ドラマ「そして誰もいなくなった」第3話では、新一(藤原竜也)の目の前で元恋人・はるか(ミムラ)がホテルのベランダから飛び降り自殺。親友・小山内(玉山鉄二)や斉藤(今野浩喜)にも背を向けられ、さらにニセ?新一こと河野瀬猛(遠藤要)が「藤堂新一」として冤罪被害を訴える記者会見を開きました。
ドラマ「そして誰もいなくなった」第4話はさらにスリリングな展開に。「藤堂新一」としてのアイデンティティを失いかけ、後のない新一が自分の人生をとり戻そうと奔走するものの、かえって信用を無くして自らを崖っぷちに追いつめてしまいます。
2016.8.15 考察・関連記事追加
スポンサーリンク
[ad#ue-1]
そして誰もいなくなった第4話「ネタバレと感想」
以下、「そして誰もいなくなった」第4話のネタバレ情報が含まれていますので、まだ見ていない方は読み飛ばしてください。
バーテンダー・日下瑛治(伊野尾慧)の目的は?
孤立した新一は、バーのオーナー日下(伊野尾慧)の家に身を寄せていた。
日下は開店当初からの常連だった新一に恩義を感じており、好きなだけ自分の家に居ていいと言う。
そうは言われても、ただの常連客(犯罪者疑惑アリ)に居候してもいいなんて怪しいですよね。日下の役どころがいまいちつかめませんが、彼にも何か目的があるのでしょうか?
日下が出かけた後、テレビに川野瀬が生出演する番組が映り、新一はテレビ局に向かう。
出世?嫉妬?友情?小山内保(玉山鉄二)の本心は?
その頃、新潟では小山内、斉藤、そしてヘルパーの弥生(おののか)に付き添われた新一の母・万紀子の4人がはるかの葬儀に参列していた。
斉藤は、想いを寄せていたはるかの死を受け入れられず、激しく動揺する。
万紀子は息子の大学時代のアパートに連れて行くよう小山内に頼む。
大学時代はここが友人たちのたまり場だった、と語る小山内。万紀子は弥生に席を外させると、生前はるかに打ち明けられた話を聞かせる。それは、新一が2億円横領した嫌疑をかけられた話を小山内に話した直後、事件がネットにリークされたというものだった。
上司と画策しているという噂もあると問い詰める万紀子に、小山内は「親友を裏切ったりはしません」と言いつつも、「今は正直、自分の気持ちがわかりません」とあいまいな答えを返す。
小山内の立ち位置も不明です。初めは親友として新一を助けようとしたけれど、途中で上司に出世の話しを持ちかけられたので親友から一転、新一を売り飛ばすことにしました!という事情なのでしょうか。
小山内が口八丁の出世欲の塊でないとしたら、いったい彼の狙いはなんでしょう?
ニセ「藤堂新一」が明かすパーソナルナンバーの闇売買
一方、テレビ局の前で新一は弁護士・西条(鶴見辰吾)と出てきた川野瀬猛を待ち伏せていた。
新一は、川野瀬が何者かに雇われて「藤堂新一」をかたっていると指摘し、交渉をはじめる。
「あんたの動機は金だろう?俺はあんたの雇い主の倍払う」と持ちかけると、ノーコメントを通していた川野瀬は態度を変える。新一と二人きりになると、400万円を約束するなら人生を売買できる業者を紹介してもいいとメモを渡す。そこには「酔の助」という店の住所が書かれていた。
倉元早苗(二階堂ふみ)の揺れる思い
一方、婚約者の早苗(二階堂ふみ)は産婦人科で検診を受けていた。早苗は思いつめた様子で中絶をほのめかす。帰り道、日下のバーに出入りする家出少女・砂央理(桜井日奈子)とぶつかり、ヒールを折った砂央理を家まで送ることに。
斉藤博史(今野浩喜)の狂気
葬儀を終えた斉藤は、はるかのスマホを見ているうちに早苗との連絡履歴を見つけ、ただならぬ様子で職場の荷物を片付けはじめる。
後輩・五木啓太(志尊淳)の素顔と早苗(二階堂ふみ)の関係
一方、「酔の助」にやってきた新一はそこで日下のバーの常連客・馬場(小市慢太郎)に声をかけられる。謎の協力者「ガキの使い」が馬場であったこと、馬場もまた誰かに雇われて動いているに過ぎないことを知る。
思わせぶりな馬場はただのお使い小僧だったのですね!お金次第でこれから誰の側にもつくビジネスライクな人物なのでしょうか?
馬場に連れられて行った2軒目のクラブ。VIPルームには会社の後輩・五木がいた。
普段の好青年ぶりとは正反対の様子にショックを受けていると、五木は早苗と以前関係があったこと、早苗が嘘つきだと語り、さらに追い打ちをかけるように藤堂名義の隠し口座から金を下ろす女の姿が防犯カメラで見つかったと告げる。
「それが早苗だったら笑える」と五木は犯人をほのめかす。
弁護士・西条信司(鶴見辰吾)と官僚・小山内保(玉山鉄二)が結託?
