ニューイヤー駅伝2016は、2016年1月1日に行われる『全日本実業団対抗駅伝競走大会』の通称です。群馬県を舞台に、各企業のトップランナーたちがメンバーの熱い思いが詰まった襷(たすき)をつないでいきます。
1月2日・3日に行われる学生駅伝の箱根駅伝とともに、正月二大駅伝として多くの陸上ファンから親しまれている『ニューイヤー駅伝』。2016年のスポーツ界で最初の『日本一』が決まる国民的行事です。
ここでは、『ニューイヤー駅伝2016』のエントリーや各地区の予選結果、本番のコースと過去の区間記録などについてご紹介します!
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ニューイヤー駅伝2016のエントリー企業や選手のスタートリスト
ニューイヤー駅伝2016は第60回目の節目を迎え、記念大会として開催されます。
例年、37チームがエントリーされるのですが、60回記念の今大会は43チームがエントリーされます。
ここでは、各地区の予選を勝ち抜き、『ニューイヤー駅伝2016』への出場を決めている企業チームをご紹介します。
(カッコ内の数字は前回大会の順位を示しています)
- トヨタ自動車(1)
- コニカミノルタ(2)
- 日清食品グループ(3)
- Honda(4)
- 中国電力(5)
- DeNA(6)
- 富士通(7)
- NTN(8)
- 小森コーポレーション(11)
- 大塚製薬(13)
- JR東日本(14)
- SUBARU(15)
- ヤクルト(16)
- マツダ(17)
- 日立物流(19)
- SGホールディングスグループ(20)
- プレス工業(21)
- 愛三工業(22)
- 愛知製鋼(23)
- 住友電工(25)
- トヨタ紡織(26)
- NTT西日本(27)
- 八千代工業(28)
- 中央発條(29)
- 中電工(30)
- YKK(31)
- JFEスチール(33)
- 大阪ガス(35)
- トーエネック(36)
- 重川材木店(37)
- カネボウ(不出場)
- サンベルクス(不出場)
- 警視庁(不出場)
- 御殿場滝ケ原自衛隊(不出場)
- 大阪府警(不出場)
- 武田薬品(不出場)
現時点では以上、36の企業チームが『ニューイヤー駅伝2016』にエントリーされてます。
選手のスタートリストが発表されるのは『ニューイヤー駅伝2016』開催前日の2015年12月31日、選手の登録リストが発表されるのは2015年12月の半ば、となっています。
また、九州地区の予選は2015年11月23日に開催予定です。
『ニューイヤー駅伝2016』のスタートリストや、本選出場を決めた九州地区の企業チームは後日掲載いたします。
ここからは、『ニューイヤー駅伝2016』での注目選手をご紹介します。
窪田 忍(くぼた しのぶ):トヨタ自動車
駒澤大学1年生の頃から学生駅伝で活躍。
社会人1年目で挑んだ『ニューイヤー駅伝2015』でも、4区で区間3位の快走を見せ、チームの優勝に大きく貢献しました。
設楽 悠太(したら ゆうた):Honda
東洋大学在学中には、双子の兄・設楽啓太選手(コニカミノルタ)とともに『箱根駅伝』などで活躍。2015年8月に中国・北京で開催された『世界陸上』の男子10000mの代表に選出されました(23位)。
宇賀地 強(うがち つよし):コニカミノルタ
作新学院高校、駒澤大学で駅伝チームの中心選手として活躍。
『コニカミノルタ』では主将を務めていて、闘志あふれるパワフルな走りでチームを引っ張ります。
佐藤 悠基(さとう ゆうき):日清食品グループ
『日清食品グループ』陸上競技部の主将であり、チームの絶対的エースでもあります。
2015年は、故障で『日本選手権』への出場を辞退するなど苦しいシーズンを送っています。
佐久長聖高校時代から駅伝では圧倒的な強さを見せている佐藤悠基選手の復活が待たれます。
松村 優樹(まつむら ゆうき):Honda
『ニューイヤー駅伝2016』の東日本地区の予選会である『東日本実業団対抗駅伝』で『MVP』を獲得した『大型ルーキー』です。アンカー区間(7区)を任され、1位と52秒離れた位置でタスキを受け取り、驚異の追い上げを見せて逆転し、チームを優勝に導きました。
