未解決の女(ドラマ)3話ネタバレと感想!百人一首から読み解く儚い恋

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未解決の女
前回第2話では脳筋熱血娘矢代朋(波瑠)と不愛想で口の悪い鳴海理沙(鈴木京香)が12年前の女児誘拐と、2018年に起きた女子高生誘拐事件の繋がりを、「かもめ」という言葉の意味から読み取り事件解決に導いた。
今回3話は5年前の女子大生殺人事件に秘められた百人一首の句が、鳴海に解決の糸を知らせる!

 

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ドラマ『未解決の女 警視庁文書捜査官』第3話あらすじとネタバレ

5年前、2013年に女子大生・舞阪佳織(福原遥)が駅前で殺された。
学校で百人一首の研究をしていた佳織の手には、百人一首のカルタのカードが一枚握られていたのだが、事件当初、通り魔的犯行とみなされ、犯人が見つからないまま未解決となる。
しかし2018年、その佳織の恋人・与田秀樹(深水元基)が何者かによって、殺された。

与田の腕の入れ墨が怪しげな文章だったため、文書を担当する特命捜査対策室第6係の鳴海に、捜査一課から相談された。
入れ墨が百人一首の歌から来ていた事、佳織が亡くなった時、手に百人一首のカルタを手にしていたことから、矢代は繋がりを感じて捜査に走った。

しかし、佳織が殺された事件現場で会った「特命捜査対策室」室長・古賀清成(沢村一樹)から、目くじらを立てて、「6係は文書だけ見ていろ、倉庫番に戻れ」と突き返される。

捜査させてもらえない歯がゆさと、六係の意義を考える矢代だったが、草加慎司(遠藤憲一)から六係のような特別捜査員に必要なものはデリカシーだと教わる。
デリカシーのない矢代は向いていないのかと落ち込むが、草加は捜査をしない鳴海を、矢代が引っ張り出したことを褒め、デリカシーのなさが矢代の特色かも知れないというのだ。

矢代は鳴海からの指示もあり佳織の日記やノートを遺族の実家から借り出しに行く。
そこで佳織が持っていた百人一首の箱に“間違ったもの”が入っていた事を、佳織の父親・舞阪繁夫(遠山俊哉)から知らされる。
佳織の箱には、89番の句が一枚抜けて、51番の句が一枚余分に入っていたのだ。
そして鳴海は佳織の日記から、「彼」と呼ぶ男性が二人いた事を読み解く。
佳織は二股していたと言う疑問が生まれたのだ。

鳴海を連れだして捜査に出る矢代。
彼女が在学していた大学で、佳織の恩師大学教授・塚本秀平(吉田栄作)の元へやってきた。

先に訪れていた古賀が、塚本から話を聞いているところに矢代と鳴海は出くわす。
鳴海の分析を自分が調べたように、塚本に持ち出す古賀の腹黒さに、矢代は驚く。

塚本から佳織が百人一首にとても熱心だった事を耳にした鳴海は、佳織が「百人一首に感じていた魅力はなんだ?」と塚本に問う。
「千年前の人も現代の人も、人を思う心は驚くほど変わらない、そこに魅力を感じると聞いていた」と塚本は答えた。

佳織の当時の友人に話を聞くと、佳織は二股をかける様な女ではないと証言される。

友人の話の中で、矢代は殺された恋人の与田が柔道の選手だったことを思い出す。

与田は八年前に大けがをして、柔道の選手生命が断たれていたことを、その怪我を負わせた後輩・山崎雄太(清水優)から、矢代は話を聞く事が出来た。

鳴海は与田の字から粘着質な性質を読み解く。
誰から話を聞いてもさわやかな人柄を想像させた与田に、鳴海の意見は可哀そうだと矢代は意見する。
鳴海もタダの空想だと拗ねたようにそっぽを向いた。

そこに矢代を訪ねてきた佳織の友人から、塚本が佳織のストーカーかもという話が出る。
佳織の最寄りの駅で、塚本を見かけたと言うのだ。

塚本に再び話を聞きに行く矢代と草加。
矢代はインカムから鳴海の指示を受け、塚本に心理テストと言って、文字を書いてもらう。
いくつかの駅名を書いてもらってから、百人一首の89番目の句を書けと言われて、塚本は激高した態度で、矢代を部屋から追い出す。

