下(伊野尾慧)は新一たちと住むアパートの前で新一の母・万紀子(黒木瞳)と鉢合わせるが、彼女の前を素通りする。
数秒間見つめ合ってそのまま通り過ぎるって、なんなんでしょうね。ふたりの関係は意味ありげです。
ひとり取り残された万紀子が見つめるアパートの中では、新一がドローンを利用した停電爆弾を作成していた。彼の狙いは送電設備を機能停止させること。
そうして、電力の足りなくなった日本国政府のデータサーバーを自家発電モードで再起動させ、0.2秒間だけできる無防備なサーバーの状態をつくりだすことだった。
砂央里と西条の取引
砂央里(桜井日奈子)は行方不明の馬場を探しに、猫のえさやり場にやってくる。そこで馬場との思い出を振り返っていると、弁護士の西条(鶴見辰吾)が現れた。
西条は、小山内が車に連れ去られる現場を目撃したと告げ、「お金は好きか」と砂央里にいい話があると持ちかける。
窮地に一生の小山内
小山内は病院で目覚める。車が落ちた衝撃でトランクが開き、奇跡的に生還していた。
さっそく鬼塚(神保孝雄)が病室を訪れ、事情を尋ねるが、小山内ははぐらかす。すると鬼塚は小山内が閉じ込められていた車のトランクに有った弥生(おのののか)のネームカードを見せ、また来ると言って病室を出ていく。
万紀子の行動の真意は?
一方、万紀子は公園にひとり来ていた。そこで息子の写真を眺める万紀子の耳に、新一が送ったウイルスメールの被害について立ち話している声が聞こえてくる。万紀子は居ても立っても居られない様子で、電話をかける。
電話をとったのは、早苗だった。
4人の仲間意識
夜が更け、砂央里がアパートに帰ってくる。
新一は、馬場が帰ってこなかったときは、自分が馬場の担当エリアをかけ持つと言うが、砂央里は4人で最後までやりたいと言い張る。
新一は、とりあえず待てるまで馬場を待とうと言ったが、砂央里はアパートから出ていってしまう。砂央里は、昼間に西条に言われた、今の雇い主の5倍は払うと言った西条の言葉を思い出していた。
小山内と早苗が向かった先は
翌日、小山内が早苗に身元引受人を頼んで退院する。彼女には何が起こったかを告げなかった。
小山内と早苗は、万紀子が新一の手がかりがあるかもしれないと早苗に行くように言った場所に向かう。
病室から出てきたふたりを確認し、怪しげなスーツの男たちが尾行を開始する。
砂央里の日下への気持ち
計画の準備を進めていく砂央里は、日下とふたりきりになって彼への想いを打ち明けるが、日下はこういうことはいい加減にしたくないと言ってキスを拒む。
そうやって冷たくしていると裏切るかもしれない、という砂央里を日下は取り合わない。
その様子を遠巻きに西条が見守っていた。
聞き覚えのある声
一方、小山内と早苗は万紀子のメモに書かれた場所にたどり着く。そこには一軒の家があった。インターホンを鳴らすと、弥生らしき声が「いま立て込んでいる」と答える。
小山内は、もう一度インターホンを鳴らそうとする早苗を連れて車に戻る。小山内は、弥生が誰かに監禁されているのかもしれず、警察に連絡しなければならないと言う。だがわからないのは万紀子が弥生の監禁場所をどうして教えたのかということだった。
ふたりが戻って弥生がインターホンを鳴らすと、先ほどとまったく同じ答えを弥生らしき声が返してくる。
小山内が不審に思い、インターホンをもう一度鳴らして確かめ、弥生らしき声は録音されたものだと判明した。
窓を割って家の中に入ると、そこはインターホンが鳴ると再生されるように細工された再生機器しかなく、無人だった。
家を探すうちに、小山内と早苗は冷凍庫の中にあったものを見て愕然とする。
ふたりを追いかけてきていたスーツの男たちも冷凍庫の中身を確認する。中には、新一と小山内の学生時代のゼミの友人・斎藤(今野浩喜)の遺体があった。
行方の知れなくなっていた斎藤の遺体がここで出てきました。なぜあのような場所にあったのか、そしてなぜ弥生の声がインターホンの応答用に録音されていたのか気になります。
スーツの男たちは鬼塚の部下だった。鬼塚は小山内を取り調べる。
小山内は、藤堂新一の母親にあの家を訪ねて様子を見てきてほしいと早苗が頼まれたことを打ち明ける。鬼塚たちは万紀子の身柄の確保に動き出す。
遂に作戦決行!