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ニューイヤー駅伝2016への道!各予選大会の結果まとめ
『ニューイヤー駅伝2016』への道!各地区の予選会の結果をまとめます。
東日本実業団対抗駅伝(東日本地区予選):出場枠15
1位 Honda(3:47:09)
2位 日清食品グループ(3:47:31)
3位 DeNA(3:49:21)
4位 コニカミノルタ(3:49:29)
5位 日立物流(3:50:59)
6位 ヤクルト(3:51:16)
7位 JR東日本(3:51:48)
8位 富士通(3:52:15)
9位 プレス工業(3:53:31)
10位 八千代工業(3:54:03)
11位 小森コーポレーション(3:54:09)
12位 SUBARU(3:54:22)
13位 カネボウ(3:56:16)
14位 サンベルクス(3:57:16)
15位 警視庁(3:57:22)
16位 NDソフト(3:57:25)
17位 コモディイイダ(4:05:21)
18位 新電元工業(4:07:27)
19位 南陽市役所(4:08:26)
20位 JP日本郵政グループ東京(4:09:10)
21位 NTT東京(4:15:12)
22位 平塚市役所(4:17:25)
23位 東京消防庁(4:17:26)
24位 日立(男子)(4:18:20)
25位 新日鐵住金君津(4:27:15)
26位 東京都庁(4:30:42)
区間賞
1区 高橋優太(DeNA)33:15
2区 設楽悠太(Honda)44:20
3区 バルソトン・レオナルド(日清食品グループ) 25:36
4区 矢野圭吾(日清食品グループ)28:33※区間新記録
5区 宇賀地強(コニカミノルタ)23:36
6区 馬場圭太(Honda)29:57
7区 永井秀篤(DeNA)40:09
中部実業団対抗駅伝(中部地区予選):出場枠8
1位 トヨタ自動車A(4:06:15)
2位 愛知製鋼(4:11:08)
3位 NTN(4:12:37)
4位 トヨタ紡織(4:12:43)
5位 愛三工業(4:14:21)
6位 中央発條(4:14:37)
7位 トーエネック(4:15:15)
8位 御殿場滝ケ原自衛隊(4:29:18)
9位 三菱自動車岡崎(4:34:13)
オープン参加 トヨタ自動車B(4:11:31)
区間賞
1区 早川翼(トヨタ自動車A)36:39※区間新記録
2区 ヤシン・ハッサン(中央発條)21:35
3区 窪田忍(トヨタ自動車A)33:10
4区 大石港与(トヨタ自動車A)49:25
5区 井上翔太(トヨタ自動車A)37:44
6区 田中秀幸(トヨタ自動車A)27:12
7区 田口裕弥(トヨタ紡織)40:24
北陸実業団対抗駅伝(北陸地方予選):出場枠2
1位 YKK(4:13:54)
2位 重川材木店(4:20:16)
3位 セキノ興産(4:26:02)
4位 高田自衛隊(4:29:09)
区間賞
1区 及川佑太(YKK)38:19
2区 アレックス・ムワンギ(YKK)22:11
3区 村刺厚介(YKK)34:34
4区 末上哲平(YKK)52:02
5区 樋本芳弘(YKK)38:30※区間新記録
6区 山田直弘(YKK)26:36※区間新記録
7区 沼田大貴(重川材木店)41:06
関西実業団対抗駅伝(関西地区予選)出場枠:6
1位 大塚製薬(4:05:08)
2位 SGホールディングスグループ(4:05:18)
3位 NTT西日本(4:06:46)
4位 住友電工(4:07:12)
5位 大阪ガス(4:09:42)
6位 大阪府警(4:13:19)
7位 山陽特殊製鋼(4:13:39)
8位 日亜化学(4:33:21)
9位 兵庫県警(4:42:07)
10位 大阪府庁(4:48:25)
11位 大阪市役所(4:50:01)
12位 和歌山県庁(4:58:53)
オープン参加 奈良選抜(4:31:40)
区間賞
1区 篠藤淳(山陽特殊製鋼)42:24
2区 今崎俊樹(大阪ガス)23:11
3区 竹澤健介(住友電工)30:57
