U18野球W杯2017日本代表候補メンバーと監督!放送日程や結果速報も

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U18野球W杯2017日本代表候補メンバーと監督!放送日程や結果速報も

U18野球W杯2017はカナダのサンダーベイにおいて2017年9月1日~9月10日の期間に開催される事が決まった18歳以下の野球国際大会

3月に行われたWBCの日本代表・侍ジャパンは惜しくも準決勝敗退という結果に終わりましたが、U18野球W杯2017には将来の日本代表入りしても不思議じゃない若手の野球選手が集結!

WBCのメンバーが果たせなかった世界一のタイトルをつかみ取るため、グラウンド内を躍動する若き侍ジャパンの姿にどうぞご注目ください!

ここでは、早稲田実業の清宮幸太郎選手も出場する可能性が高いU18野球W杯2017日本代表候補メンバーや監督・コーチの顔ぶれのほか、大会の注目選手、放送日程、結果速報といった気になる話題を一気にご紹介します!

2017年8月21日 最終メンバー追記
2017年9月1日以降 試合速報 随時追記中!

 


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U18野球W杯2017概要

U18野球W杯2017はどんな国際大会なのでしょう?
概要をまとめました。

U18野球W杯はWBSC(世界野球ソフトボール連盟)が主催している国際大会で、16歳から18歳までの野球選手しか出場する事ができません。

U18野球W杯の正式名称はWBSC U-18ワールドカップとなっているのですが、1981年~2012年まではAAA世界野球選手権大会、2013年は18U野球ワールドカップ、と時代ごとに大会の名称が変更されています。

また、AAA世界野球選手権大会時代は毎年開催されていたものの、U18野球W杯は1年おきに開催される事が通例になっています。

それでは、過去の大会の優勝国を時代別に振り返っていきましょう。

■AAA世界野球選手権大会(優勝国と優勝回数のみ)
キューバ:11回
アメリカ:6回
韓国:5回
チャイニーズタイペイ(台湾):2回
カナダ:1回

 

■18U野球ワールドカップ
2013年大会(台湾)
開催期間:8月30日~9月8日
優勝:アメリカ
準優勝:日本

 

■U18野球W杯
2015年大会(日本・甲子園球場ほか)
開催期間:8月26日~9月6日
優勝:アメリカ
準優勝:日本

 

日本野球界はこれまでにWBCでも2連覇を達成するなど、国際大会でも強さを発揮してきたのですが、U-18世代では、AAA世界野球選手権大会時代から1度も優勝した事がない、というのは意外な感じがしますよね。

なぜ日本が1度も優勝していないのか、というと、AAA世界野球選手権大会時代は夏の甲子園大会と開催期間が重なっていたため、日本代表がAAA世界野球選手権大会に出場する事がほとんどなかったから、です。

2013年の18U野球ワールドカップからは夏の甲子園大会の日程が終了した後に開催されるようになったので、日本代表もフルメンバーで参戦する事が可能になり、2013年・2015年と2大会連続で準優勝という結果を残しています。

 

U18野球W杯2017日本代表候補メンバーと監督コーチ陣

U18野球W杯2017日本代表1次候補に選出されたメンバーをご紹介します。

【投手】
丸山 和郁(前橋育英)3年
金久保 優斗(東海大市原望洋)3年
櫻井 周斗(日大三)3年
久保田 蒼布(藤枝明誠)3年
竹田 祐(履正社)3年
徳山 壮磨(大阪桐蔭)3年
西垣 雅矢(報徳学園)3年
平元 銀次郎(広陵)3年
安田 大将(東海大福岡)3年
三浦 銀二(福岡大大濠)3年
川端 健斗(秀岳館)3年

【捕手】
福永 奨(横浜)3年
中村 奨成(広陵)3年
古賀 悠斗(福岡大大濠)3年
村上 宗隆(九州学院)3年

【内野手】
湯浅 大(健大高崎)3年
鯨井 祥敬(東海大市原望洋)3年
清宮 幸太郎(早実)3年
野村 大樹(早実)2年
井上 大成(日大三)3年
鵜飼 航丞(中京大中京)3年
太田 英毅(智辯学園)3年
小園 海斗 (報徳学園)2年