その頃、小山内は西条から「友達になろう」と取引を持ちかけられていた。
新一のために個人情報を不正に調べて渡したことを知っていると言われ、「新一がそう言ったのか」と探りを入れると、西条は「友達になればスムーズな情報交換をできる」と返す。小山内は西条の車に乗る。
狂気の斉藤博史(今野浩喜)と新一が揉み合い…
新一はクラブを後にし、早苗が待つアパートに帰ろうとしたところ、様子のおかしい斉藤と出くわす。
斉藤は、はるかが生前に早苗とスマホでやりとりをしていたと言って、ナイフで切りつけてくる。二人はもみ合いになって階段を転げ落ちるが、あやまってナイフが斉藤の胸に刺さり、死亡してしまう。
たまたま現場に通りがかった早苗に血まみれの状態を目撃され、人が集まり始めたために新一はその場を逃走する。
早苗は公安の鬼塚に事情聴取を受け、犯人は「私に藤堂新一と名乗っていた人です」とためらった様子で告げる。
日下は、再び自分のアパートに逃げこんできた新一を警察に通報しなかった。新一が理由を尋ねると、日下は自らもまた新一と同じ、個人を特定するパーソナル・ナンバーを持たないために「法律的に世の中には存在しない人間」だからだと明かした。
スポンサーリンク
[ad#naka]
そして誰もいなくなった第4話「伏線」
伏線
1 「人生を売買するマーケットの存在」
・テレビ出演を終えた川野瀬に新一が取引を持ちかけるシーン。
2 「早苗の正体」
・クラブのVIPルームで五木が藤原に早苗は「嘘つき」だと語ったシーン。
そして誰もいなくなった第4話「考察」
考察
1 「人生を売買するマーケットの存在」
・川野瀬の語るように、個人情報の塊のパーソナル・ナンバーを売買する組織があるのだとしたら、そうした組織にとっては新一が開発したネットに拡散した個人情報を抹消するソフト「ミス・イレイズ」は喉から手が出るほど欲しいものでしょう。開発者の新一の存在を消したがるのも、「ミス・イレイズ」から得られる莫大な利益を独占したいからなのでしょうか?
2 「早苗の正体」
・実は柄の悪かった五木に「嘘つき」と言われた早苗。過去にいわくつきの人物だとしたら、もしかしたら早苗もだれかの人生を買った過去があるのかもしれません。五木と一緒にマーケットで思いどおりの人生を買った後、ふたりは別々に生きていくことにしましたが、どこかで偶然再会してしまい五木が未練を抱きはじめた、なんてメロドラマもアリ?
そして誰もいなくなった4話「総評」と5話「あらすじ」
・第4話では、新一が殺人者の濡れ衣を着せられ、友人も婚約者も失い、行き場のなくなったところを似たような境遇の日下に助けてもらいました。自分もパーソナル・ナンバーを持っていない日下ですが、はたして彼の正体は?ますます誰が敵か味方かわからなくなってきました。
・第5話では、新一は日下の秘密を聞いた直後、何者かの襲撃を受けます。
一方、小山内は西条と行動を共に。新一を探して早苗のもとを訪れますが、手掛かりを得られません。
新一は真っ白な部屋で目を覚まし、砂央理と出会います。
部屋を出るためにはドアに張られた紙に書いてある問題を解かなければならず、新一は次々と問題を解いていくのですが、いつまで経っても出口は現われません。そのうち辿り着いた部屋に転がったスピーカーから、かつての仲間たちの声が聞こえてきます。
新一が最後のドアを開くと、そこはビルの屋上でした。ライフルの銃口を向けられ、どこからか声が語りかけてきます。ここで撃たれるか、自ら飛び降りるか選択しろ。新一の選択肢は、いったいどちらだったのでしょうか?そして、声の正体は?
ドラマ「そして誰もいなくなった」関連記事
そして誰もいなくなった(ドラマ)あらすじとネタバレ!視聴率と主題歌が気になる
そして誰もいなくなった(ドラマ)主演に藤原竜也!キャストと相関図
そして誰もいなくなった3話ネタバレ考察!新一の出生とはるかの想い
そして誰もいなくなった4話ネタバレ考察!絶体絶命の新一と日下の正体
そして誰もいなくなった5話ネタバレ考察!白い部屋の先にあるもの
そして誰もいなくなった6話ネタバレ考察!立場逆転?新一の反撃か
そして誰もいなくなった7話ネタバレ考察!遂に新一の計画が動き出す
そして誰もいなくなった8話ネタバレ感想と伏線考察!日下が本性をあらわす!
そして誰もいなくなった9話(最終回)ネタバレと伏線回収!新一と日下と万紀子の関係が明らかに!
2016年 夏の注目ドラマ
★7月期スタートの夏ドラマ情報が続々登場!
2016年夏ドラマ(7-9月)のネタバレ・あらすじ・感想とキャスト・放送日