エンジェル・ハート(ドラマ)原作あらすじと感想！キャストと相関図

エンジェル・ハート(ドラマ)原作あらすじと感想！キャストと相関図
エンジェル・ハートが遂にドラマで実写化されます！

1985年から1991年まで『少年ジャンプ』に連載されていた『シティーハンター』の続編として人気の高い『エンジェル・ハート』ですが、いよいよ2016年10月11日(日)夜10時から日本テレビで実写版『エンジェル・ハート』として放送が開始されます。

あの冴羽獠 (リョウ)や香瑩（シャンイン）、槇村香が帰ってきます。

ここでは、『エンジェル・ハート』の原作やあらすじと感想、キャスト・登場人物と相関図についてまとめてみました。

2015.9.13 追記あり
2015.10.14 ※記事の後半に全話視聴率を追記しました。

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エンジェル・ハート（ドラマ）基本情報

タイトル：エンジェル・ハート
放送期間：2015年10月11日(日)
放送時間：22:30～23:25　※初回のみ30分拡大(22:00～23:25)
放送局：日本テレビ系列
原作：エンジェル･ハート（北条司作）
チーフプロデューサー：伊藤響（ドラマ『花咲舞が黙ってない』『ど根性ガエル』『○○妻』など）
プロデューサー：次屋尚（ドラマ『Woman』、『東京全力少女』『Mother』など）
脚本：高橋悠也（ドラマ『35歳の高校生』、『金田一少年の事件簿N』など）
演出：狩山俊輔（映画『妖怪人間ベム』『仮面ライダー555 パラダイス・ロスト』等）
主題歌：未定

日本テレビの日曜22:30枠は、EXILEのTAKAHIROさん主演のドラマ『ワイルド・ヒーローズ』や窪田正孝さん主演のドラマ『デスノート』が放送されていました。

ドラマの放送時間としては遅めの時間帯ですが、『デスノート』は視聴率11％台をキープするなど、作品次第では十分数字のとれる枠なんですね。

今回の『エンジェル・ハート』は往年のファンが多い漫画・アニメが原作の作品ですので、十分期待できるのではないでしょうか。

エンジェル・ハート（ドラマ）原作あらすじ

エンジェル・ハートのあらすじに入る前に、まずは前身の『シティーハンター』のあらすじをご紹介します。

【シティーハンターの原作あらすじ】
東京・新宿を舞台とし、超一流スイーパー（始末屋）の冴羽獠が、亡き友・槇村秀幸の妹、香と共に裏の世界に生きる物語。

主人公の冴羽獠（サエバリョウ）は、腕は超一流だが、美女の依頼しか受けないという女好きなキャラクターで、外見は２枚目だが内面は3枚目。

槇村香（マキムラカオリ）を相棒に、新宿駅の掲示板に「XYZ」と書かれた依頼を請け負う。
毎回美女から依頼を受け、ニヤニヤする冴羽獠（リョウ）に対し、100tハンマーで手綱を絞める槇村香。

冴羽獠は香を妹のようにしか見ていなかったが、相棒として共に戦う内に、妹とは割り切れない感情を抱き始めた自分に気づく。

対する香も同じ気持ちでいたが、『亡き友の妹』『兄の仕事仲間』として始まった関係の壁を乗り越えられずにいた。

シティーハンターは、基本的にハードボイルド＆コメディーのため、当時単行本の売上げは好調だったものの、掲載されていた『週刊少年ジャンプ』内での人気はそれほど高いものでは無かったのです。

当時の少年ジャンプは『アンケート至上主義』と言われ、定期的に行われる読者アンケートで下位になった作品は、どれだけ物語りが中途半端になっても連載を打ち切られていました。

そして、この『シティーハンター』も7年近い連載の途中で、打ち切りとなってしまうのです。

その後、原作者の北条司さんは、「まだシティーハンターを描ききっていない！」との思いから、10年の歳月を経た2001年に『週刊コミックバンチ』で『エンジェル・ハート』の連載を再開するのでした。

当時『週刊少年ジャンプ』の勢いは凄く、ジャンプに連載が決まった漫画家は、今で言ったらM-1優勝や芥川賞ノミネートに匹敵するような価値のある存在でしたから、多くの漫画家はジャンプ連載を夢見ていたと思います。