【外野手】
植田 拓(盛岡大付)3年
鈴木 萌斗(作新学院)3年
増田 珠(横浜)3年
伊藤 康祐(中京大中京)3年
福元 悠真(智辯学園)3年
藤原 恭大(大阪桐蔭)2年
西浦 颯大(明徳義塾)3年

 

以上の30U18野球W杯2017日本代表の1次候補に選ばれました。

監督は2016年のU18野球アジア選手権に引き続き、拓大紅陵野球部の元監督・小枝守さんが務める事が発表されています。

小枝守監督を支えるコーチ陣の顔ぶれはまだ明らかにされていませんので、決まり次第、追記いたします。

2017年8月21日 追記

U18ワールドカップに出場する最終メンバー20人が発表になりました。

【投手】
背番号11 花咲徳栄3年 清水達也
背番号13 秀岳館3年 川端健斗
背番号14 福岡大大濠3年 三浦銀二
背番号15 木更津総合3年 山下輝
背番号16 日大三3年 桜井周斗
背番号17 中京大中京3年 磯村峻平
背番号18 大阪桐蔭3年 徳山壮磨
背番号19 秀岳館3年 田浦文丸

【捕手】
背番号10 広陵3年 中村奨成
背番号22 福岡大大濠3年 古賀悠斗

【内野手】
背番号1 仙台育英3年 西巻賢二
背番号2 東海大市原望洋3年 鯨井祥敬
背番号3 早稲田実業3年 清宮幸太郎
背番号5 履正社3年 安田尚憲
背番号7 報徳学園2年 小園海斗
背番号8 日大三3年 井上大成

【外野手】
背番号9 前橋育英3年 丸山和郁
背番号21 中京大中京3年 伊藤康祐
背番号24 横浜3年 増田珠
背番号28 大阪桐蔭2年 藤原恭大

【監督・コーチ】
小枝守監督
米澤貴光コーチ
大藤敏行コーチ
東哲平コーチ

 

日本代表メンバー注目の選手はこの人

U18野球W杯日本代表の1次候補に選ばれたメンバーの中から、注目選手を3名ご紹介します。

■清宮幸太郎(早稲田実業 3年 ファースト 右投げ/左打ち)

元ラグビーの名選手・清宮克幸さんを父に持つだけではなく、中学時代にリトルリーグ世界選手権で優勝した事で早稲田実業入学当初から大きな注目を集めていた清宮幸太郎選手。

高校1年夏に出場した甲子園大会ではホームラン2本を含む19打数9安打・打率.474という素晴らしい成績を残し、U18野球W杯2015でもチームの主軸打者として活躍しました。

2017年3月に行われた選抜高校野球では2回戦で敗退しましたが、後の公式戦でホームランを量産し、高校通算で103(2017/6/18時点)というとんでもない記録を打ち立てています。

高校通算ホームラン数の最多記録は山本大貴さん(神港学園卒)の107本。

U18野球W杯2017が始まる頃には最多記録を更新しているはずですから、日本で最も多い数のホームランを打った打者として、世界からも大きな注目を集める事になるのではないでしょうか。

清宮幸太郎選手関連記事
清宮幸太郎の高校後の進路やドラフトは?身長体重や性格は父親似?

 

■徳山壮磨(大阪桐蔭 3年 投手 右投げ/右打ち)

清宮幸太郎選手がホームランを打ちまくったとしても、野球は大量失点してしまったら負けてしまいますので、打者以上に投手のレベルがとても重要になってきます。

日本が世界一のタイトルを奪い取るキーマンになるのが、2017年選抜高校野球の優勝投手で、U18野球W杯2017でもチームのエースになる事が確実視されている徳山壮磨投手です。

徳山壮磨投手は183cmという長身から繰り出す迫力満点のストレートと、正確なコントロール、多彩な変化球を武器に相手打者を打ち取っていく、先発完投型の本格派右腕。

大阪桐蔭OBの藤浪晋太郎投手(阪神)と投球フォームがそっくりという事でも大きな話題になりました。

U18野球W杯2017での活躍次第では秋のドラフト会議で上位指名される可能性もありますので、プロ野球ファンの皆さんにとっても見逃せない選手になると思います。

 

