わたしを離さないで(ドラマ)の放送が決定しました!
冬の連続ドラマとして、2016年1月スタートするドラマ『わたしを離さないで』は、日系イギリス人作家 カズオ・イシグロさんの原作『わたしを離さないで』をドラマ化したものになります。
その原作作品は、イギリスだけで100万部を突破したベストセラーであり、イギリスでも映画化され、日本では蜷川幸雄さん演出、出演・多部未華子さん、木村文乃さんで舞台化もされました。
世界で初めて、日本でドラマ化されるにあたり、イギリスではなく日本を舞台とした設定になります。
主演に綾瀬はるかさん、共演に三浦春馬さんや水川あさみさんが決定。
ここでは、ドラマ『わたしを離さないで』のあらすじ、ネタバレ情報や、感想、出演キャスト・登場人物や相関図、放送後の視聴率などについてまとめてみました。
2017年10月5日追記
本日(10月5日)、2017年ノーベル文学賞の発表があり、
本作「わたしを離さないで」の原作者でもある
カズオ・イシグロさん(日系イギリス人)が受賞されました。
改めてこの作品が評価されました。
ドラマの放送から約1年半経ちましたが、
今回の受賞を機に、再放送が予定されるかもしれません。
2017年10月13日 再放送決定!
※再放送の日程を追記しましたので、ご確認ください。
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わたしを離さないで(ドラマ)基本情報
放送期間:2016年1月スタート
放送時間:毎週金曜日 夜10時~
放送局 :TBS
原作 :Never Let Me Go(わたしを離さないで) 著 カズオ・イシグロ
プロデューサー:渡瀬暁彦(ドラマ『クロコーチ』『S-最後の警官-』『アリスの棘』等)
※父は俳優・渡瀬恒彦
飯田和孝(ドラマ『半沢直樹』等)
脚本 :森下佳子(NHK大河ドラマ『おんな城主 直虎』等)
演出 :吉田健(ドラマ『高校教師』『アルジャーノンに花束を』等)
山本剛義(ドラマ『クロコーチ』『Nのために』等)
平川雄一朗(ドラマ『ROOKIES』『JIN -仁-』『クロコーチ』『天皇の料理番』
映画『僕だけがいない街』等)
主題歌 :未発表
製作 :TBS
現在放送されているドラマ『コウノドリ』の後番組となりますが、今回もまた『命の尊さ』について考えさせられる作品となります。
相当ショッキングな設定となるドラマですが、近い将来、より現実的な問題として社会に投げかけられることになるかもしれません。
そういった社会的な問題点について考えると共に、そこに生きる子供たちの生き様から学ぶべきことも多いドラマになるでしょう。
わたしを離さないで(ドラマ)原作あらすじとネタバレ感想
ドラマ『わたしを離さないで』の原作のあらすじ・ネタバレ情報と感想をご紹介します。
主人公の保科恭子(綾瀬はるか)、土井友彦(三浦春馬)、酒井美和(水川あさみ)は、『陽光学苑』という隔離施設で育てられた。
『陽光学苑』は、精神病棟のようなものではなく、ごく普通の児童施設の様であり、子供たちにとっても過しやすい環境だった。
そして、「君たちはある特別な使命を負った子供なんだよ」と教えられてきた。
そしてある日、突然衝撃的な話を施設側から突きつけられるのであった。
「君たちは、臓器提供のためにつくられたクローン人間なんだ。施設から出た後は、時期に臓器を提供しなければならなくなる。」
普通の子供として育ち、自分がクローン人間だなんて微塵にも思わなかった施設の子供たちは絶望に打ちひしがれる。
臓器提供のために作られたクローンを『提供者』といい、提供者をそばで見守り支える者を『介護人』と言っている。
大人になるにつれ、三人の中にも『提供者』と『介護人』の関係へと変化し、お互いに辛い思いをしながら『その日』を迎えるのである。
わたしを離さないで(ドラマ)のキャスト・登場人物
ドラマ『わたしを離さないで』のキャスト・登場人物をご紹介します。
保科恭子(ほしな きょうこ)役:綾瀬はるか
明るく優しい少女だったが、成長するにつれ現実を知り、無気力になっていく。
保科恭子(子供時代):鈴木梨央
土井友彦(どい ともひこ)役:三浦春馬
絶望の中にも希望を追い求める少年。
土井友彦(子供時代):中川翼
酒井美和(さかい みわ)役:水川あさみ
気が強くリーダー気質だが、実は誰よりも愛情に飢えている。
酒井美和(子供時代):瑞城さくら
堀江龍子(ほりえ たつこ)役:伊藤 歩