しかし、勢いのある週刊誌ならではの厳しい競争に巻き込まれる形で、自分の作品が中途半端に打ち切りになってしまうというのは、作家にとっては非常に辛いことだったのではないでしょうか。

【エンジェル・ハートの原作あらすじ】
『エンジェル・ハート』は『シティーハンター』の続編的な位置づけとなります。

冴羽獠（サエバリョウ）と槇村香は、お互いの気持ちに気づき、仕事のパートナーとしてだけでなく、恋人としても過ごしていました。

しかし、そんな幸せは長くは続きませんでした。

香はある日、車に引かれそうな子供を助けるため、自らの命を犠牲にしてしまうのです。
それから1年、冴羽獠はシティーハンターとしての仕事も請け負わず、ただただ悲しみの世界に生きるのでした。

そんな時、新宿に『グラス・ハート』と呼ばれる美しき暗殺者があらわれます。
闇の組織に雇われたグラス・ハートの仕事ぶりは、暗殺者としてパーフェクト。

しかし、暗殺という任務を完璧にこなしていた様に見えたグラス・ハートでしたが、心の片隅にあった良心から、自分の犯した過去に押しつぶされそうになり、ついには自殺を図るのでした。

だが、殺人兵器としてのグラス・ハートを失うわけにはいかない闇の組織は、グラス・ハートに適合する心臓を見つけ、移植することで、グラス・ハートを再起させます。

そう、その心臓こそ事故で亡くなった槇村香の心臓だったのです･･･

香の心臓を移植されたグラス・ハートの心に、これまでと違った感情が芽生えはじめ、組織と対立する決意をします。

グラス・ハートはコードネームで、名前は李香瑩(リ・シャイン)です。

そんな時に、冴羽獠と香瑩(シャイン)は出会い、二人はシティーハンターとして行動を共にするようになるのでした。

原作のエンジェル・ハートを読んで、いきなり槇村香の死を突きつけられ、読者としてもショックを受けましたね。

どんな展開が待っているかと思っていたら、香の心臓を移植された暗殺者・香瑩(シャイン)の登場で、香が香瑩の中で生きているというように考えることが出来て救われました。

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エンジェル・ハート（ドラマ）のキャスト・登場人物

冴羽獠（サエバリョウ）役：上川隆也
冴羽リョウ（サエバリョウ）役：上川隆也
新宿を拠点に裏の世界で生きる超一流のスイーパー（始末屋）。
見た目はイケメンだが、美女にはめっぽう弱い。
その辺は『ルパン三世』に似ている…

香瑩（シャイン）役：三吉彩花

香瑩（シャイン）は台湾マフィアのボスの娘として生まれ、ある陰謀により組織の暗殺者となる。
暗殺を繰り返す内に自らの心が蝕まれ、ついには自殺未遂を起こす。
組織の手により、香瑩に適合する心臓を見つけだし、香瑩に移植することで命を繋ぎとめたが、その心臓というのは他でも無い槇村香のものだった。

香の心臓を移植されたことで、香瑩の心にも変化が現れ、正しい道をあるく決意をする。

槇村香（マキムラカオリ）役：相武紗季
槇村香（マキムラカオリ）役：相武紗季
亡き兄・槇村秀幸の相棒である冴羽獠を頼り、身を寄せる。
兄と同じ血が流れており、冴羽獠とシティーハンターとしてXYZの依頼を受け、依頼者を守る。
だが、ある日、子供の命を助ける代わりに自動車事故にあい、命を落とす。

野上冴子（ノガミサエコ）役：高島礼子
野上冴子（ノガミサエコ）役：高島礼子
新宿西警察署・署長
冴羽獠とはお互いの腕を認め合い、協力関係にある。

【以下、事前予想】
独断と偏見で選ぶとしたら…
板谷由夏さんか、吉瀬美智子さんを推したいです！
共にクールでデキル女って感じがします。
板谷由夏と吉瀬美智子
野上冴子役は高島礼子さんに決まりましたが、和服の似合う優しい女将さんのイメージもあったので、もう少し細身で男勝りな女優さんの方が合うような気がしますね。