増田明美さんといえば元女子マラソンの陸上競技長距離選手で、現在はスポーツジャーナリストとして活動されていらっしゃる方です。
しかも1984年のロサンゼルス五輪で女子マラソンが初めて正式種目となったときの日本代表です。つまり女子マラソンで日本初のオリンピック代表選手なのです。
その増田明美さんの解説が面白いと話題になっていますが、選手時代はどのような選手だったのでしょうか?そしてご家族のこと、解説での名言など大変興味が沸きますね。
ここでは増田明美さんの年齢・身長・経歴などのプロフィール、夫や弟などのご家族について、そして面白い解説の秘密について調べてみました。
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増田明美のプロフィール!年齢や身長は?
増田明美さんのプロフィールや経歴をご紹介いたします。
1964年1月1日生まれで千葉県夷隅郡岬町(現いすみ市)のご出身です。
年齢は現在51歳になります。元日生まれなのですね。身長は150cmで、現役当時の体重は39kgだったそうです。小柄な体格ながらパワフルは走りを見せる選手でした。
中学時代は漫画『エースをねらえ!』に憧れて軟式テニス部だったのですが、町内駅伝大会に出場のためにチームを組む際に陸上部では人数が足りず、助っ人で出場したところ高校生3人を抜いて、結果優勝しました。
その後、私立成田高校陸上部監督からスカウトされ高校でも陸上競技を続けることになります。なんとこのときに高橋尚子選手の元監督でも知られる小出義雄監督(当時千葉県立佐倉高校監督)もスカウトしていたそうですよ。
高校時代は貧血という病と闘いながらも長距離に転向した1981年高校3年生の時に次々と日本記録を樹立します。1982年には初マラソンで日本最高新記録を樹立するなどして、実業団入りしてロス五輪を目指すことになります。
川崎製鉄千葉に入社後も貧血には悩まされますが日本記録を更新し続け、1984年のロサンゼルス五輪の日本代表に選ばれます。メダルの期待は高まりますが無念の途中棄権に終わりました。
先日『マツコの知らない世界』という番組に増田明美さんが出演したときに語っていましたが、オリンピックを途中棄権し日本に戻った際、成田空港で見知らぬ人に「非国民!」といわれ辛い思いをしたとおっしゃっていましたね。
その後は川崎製鉄を退社して、教職を目指して法政大学に入学するも1年で中退して1986年にNECへ入社し、マラソンに復活しました。1992年の大阪国際女子マラソンを最後に引退するまで、なんと日本最高記録12回、世界最高記録2回更新しています。
増田明美さんの現役時代は貧血に悩まされ、体調との戦いだったそうです。
当時は科学的根拠を下にしたトレーニングではなく根性で乗り切ったという本当に精神力が強くないとできなかったことでしょう。
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増田明美に夫や弟はいるの?
増田明美さんは2005年2月に、ファイナンシャルプランナーの木脇祐人さんとご結婚なさいました。サンプラザ中野さんの紹介で知り合ったそうです。
ご主人はとてもユニークな方で、ハーフマラソンに夫婦で参加した際には自ら『増田明美の夫』というゼッケンをつけて、妻の隣を走って会場の笑いを誘ったそうです。選手時代を乗り越え、素晴らしいご主人に出会えて本当によかったと思えるエピソードですね。
また増田明美さんには弟さんがいます。この弟さんは京都大学、同大学院に進んだ秀才だそうです。現在は研究者として活躍されています。
増田明美のマラソン解説が面白い!
そして今、増田明美さんの解説が面白いと大変評判になっています。2013年の『マツコ&有吉の怒り新党』などバラエティー番組でも数回にわたって取り上げられています。
その『小ネタ』とも言われる、おもしろ解説を少しだけ紹介させていただきます。
「ヌデレバさんはカボチャが大好きで、日本のカボチャの種をケニアに持っていったんですが、うまく育たなかったそうです」
などなど、マラソンと関係ない話が盛り沢山です。
どうやってこのような個人的は情報を仕入れ、なぜこういったレースの上では関係のないような解説を盛り込んでくるのでしょうか?
取材方法はカメラクルーなど同伴せず一人で取材に行くとプライベートな話まで聞けるとか、監督との食事会に参加するとか、さらには選手のお母さんと仲良くなると幼少期の話が聞けるなど独自の取材方法がこの解説につながるのですね。
増田明美さんがこの『小ネタ』解説を続けるのは、増田明美さんの選手時代の解説は技術的なことのみで、その背景や人物像に触れられずに寂しい思いをしたそうです。選手は選手である前に人なので、その人間的は部分も伝えることで視聴者の選手に対する思い入れが変わると考えてのことだそうです。
このおもしろいマラソン解説から、マラソン中継を見る視聴者が増えているそうです。
増田明美さんは選手のころのみならず、解説者としてもマラソンの普及に貢献してらっしゃるのですね。
女子マラソンの選手として自身の体調と戦いながらも女子マラソン界を牽引してきた増田明美さんは、マラソンへの愛がとても強いのだなと思いました。
今後もスポーツジャーナリストとして、そしておもしろい解説者として、女子だけでなくマラソン界全体を盛り上げてくれることでしょう。
そのそばにはあのユニークなご主人がゼッケンをつけて見守っているかもしれませんね。
なんだかとてもマラソン中継がみたくなってきました。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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