この世にたやすい仕事はない(ドラマ)原作あらすじとキャスト相関図！主演は朝ドラの真野恵里菜

４月からNHK BSプレミアムという新しいドラマ枠で『この世にたやすい仕事はない』がスタートします。
このドラマは同タイトルの小説が原作で、クスクスっと笑えるお仕事ファンタジードラマです。

４月は初々しいスーツを身にまとった新入社員が目につく季節。
社会人１年目のスタートを切る人達も多いのではないでしょうか。
そうでなくても人事異動や年度の変わり目で、社会人にとっては環境が変わることで、ワクワクしたりストレスを感じたりする季節。
そういった人達にぴったりのドラマがスタートします。

今回は、このドラマの原作あらすじやキャストについて迫っていきます。

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この世にたやすい仕事はない(ドラマ)基本情報

この世にたやすい仕事はない
2017年４月６日（木）スタート（全8回）
ＮＨＫＢＳプレミアム　午後11時～
原作：津村記久子（『ポトスライムの船』芥川賞受賞、
　　　　　　　　　『給水塔と亀』川端康成文学賞受賞）
脚本：土田英生（ドラマ『斉藤さん』）、
　　　ブラジリィー・アン・山田（『土曜ワイド劇場ヤメ検の女』）
制作統括：出水有三（NHK BSドラマ「プリンセスメゾン』）、
　　　　　中尾幸代（TOKYO MXドラマ『CRAZY』）
演出：松田礼人（ドラマ『アルジャーノンに花束を』『家族ノカタチ』）
主題歌：未定

人気小説が原作ということで、早くも注目を浴びているこの作品。
脚本を手がけるのは、劇作家、テレビ脚本家の土田英生さん。

役者として『ごちそうさん』に出演するなど、俳優業もこなしています。
芝居に造詣が深い土田さんなら、きっと小説の世界観を壊すことなくドラマ化してくれるでしょう。

原作は芥川賞作家「津村記久子」

2005年「マンイーター」（単行本のタイトルは『君は永遠にそいつらより若い』）で太宰治賞を受賞し、作家デビュー。
2009年に『ポトスライムの舟』で芥川賞を受賞。
2011年『ワーカーズ・ダイジェスト』で織田作之助賞受賞。
2013年『給水塔と亀』で川端康成文学賞受賞。
2016年『この世にたやすい仕事はない』で芸術選奨新人賞を受賞。

華々しい経歴ですが、なんと津村さんは小説家デビュー後も専業ではなく、2012年に退職するまでコンサルティング会社に10年以上勤務しながら執筆活動を両立していたそうです。

そんな、会社員と作家の二足のわらじという異色の経歴を生かし、現代の働く人々の仕事小説を多く執筆し、不思議な設定なのに妙にリアリティがある！と評価の高い作家さんです。

これだけ賞を受賞している作家さんですが、今回初めて映像化されるそうです。意外ですよね！
期待しているファンの方も多いのではないでしょうか？

今後は、このドラマをきっかけに、ドラマや映画で津村作品が増えていくのではないかと期待しています！

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この世にたやすい仕事はない(ドラマ)のあらすじ・ネタバレ

■あらすじ
子供の頃からの夢だった小学校教諭に晴れて就いたかすみ（真野恵里菜）。
しかし、頑張りすぎてしまう性格が災いし、オーバーワークにより燃え尽きてしまい、志半ばで退職の道を選ぶことになってしまいます。

このままではいけないと職を求めてハローワークに出向くのですが、そこで出会った少し変わった職員・正門（浅野温子）から紹介される仕事は、単純なデスクワークなどではなく、監視カメラで24時間見張りをしたり、おかきの袋に書かれたうたい文句を考える仕事など、「こんな仕事が本当に実在するのか？」と思うような全く未知の世界の職種ばかりで、かすみは戸惑います。

それでも社会復帰を目指し、リハビリもかねてとりあえず働いてみようと従事するのですが、最初はなかなか思うようにいかず落ち込みます。

しかし、おかしな仕事とおかしな職場の人間達と関わっていくうちに、どの職業でも大変さがあるのを思い知ると同時に、楽しさややりがいにも目覚め始めます。
かすみは徐々に働くことの意味を見い出します。

■感想
念願だった職に就いたものの理想と違う現実に思い悩んだり、新たな環境に馴染めずに会社を辞めてしまったり、働くことの厳しさを実感することは、社会人ならみんなあることでしょう。
思わず主人公のかすみに共感してしまう人は少なくないんじゃないでしょうか。