■小園海斗(報徳学園 2年 ショート 右投げ/左打ち)

U18野球W杯2017日本代表の1次候補には高校2年生の選手が3名選ばれたのですが、その中でも俊足巧打の内野手として大きな期待を集めているのが小園海斗選手です。

全国屈指の野球強豪校・報徳学園に進学していながら、小園海斗選手は1年春の段階から「1番・ショート」というレギュラーポジションを獲得。

2017年選抜高校野球ではホームラン1本を含む18打数9安打、打率.500という堂々たる成績を残し、チームのベスト4進出に貢献しました。

清宮幸太郎選手のような長打力があるわけではありませんけど、ライト方向に引っ張る事はもちろん、レフト方向に流し打ちする技術も持ち合わせていますので、清宮幸太郎選手以上の打率を残す可能性も十分あると思います。

U18野球W杯2017でも1番・ショートのポジションを獲得し、切り込み隊長としてチームを引っ張ってくれる事でしょう。

 


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U18野球W杯2017のライバルは韓国?アメリカ?

U18野球W杯2017で悲願の世界一を目指す日本代表ですが、日本代表の前に立ちはだかるライバルの存在も気になりますよね。

日本代表の最大のライバルになりそうなのは、AAA世界野球選手権大会時代を含めて8度世界一になっているアメリカではないでしょうか。

2013年の18U野球ワールドカップ、2015年のU18野球W杯、と2大会連続で決勝戦を戦い、いずれもアメリカが勝利していますから、日本にとっては因縁の相手であり、今回こそは絶対に勝たなければいけない相手になります。

日本とアメリカの2チームはそろってファーストラウンドのグループB組に振り分けられました。

予選の段階でアメリカに勝っておいて、アメリカに対する苦手意識を取り払う事ができれば、日本が世界一のタイトルを獲得する可能性もグッと上がると思います。

アメリカ以外にも野球強豪国がそろっていますが、その中でも五輪やWBCで何度も激しい戦いを繰り広げてきた韓国も強力なライバルになる事が予想されます。

2015年大会の韓国はファーストラウンドのB組を1位で通過しておきながら、日本やアメリカと対戦したスーパーラウンドで3位にとどまり、決勝進出を逃しました。

野球に限らず、サッカーやバレーボールでも、日本と対戦する時の韓国はいつも以上の実力を発揮する事がありますので、日本の方が地力上位であっても、侮れない相手である事には変わりないと思います。

他では、日本と同じファーストラウンド・グループB組に入ったキューバやオランダ、グループA組の開催国・カナダも日本のライバルに浮上しそうです。

 

U18野球W杯2017の参加国

グループA
カナダ、韓国、オーストラリア、ニカラグア、チャイニーズ・タイペイ(台湾)、イタリア

 

グループB
日本、アメリカ、オランダ、メキシコ、キューバ、南アフリカ

WBCでの躍進が目立ったオランダのU18と同グループとなりました。ダークホースの臭いもするので、要注意です。

 

U18野球W杯2017の放送日程

U18野球W杯2017の詳しい放送日程はまだ明らかになっていませんので、ここでは、2015年大会の放送日程をご紹介します。

U18野球W杯2015は日本で開催された事もあり、決勝のアメリカ戦まで、全ての日本戦が生中継されました。

放送局はBS朝日(決勝戦以外)、JSPORTS2(全試合)、テレビ朝日系列(準決勝・決勝のみ)。

テレビでの観戦以外でも、朝日新聞デジタル朝日放送(ABC)が提供したバーチャル高校野球というインターネット上のサイトでも生中継されていて、U18野球W杯2017でも同じ形で大会の様子を放送する事が予想されます。

また、日本と開催地のカナダ・サンダーベイとの時差13時間で、日本の方が13時間進んでいますので、デーゲームだった場合は日本時間の深夜に、ナイトゲームだった場合は日本時間の朝に放送される事になりそうです。

詳しい放送日程が分かりましたら追記いたしますので、今しばらくお待ちください。

U18野球W杯2015関連記事
U-18野球ワールドカップ日本代表メンバーは?放送日程や速報と結果

 

