フレーザープライス選手の笑顔って本当にチャーミング!!
豊かな表情と笑顔の裏には、想像のつかないような厳しい生い立ちからの、脱却への努力があったのです。
今まで数々の金メダルを獲得してきたフレーザープライス選手ですが、世界陸上2015北京大会(陸上女子)100mで、果たして世界新なるか大注目ですね。
スラム街に生まれ育った少女が、金メダリストへと飛躍するまでの軌跡を、国籍や身長と年齢などの詳しい情報と共にご紹介していきたいと思います。
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フレーザープライス (陸上女子) 100mで世界新なるか!
フレーザープライス選手の実績は、実に輝かしいものがあります。
2012年ロンドンオリンピック(陸上女子)100mでは10秒75で金メダル獲得、
2013年世界陸上モスクワ大会(陸上女子)100mでも見事に金メダルを獲得していますが、なんと今季世界最高記録の10秒71を叩き出しています。
さらに2013年にワールドアスレチック・ガラでIAAF世界最優秀選手賞を、男子陸上のウサイン・ボルト選手と共に受賞しています。
となると、期待せずにはいられない2015年8月22日開幕の、世界陸上北京大会(陸上女子)では世界新記録なるか期待に胸がドキドキしますね。
フレーザープライス (陸上女子)の国籍は?
フレーザープライス選手 (陸上女子)はジャマイカ国籍で、首都キングストン内のスラム地区に生まれました。
兄と弟の3人兄弟で、フレーザープライス選手の母親は女手ひとつで子供たちを育てあげました。
母親は、子供たちがこのスラム地区の生活から抜け出せる道は教育しかないと考え、厳しい躾と勉強することをフレーザープライス選手に課したのです。
子供の将来を真剣に考え、誰にも奪われる事のない教育という財産を身に付けさせようとした、フレーザープライス選手の母親は賢く愛情深い女性だったのですね。
どこの国でも、母親が子供を思う気持ちは一緒なのだと痛感します。
フレーザープライス選手もそれに応えて学校の成績は優秀で、地元の有名女学校に合格しますが、家庭の経済状況が厳しく授業料が払えない事態におちいってしまいました。
ところが、見知らぬ資産家の女性が理由も告げずに、授業料を払い続けてくれるという幸運に恵まれ、無事に進学することができたそうです。
フレーザープライス選手の母親の強い思いが、ラッキーを運んで来てくれたのかもしれません。そして、フレーザープライス選手の気立ての良さと素直さも、強運に導いたのかもしれませんね。
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フレーザープライス (陸上女子)の身長と年齢は?
フレーザープライス選手(陸上女子)は、ジャマイカ工科大学へ進学しましたが、21歳で本格的に陸上競技を始めています。
当初は短距離選手としての才能は無いだろうと、周りから評価されていました。
それはなぜかと言うと…身長が152cmと、とても小柄だという理由です。
やはり、脚が長く回転が速いほうが、絶対的に有利ですよね。
実際に2007年100mの自己ベスト記録では11秒31と、けっして速くはありませんでした、しかし2008年北京オリンピック国内選考会では本領を発揮し、世界チャンピオンのベロニカ・キャンベル選手を抜いて2位にくい込みました。
フレーザープライス選手の前へ前へと伸びる脚の筋肉は、まさにサバンナを疾走するヒョウを連想させます。
低い身長というハンデを物ともしない、すばらしく良質な筋肉を持っているのでしょうね。
年齢は1986年12月27日生まれの28歳ですが、フレーザープライス選手はまだこれからもスプリンターとしての可能性が広がっていることでしょう。
芸術的な要素のある競技や団体競技は、点数の付け方などが今ひとつわからない部分があって、得点を見てなんだか腑に落ちない時もありますが、短距離陸上は選手1人の闘いで、しかも結果が一目瞭然なので観ていてスッキリしますね。
フレーザープライス選手(陸上女子)の世界新記録達成で、またチャーミングな笑顔を振りまいてくれることを期待しています!
最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。
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