実は著者の津村さんは、新卒で入社した会社で上司からパワハラを受け、退職したという辛い経験があります。

そこでハローワークに赴き、職業訓練を受けた際に、ハローワークの職員の方々に親切にしてもらい、働く意欲を取り戻したといいます。

そういった経験があるからこそ、この小説も生まれたんでしょう。
超過労働などで心身を壊してしまう若者が続出し、何かと問題視されている昨今。
こういった日本の社会に対しても問題提起になりそうですね！

この世にたやすい仕事はない(ドラマ)キャスト・出演者

霧中かすみ役：真野恵里菜
教師になるという長年の夢を実現するも、頑張りすぎてしまい心身ともに疲労し、退職の道を選ぶ。

昨年は朝ドラ『とと姉ちゃん』で高畑充希さんの上司役、そして大ヒットドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』で新垣結衣さんの友人役として、女優として大きく前進した今注目の若手女優、真野恵里菜さん。

ハロー！プロジェクト出身の元アイドルでしたが、女優業に専念する道を選び、アイドル時代からの下積みも長く、苦労してきたようですが、コツコツと着実にステップアップを重ね、ついに主演の座を勝ち取りました。

NHKドラマ初主演に、本人も若干のプレッシャーも感じているようですが、今の真野さんの勢いを見れば、初主演なのが意外に思えます。
この勢いで、朝ドラのヒロイン候補に浮上！？と噂されています。
清純な外見に確かな演技力まで培っているのでありえなくはない話ですよね。

正門役：浅野温子
ハローワークの職員。
かすみに風変わりな仕事ばかり紹介する。

不思議な職員役を演じるのは浅野温子さん。
『フリーター、家を買う。』では鬱病の母親、『37.5℃の涙』では娘を虐待する毒親、『リテイク』では奇抜なファッションに身を包んだぶっ飛んだ職員など、出演するドラマごとにまるで別人になるカメレオンのような女優さんなので、この役ももちろん巧みに演じてくれるでしょう！

かすみの恋人役：塚本高史
真野恵里菜さんの恋人役として塚本高史さんの出演が決定しています。
役についての情報はまだ出ていません。

かつてはイケメン俳優として好青年を演じることが多かった塚本さんも、今やすっかり実力派俳優として、好青年から悪い男まで幅広い役を演じています。
最近では『中年スーパーマン左江内氏』に強盗役として友情出演して話題になりました。
今回塚本さんが演じる恋人役が、ドラマにどう絡んでくるのか非常に楽しみです。

この世にたやすい仕事はない(ドラマ)相関図

相関図は現時点ではまだ公開されていませんでした。
公開され次第、掲載の予定ですので、しばらくお待ちください。

この世にたやすい仕事はない(ドラマ)の見どころ

原作では不思議な職員の正門から5つの仕事を紹介される連作短編集となっています。
おそらく１話につき１つの職種を経験するオムニバス形式のドラマになるのではと予想されます。

全８話ということで、原作にはないオリジナルの演出がありそうですね！
どれもありそうでなさそうな不思議な仕事ばかりで、そこの職場の人達も一風変わったおかしな人達ばかり。

どのような職場を紹介されるのかはもちろん、その職場の人達をどんな俳優が演じるのかという点に注目するのも楽しみの一つです！

この世にたやすい仕事はない(ドラマ)の最終回結末予想

色々な職種を経験し、それぞれに苦労と楽しさがあることを知った主人公が、一時はすっかりなくしていた働く意欲を取り戻し、仕事のやりがいを見出していくのではないでしょうか。

前向きなラストだといいですね！

この世にたやすい仕事はない(ドラマ)視聴率予想

ＢＳドラマは3％台で健闘、4％台は異例と言われています。
ドラマ新設枠ということで難しいところがありますが、真野さんは固定ファンが多く、小説も人気の注目ドラマなので、期待を込めて、2.6％と予想します！
新設枠で2％いけば上々だと思います！
ぜひ、このドラマで結果を残し、真野さんには女優として成功してほしいですね。

いかがでしたか？
働く人達すべてを応援するようなドラマになりそうな予感がするこのドラマ。
このドラマを見れば、きっと今の仕事もそんなに嫌じゃなくなるかも！？
明日会社に行くのが嫌だな、辞めたいな、と思う人にこそ、ぜひ見ていただきたいドラマです！お楽しみに！

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