前回第3話では、百人一首に秘められた切ない恋を読み解き、5年前の女子大生殺人事件の犯人を突き止めた矢代朋(波瑠)と鳴海理沙(鈴木京香)。
今回は15年前の失踪事件。
行方不明となった主婦の真実を、文字から読み解く。
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ドラマ『未解決の女 警視庁文書捜査官』第4話あらすじとネタバレ
15年前家族の前から突然姿を消した主婦・藤田里美(真飛聖)のDNAが、最近になって発見された。
山中の橋の上から、何者かに突き飛ばされたショップ店員・長瀬真智(吉井怜)の車から、毛髪が見つかったのだ。
重傷で意識のない真智からは話が聞けない。
「特命捜査対策室」室長・古賀清成(沢村一樹)は、里美の夫が代議士・藤田晃一(堀部圭亮)だと知ると、妙に張り切り出す。
矢代朋(波瑠)も何か文書が関わっていないか川奈部孝史(光石研)に聞きに行く。
川奈部から渡された証拠文書は、何かのチラシの切れ端に、数字の羅列が書き示されていた。
草加慎司(遠藤憲一)と共に聞き込みをする矢代は、それが移動図書館のお知らせのチラシで、余った用紙が図書館のメモ紙として使われていたものだと判明する。
数字の羅列は全て里美の行方不明になった事件の記事だった。
意識の戻らない真智は、里美が行方不明になった現場の神社で、15年前のその日に巫女のバイトをしていたことが判明する。
矢代は草加と共に藤田家を覗うと、夫の晃一は留守だったが、里美の二人の息子に話を聞くことが出来た。
晃一は既に諦めを感じてか、里美の失踪届けを出していた。
息子たちも、理想の主婦と近所でもてはやされた自慢の母親が、今では恥さらしのように大人たちに扱われている事が、辛い様子だった。
その頃鳴海理沙(鈴木京香)は残された里美の文字を見つめて、文字の神様が降りそうで降りてこない事に、頭を悩ます。
矢代は里美の息子たちから食事をごちそうになっていた。
里美は息子たちに調理も教えていたと言う。
美味しいカレーに感動した矢代は、息子たちからレシピ本を借りる。
そこには里美の記したメモまで付いていた。
鳴海はお祭りの絵馬に記した文字が、息子2人それぞれに違う対応をしていると気づく。
里美の下の息子・藤田陸人(百瀬朔)は、里美の姉・河村綾子(荻野友里)の実子だったのだ。
綾子は未婚で産んだ子供を、置き去りにして別の男と失踪していた。
藤田夫妻は残された陸人を、特別養子縁組したと言う。
鳴海は科捜研に調べて貰い、料理のレシピ本に記された里美の文字は、短期間に涙を流しながら記した事が判明する。
草加が晃一の元秘書から話を聞きだして帰ってきた。
温厚な晃一は一度だけ、国会中継を見ながら荒れた態度を取っていたと言う。
それは国会で、時効廃止法案が持ち上がった頃だった。
川奈部たちにも新しい情報が入り、古賀に持ち込まれる。
真智が、里美の姉・綾子が勤めていた料理店にやたら連絡をしていたと言うのだ。
その料理店に向かった桑部一郎(山内圭哉)たちだったが、数日前から綾子は姿を消していると聞かされる。
矢代と鳴海は、里美が姿を消した神社にやって来ていた。
そこに岡部守(工藤阿須加)から連絡が入り、綾子の文字の画像が送られてくる。
それを見た鳴海に、ついに文字の神様が降りてきたのだった。
鳴海はいつもの空想として、なぜいつもは温厚な晃一が、テレビを見て態度を荒げたのかと矢代に問う。
時効廃止法案が通ってほしくなかったからではないのかと矢代は答えた。
ではなぜ法案が通ってほしくなかったのかと鳴海は返した。
何か悪い事を晃一がしていた、もしくは晃一に関係ある人物がしていたと呟き、矢代は瞳を見開いた。
里美の息子2人が通う大学に、一人の女が佇んでいた。
草加はその女性に「河村綾子?」と声をかける。
そして「いや、藤田里美さんですよね」とかけ直した。
否定をしたが、その女性は藤田里美だった。
警察の事情聴取に、里美は何も答えようとしなかった。
鳴海がやって来て自分が聴取すると言い出す。
文字から里美であることを隠しきれないと示す鳴海に、里美はやっと口を開く。
15年前、姉の綾子は金の無心に藤田家に現れていた。
息子を手元に置かないと養育費が貰えないと言い出す。
それで言い争いになった里美は、綾子を階段から落してしまったのだ。
その頃矢代も晃一から話を聞いていた。
晃一は泣いて謝る里美に、綾子の死体を隠しておけば、誰も綾子のことなど気に掛けないと言って、綾子の死体を夫婦で埋めて隠したいと言う。
しかし、罪の意識に耐え切れそうにない里美を見て、息子たちを殺人者の息子にしないためと、晃一は里美という人間を消してしまおうと話を持ち掛けた。
里美も夫の案に、殺人罪は15年で時効が成立するから、それまで隠れて生活し、時効後、影からでも息子の姿を見られればいいと考え出す。
こうして、里美は綾子として生きだした。
しかし時効廃止法案が決まると、里美は膝を崩す。
晃一にも里美の失踪届けを出すから、綾子として一生生きろと金を渡される。
こうして綾子として生きる覚悟をした里美の前に、真智が現れたのだった。
隠さなければと、真智を橋から突き落とす里美。
真智が自分を調べていた痕跡を隠そうと、真智の車を整理していて、里美は髪の毛を落としてしまったようだ。
里美は泣きながら、「私が殺しました」と15年間耐えていた一言がやっと言える。
里美の息子たちは、刑事に連れられて行く里美に、生きていてくれてありがとうと伝え、それぞれの厳しい未来に一歩踏み出していたのだった。
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ドラマ『未解決の女 警視庁文書捜査官』第4話の感想
この事件、実際に起きた主婦の行方不明事件をモチーフに使っていますね。
実際の事件はまだ未解決なのですが。
自暴自棄になった晃一を、柔道技でしっかり押さえる矢代かっこよかったです。
古賀と鳴海の犬猿の仲は、どういった理由があるのか知らされないままでしたね。
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まとめ
第4話は失踪事件に関わる母の愛を、文字で見つけることが出来ました。
次回5話は医療殺人から文字捜査。矢代にも何か危機が迫るようです!
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