そのころ、新一たちは馬場抜きで作戦を実行することを決めて行動を開始していた。
三人はそれぞれ手分けしてビルの屋上に停電爆弾を搭載したドローンを設置する。ドローンを設置し終えたばかりの砂央里のもとに、西条が現れる。
取引を結べるとばかり思いこんでいた西条は、砂央里に断られ、激高して彼女の首を絞める。すると、砂央里は彼の腹を刺した。ふたりはもみ合ううちにビルの屋上から落ちてしまう。
西条からの電話
一方、鬼塚は万紀子が逃亡したという知らせを聞いて業を煮やしていた。万紀子と共に藤堂新一をかばっているのかと尋ねる鬼塚に、小山内はちがうと答える。そして、襲われた際に、「藤堂新一からのプレゼント」だと言われたことを打ち明ける。
鬼塚は新一のウイルスのせいで破たん寸前に追い込まれたL. E. D. 社のことを伝える。
そこに、瀕死の西条から小山内に電話がかかってくる。
西条はドローンのことを小山内に告げて、意識を失う。
その隣りで、砂央里もまた薄れゆく意識の中で空を飛んでいくドローンを見つめていた。
日下の謎のセリフ
日下はドローンが全機発信したことを確認。
「後は頼んだよ、兄さん」と日下は呟く。
え、もしかして、このふたりって実の兄弟か異父(母?)兄弟だったのでしょうか?
新一は、日本国政府のサーバーにミス・イレイズを潜り込ませる隙を窺っていた。国が管理される個人情報のすべて、パーソナル・ナンバーを削除することが目的だった。
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そして誰もいなくなった第7話「伏線」
伏線
1.万紀子と日下の関係
万紀子と日下が、新一が潜伏するアパートの前で見つめ合っていたシーン。
2.行方不明になっていた斎藤の遺体
小山内と早苗、刑事たちが、万紀子に教えられた家の冷凍庫を開けたシーン。
3.日下の「兄さん」発言
ドローンが飛ぶ様子を見送った日下が、「後は頼んだよ、兄さん」と呟くシーン。
そして誰もいなくなった第7話「考察」
考察
1.万紀子と日下の関係
見知らぬ他人であったのなら、ああも長く見つめ合うことはまずないでしょう。いつもは愛想がいい日下が、車いすに乗った万紀子に対しては会釈もせずに通り過ぎていったことも気になります。
万紀子は日下の実の母親なのかもしれません。そして、母子が離れ離れになったのは、万紀子が車いすになった事件が関係している可能性も考えられます。
2.行方不明になっていた斎藤の遺体
無人の家にあった斎藤の遺体がここで出てきました。今まで行方不明になっていた遺体が出てくるということは、斎藤の遺体を盗んだ犯人はもう斎藤の遺体に用はなくなったということでしょう。
一度盗んだ死体を空き家に放り出したのは、新一たちの計画が実行される時期と重なっており、関係がありそうです。これは新一から公安や小山内たちの注意をそらすための誘導作戦だった可能性もあります。
3.日下の「兄さん」発言
日下が口にしたこの言葉がふたりの関係を明らかにしました。
日下と新一が血のつながった兄弟であるかどうかはまだ不明です。ですが、日下の万紀子に対する態度も考慮すると、日下は万紀子の実の息子で、新一とは義理の兄弟のような関係に当たると予想できます。
今回のパーソナル・ナンバーを消すためのテロの首謀者は、日下の可能性が大きくなってきました。
そして誰もいなくなった7話「総評」と8話「あらすじ」
第7話総評
第7話では、いよいよ新一たちが計画を実行に移しました。馬場や西条、弥生などの人びとが次々と表舞台から姿を消していく中で、万紀子もまた行方不明になりました。はたして新一たちの計画は成功するのか、次回に期待です。
第8話あらすじ
第8話では、停電爆弾を積んだドローンが急に進路を変え、新一が居るビルの方角へ向かっていきます。
テロの予告を受けた鬼塚たちもまた新一を探しに行きます。
ドローンと刑事たちに包囲された新一はかろうじて逃走に成功しますが、その先で小山内に出くわします。確認したいことがあると口を開いた小山内の言葉を聞き、新一は呆然とします。
一方、斎藤の遺体を見たショックで入院していた早苗はL.E.D社のデータ消失事件のニュースをテレビで見ます。早苗は急いで新一の上司・田嶋(ヒロミ)の家を訪ねます。田嶋が仕事を辞めて里に帰るつもりでいることを知り、早苗は新一の無罪を証明してくれるように頼みこみのですが、そこで驚くべき光景を目にします。
一方、小山内と別れた新一は、日下のアパートに戻ってきたときに部屋の中に誰かが居ることに気づきます。新一がドアを開けると、そこには信じがたい光景が広がっていました。
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