矢代が持ち帰った塚本の文字を見て、鳴海はついに「文字の神様が降りてきた」と呟くのだった。

鳴海は塚本の文字から、塚本が嘘をついている上、佳織と何か関係があると読み解いていた。

古賀を呼び出し、鳴海は佳織が無くした89番のカルタカードは塚本が持っていて、二枚持っていた51番は一枚、塚本から貰ったのだろうと推察を口にする。
89番も51番も二枚とも忍ぶ恋のカードで、塚本と佳織は想い合っていた。
与田の入れ墨は恋人が自分につれない態度をとる恋人を嘆く歌。

普段は穏やかな顔を見せつつも、興奮すると激しい怒り方を見せる性質がある与田が、別れ話を佳織に持ち出されて、ストーカーになったとしたら話が繋がってくる。

しかし、佳織の犯人の目撃証言が、与田と一致しない事や、与田にはアリバイがあると古賀が指摘した。
その話で、矢代は塚本の部屋に、矢代の持っていた柔道雑誌と同じものがあった事を思い出す。

矢代は柔道雑誌を捜査一課の桑部一郎(山内圭哉)に見せ、そこに与田の怪我の記事が掲載されている事を知らせる。
その記事の中に、与田にけがを負わせた後輩・山崎の名前もあった。

塚本は与田と山崎に関係があった事を確認していたのだ。
一課ではちょうど与田と山崎が、七年前のけが以来会っていないと言う証言が嘘であることを突き止めていた。

与田に怪我を負わせてしまった山崎が、佳織の殺害の依頼を与田に受けていたらと推察する矢代の言葉に、古賀は山崎の身柄確保を命じる。

桑部たちが塚本の部屋で、佳織の失くしていた89番の句を見つけていた頃、山崎の元に塚本が現れていた。

ナイフで山崎に切りかかる塚本の元に、矢代たちが駆け付ける。

与田を殺したことを塚本は認めた。
たまたま夜道で、女性に脅す電話をしていた与田を見かけた塚本は、与田から山崎に全てを頼んで佳織を殺させた事を教えられる。
それは佳織が悪いんだと言う与田を、殴って階段から突き落としたのだ。

矢代が塚本からナイフを取り上げ、山崎も古賀が確保する。

鳴海が現れ、塚本が佳織に送った51番のカードを見せる。
佳織が亡くなった時握られていた、56番のカードを矢代が見せた。

56番の「せめてもう一度あなたに会いたい、この世の想い出になるように」という句の意味に、亡くなる直前の佳織の、塚本に会いたいと言う気持ちの表れではないかと告げる。

そんなもの偶然だと言う塚本だったが、彼女とは生徒と教授と言う間柄だったが、今は忍び、ちゃんと佳織が大学を卒業してから、その気持ちに応え合いたいと二人で交わしたカードの想い出が、頭を過っていた。

与田殺人に逮捕される塚本は、もう一度会いたいと願いながら事切れる佳織を思い、涙する。

五年前に安易な通り魔殺人と筋読みしなければ、塚本も罪を犯さなかったと、一課の川奈部孝史(光石研)が悔いる。
その言葉に鳴海が複雑な顔をする。

後日、草加は佳織の父親・繁夫に犯人逮捕を知らせ、佳織がいい恋をしていた事を教えるのだった。

矢代はやっと六係の存在意義を見つける。
未解決事件の抱える無念や色々な気持ちに付き合って、墓守としてデリカシーを大切にすると言う姿勢と意義を、矢代は見つけられたのだった。

 

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ドラマ『未解決の女 警視庁文書捜査官』第3話の感想

大学生とその教授の忍ぶ恋を、百人一首になぞらえた素敵なお話でしたね。
吉田栄作さんのもさい大学教授ぶりと、今時のすごくチャーミングな福原遥ちゃんの女子大生という、釣り合わないカップルが余計忍ぶ恋を演出していて、涙してしまいました。

思わずあの鳴海に「恋がしたい」と言わせるほど、素敵で切ない恋物語でした。

 

※本ページの情報は2019年2月時点のものです。最新の配信状況は U-NEXTサイトにてご確認ください。

 

まとめ

今回3話は、百人一首に秘められた恋を、鳴海が見事読み解き、矢代が柔道をしていた事で、二人の間が上手く作用して事件解決しましたね。
次回4話は転落事故から、主婦の行方不明の事件が繋がる?
果たしてどんな風に文書が繋がり、鳴海に文字の神様を降臨させるのでしょうか。

 

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  • 2018 05.06
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