子供たちの将来を悲観し、苦しむ陽光学苑の教師。
マダム役:真飛 聖(まとぶ せい)
陽光学苑のに時折姿を見せるマダム。
山崎次郎(やまざき じろう)役:甲本雅裕
陽光学苑の理念を遵守し、子供たちを教育する教師。
神川恵美子(かみかわ えみこ)役:麻生祐未
陽光学苑の校長でとても厳しい。
相当シリアスなドラマになりそうですが、三浦春馬さん、水川あさみさん、甲本雅裕さん、麻生祐未さんなどは、見た目からもシリアスな演技が板についた役者さんだと思います。
それに対し、綾瀬はるかさんや伊藤歩さんのイメージは、ほんわかした柔らかい印象の女優さんですが、綾瀬はるかさんはTBSドラマ『白夜行』でのシリアスな演技も素晴らしく、ドラマ『わたしを離さないで』でも綾瀬はるかさんのイメージを良い意味でぶち壊す演技を見せてくれるでしょう。
わたしを離さないで(ドラマ)相関図
わたしを離さないで(ドラマ)みんなの感想
ドラマ『わたしを離さないで』に対するみんなの感想をご紹介します。
・脚本が森川佳子さんで、演出が平川雄一朗さんだなんて!これは見逃せない!
・かなりテーマが重い作品だけど、綾瀬はるかさんや三浦春馬さんの出演なので少しは見やすくなってるかなぁ。
作品が作品だけに、原作の内容を知っている方は「一体、どうなるんだろう」という思いが伺えますね。
ドラマ版『わたしを離さないで』の脚本、演出による味付け次第で、評価が分かれそうな作品と言えるかもしれません。
そういった意味でも見逃せないドラマです!
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わたしを離さないで(ドラマ)出演キャストのコメント
ドラマ『わたしを離さないで』の出演キャストのコメントをご紹介します。
保科恭子 役 綾瀬はるか
衝撃の話題作となり、賛否両論もあった作品で、とても厳粛な役どころでもあります。
これまでの経験を活かして演じていきたいと思いますし、スタッフさんや出演者の皆さんと一緒になって、見ていただいている方が引き込まれるような作品にしたいと思います。
土井友彦 役 三浦春馬
原作を読ませていただいた感想としては、『生きることへの執着』でした。
限られた命を生き抜く中での残酷さや、美しさ、とてもリアルで衝撃的な内容ですが、こういった世界観を作れたらと思い、頑張っています。
酒井美和 役 水川あさみ
台本を拝見し、その内容、テーマに凄く心が締め付けられるような感覚に陥りました。
これから現実的に、この世界へ投げかけられる問題を扱ったこの作品を通し、限られた命の中でより光り輝く美しい生き様をみなさんにお届けできたらうれしく思います。
原作者 カズオ・イシグロ
ドラマの第5話までの台本を読ませていただきましたが、原作ではあまりクローズアップされなかったところにも、丁寧に表現されており、原作者の目から見ても新鮮な物語になっています。
作品では現代社会の闇の部分を悲観的な世界観で描かれていますが、ここに何かを感じ取ってもらえると幸いです。
わたしを離さないで(ドラマ)の再放送決定!
ドラマ『わたしを離さないで』の再放送が決定しましたので、日程をご紹介します。
放送局:TBS(地上波)
放送日:※下記参照
10月18日 26:35~27:45
第2話
10月19日 27:05~28:00
第3話
10月20日 27:07~28:00
第4話
10月23日 26:35~27:30
第5話
10月24日 26:45~27:45
第6話
10月25日 26:35~27:30
第7話
10月26日 27:05~28:00
第8話
10月27日 27:07~28:00
第9話
10月28日 27:08~28:00
第10話
10月30日 26:20~27:12
ドラマ『わたしを離さないで』が今を生きる日本人にどう受け止められ、何を思うのか。
未来の話、と考えられていたクローン問題も、一般人にとって現実味を帯びた話となる日が近づいてきています。
クローン側の気持ちに立ったとき、いったい人は何を思うのでしょう。
そして、今を生きる命の尊さについても考えさせられる作品になっていますので、見終わったあとに身近な人と語り合うのも良いかもしれませんね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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