4区 森井勇磨(SGホールディングスグループ)27:30
5区 松岡佑起(大塚製薬)47:42
6区 辻茂樹(大塚製薬)33:13
7区 三岡大樹(大塚製薬)38:15
沖守怜(SGホールディングスグループ)38:15
中国実業団対抗駅伝(中国地区予選)出場枠:5
1位 マツダ(4:05:48)
2位 中国電力(4:07:46)
3位 JFEスチール(4:09:35)
4位 中電工(4:12:11)
5位 武田薬品(4:25:04)
6位 自衛隊山口(4:31:48)
7位 自衛隊米子(4:33:33)
8位 ホシザキ電機(4:45:27)
9位 日新製鋼(4:47:30)
10位 三菱重工広島(5:09:10)
11位 広島市役所(5:09:52)
区間賞
1区 大須田優二(マツダ)38:52
2区 チャールズ・ディランゴ(JFEスチール)20:22
3区 山本憲二(マツダ)35:17
4区 延藤潤(マツダ)26:05
5区 清谷匠(中国電力)27:48
6区 森本卓司(中国電力)58:17
7区 米澤類(中国電力)37:19
九州地区の予選については、2015年11月23日(月・祝日)に開催されますので、後日掲載いたします。前回大会は『旭化成』、『トヨタ自動車九州』、『九電工』、『安川電機』、『黒崎播磨』、『三菱重工長崎』が出場しました。
『ニューイヤー駅伝2016』は60回の記念大会となっていますので、北陸地区以外の地区では出場枠が例年よりも増えています。東日本地区は出場枠が2チーム増、他地区は出場枠が1チーム増となっています。
ニューイヤー駅伝2016のコースマップと予想通過時刻や過去の区間記録
『群馬県庁』を発着点に、7区間で合計100kmを走破する『ニューイヤー駅伝2016』のコースマップと各中継所の予想通過時刻、過去の区間記録をご紹介します。
第1区
走破距離:12.3km
区間記録:2007年 34分16秒 マーティン・イルング・マサシ(スズキ)
スタート:群馬県庁(9時15分)
ゴール :高崎市役所(9時49分)
第2区
走破距離:8.3km(外国人選手が唯一エントリーできる区間)
区間記録:2009年 21分54秒 ジョセファト・ダビリ (小森コーポレーション)
スタート:高崎市役所(9時49分)
ゴール :前橋市公田町(10時11分)
第3区
走破距離:13.6km
区間記録:2012年 37分52秒 宮脇千博(トヨタ自動車)
スタート:前橋市公田町(10時11分)
ゴール :伊勢崎市役所(10時50分)
第4区
走破距離:22.0km
区間記録:2015年 1時間2分47秒 設楽悠太(Honda)
スタート:伊勢崎市役所(10時50分)
ゴール :太田市役所(11時56分)
第5区
走破距離:15.8km
区間記録:2002年 44分57秒 坪田智夫(コニカ)
スタート:太田市役所(11時56分)
ゴール :桐生市役所(12時43分)
第6区
走破距離:12.5km
区間記録:2012年 36分35秒 高井和治(九電工)
スタート:桐生市役所(12時43分)
ゴール :伊勢崎市西久保町(13時19分)
第7区
走破距離:15.5km
区間記録:2002年 44分53秒 ジェームス・ドゥング(ホンダ浜松)
スタート:伊勢崎市西久保町(13時19分)
ゴール :群馬県庁(14時4分)
正月の駅伝というと、『箱根駅伝』を思い浮かべる方が多いかと思いますが、その『箱根駅伝』をステップにして陸上界で活躍を続ける選手が登場するのが『ニューイヤー駅伝』です。
注目選手として、窪田忍選手(駒澤大学)、設楽悠太選手(東洋大学)、宇賀地強選手(駒澤大学)、佐藤悠基選手(東海大学)、松村優樹選手(順天堂大学)の5名をご紹介しましたが、いずれも『箱根駅伝』で活躍した選手ばかり。
『箱根駅伝』から卒業した選手たちのその後に注目するのも『ニューイヤー駅伝』を楽しむ方法の1つです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
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