U18野球W杯2017の大会日程

U18野球W杯2017大会スケジュールをご紹介します。

●オープニングラウンド
9/1(金)22時30分 メキシコ – 日本
9/3(日)6時00分 日本 – アメリカ
9/4(月)6時00分 日本 – キューバ
9/5(火)3時00分 オランダ – 日本
9/5(火)22時30分 日本 – 南アフリカ

 

●スーパーラウンド
9/7(木)~9/9(土)

 

●3位決定戦
9/11(月)

 

●決勝戦
9/11(月)

※時刻はすべて日本時間です

オープニングラウンドから1戦も気が抜けない戦いが続きますが、特に注目はやはりアメリカ戦です。アメリカに勝つことができれば、その勢いのままオープニングラウンドを勝ち進めると考えます。

 

U18野球W杯2017の結果速報

U18野球W杯2017で初の世界一を目指す我らが日本代表。

長打力がウリの早稲田実業・清宮幸太郎選手の知名度が高すぎる分、どうしても清宮幸太郎選手だけが目立ってしまいますが、他の選手のレベルも申し分ないので、投打のバランスが取れた良いチームになるのでは?と期待しています。

今回ご紹介した30名のほか、2017年夏の甲子園大会で大ブレイクを果たした無名選手が日本代表に抜てきされる可能性も十分ありますし、最終的にどんなメンバーがそろうのか、というところにもどうぞご注目ください。

U18野球W杯2017の結果速報につきましては、結果が出次第、追記していきますので、今しばらくお待ちください。

9月1日 追記
日本対メキシコ
ゲームセット 10 対 1 日本勝利!

 

9月3日 追記
日本対アメリカ
ゲームセット 0 対 4 日本敗戦!

川端健斗(秀岳館)6回2/3 4失点 15奪三振
田浦文丸(秀岳館)2回1/3 4者連続5奪三振
磯村峻平(中京大中京)1回 3奪三振

清宮幸太郎(早稲田実業) 4打数無安打
安田尚憲(履正社) 2打数無安打2四球
中村奨成(広陵) 2打数無安打 途中交代

投手陣が23奪三振を奪うも、打線がわずか2安打と振るわず完封負け

 

9月4日 追記
日本対キューバ
ゲームセット 7 対 2 日本勝利!

山下輝(木更津総合)5回1/3 2失点 7奪三振
田浦文丸(秀岳館)2回2/3 5奪三振
清水達也(花咲徳栄)1回 1奪三振

清宮幸太郎(早稲田実業) 5打数無安打
安田尚憲(履正社) 3打数1安打2敬遠
中村奨成(広陵) 出場機会なし

 

9月5日 追記
日本対オランダ
ゲームセット 3 対 1 日本勝利!

徳山壮磨(大阪桐蔭)5回 1失点 5奪三振
田浦文丸(秀岳館)4回 9奪三振

清宮幸太郎(早稲田実業) 3打数1安打1四球
安田尚憲(履正社) 4打数1安打
中村奨成(広陵) 2打数無安打

ここまでは、投手陣では秀岳館の田浦文丸選手の活躍が目覚ましく、中継ぎとしてチームに勢いをつけています。
打線では2年生の小園海斗選手(報徳学園).438と大当たり。

3勝1敗でスーパーラウンド(2次リーグ)進出決定!

 

9月8日 追記
日本対オーストラリア
試合中 11回表 3 対 3 同点!

10回以降は規定により、ノーアウト1・2塁で始まる。
10回表1アウト満塁のピンチをピッチャーゴロダブルプレーで0点に抑える!
11回表1アウト満塁のピンチを2者連続三振に打ち取り0点に抑える!

この試合も2年生コンビが大活躍!
小園海斗選手(報徳学園)が3安打で打率.520
藤原恭大選手(大阪桐蔭)が2安打で打率.381

 

カナダのサンダーベイ2017年9月1日~9月10日の期間に開催される事が決まったU18野球W杯2017

早稲田実業の清宮幸太郎選手をはじめ、選抜高校野球の優勝投手・徳山壮磨投手、俊足巧打のリードオフマン・小園海斗選手など素晴らしい面々がそろっていますから、日本が悲願の初優勝を決める確率は過去の大会以上に高いと考えています。

どうぞお楽しみに!

 


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  • 2017 06.21
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