高橋由伸(巨人)さんが、読売ジャイアンツからの監督就任要請を正式に受諾し、来季2016年の巨人軍第18代監督にきまりました。
巨人一筋18年。
あの松井秀喜さんがライバルとして唯一認めたのが、高橋由伸さんでした。
現・ボストンレッドソックス所属の上原浩治選手、メジャーリーグのメッツやエンジェルスなどを渡り歩き、2015年シーズンで引退を発表した高橋尚成選手、巨人から日ハムへトレードで移籍し2014年1月に現役を引退した二岡智宏さん、この4人が揃った当時のジャイアンツは試合を見ていても非常に楽しかったのを今でも覚えています。
高橋由伸さんは来季から監督としてチームを引っ張っていく立場になりましたが、2016年シーズンで優勝する可能性はあるのか?二岡智宏さん、井端弘和さん、高橋尚成さんなどのコーチ就任はあるのかなどについて、まとめてみました。
2015.10.27 追記あり(コーチ陣ほぼ決定)
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高橋由伸(巨人)新監督のプロフィール
出身地 :千葉県千葉市中央区蘇我
生年月日:1975年4月3日(2015年10月現在 40歳)
出身高校:桐蔭学園高等学校(神奈川県横浜市青葉区)
出身大学:慶應義塾大学(東京都)
身長 :180cm
体重 :87kg
家族構成:妻・小野寺麻衣(元日テレアナウンサー)、長女、次女。
年俸(2015年):1億5000万円
通算成績:1819試合出場 生涯打率2割9分1厘 ホームラン321本
利き手 :右投げ左打ち
小学生の頃からその素質を認められ、地元のチームのエースで主軸を任される存在でした。
高校は、憧れの慶應義塾大学を目指す最短ルートとして桐蔭学園高等学校を選択しており、その希望通り、大学は慶応義塾大学に入学します。
大学野球では『天才』の名を欲しいままに、1年生のときからレギュラーとして活躍します。
3年生で迎えた東京六大学野球では、5割1分2厘、ホームラン5本を放ち、見事、三冠王を獲りました。
プロ野球でも読売ジャイアンツに入団し、瞬く間に頭角を表します。
入団1年目(監督:長嶋茂雄)の開幕戦は、7番ライトで先発して、初安打も記録します。
1年目は、打率3割、ホームラン19本、打点75で5番バッターとして定着するなど、見事な成績を残します。
当時、新人で打率3割というのは、セリーグでは長嶋茂雄さん以来、40年ぶりのことでした。
冷静な性格で鋭いスイングを持つことから、長嶋監督から『ウルフ』という愛称が付けられました。
高橋由伸(巨人)監督を支えるコーチ陣候補(二岡・井端・尚成など)
高橋由伸(巨人)監督を支えるコーチ陣は、どんなメンバーが揃うのでしょうか?
同年代の二岡智弘さん、井端弘和さん、高橋尚成さんなどはコーチとして入閣はあるのでしょうか?
2015年10月26日時点では、まだ正式に組閣は発表されていませんが、可能性として語られている情報もありますし、独自の予想もしてみたいと思います。
現時点でコーチ就任のうわさになっているのは、二岡智宏さんです。
高橋由伸監督とは巨人でクリーンナップを組み、同年代でもある旧知の仲で、信頼関係も確かなものがあります。
二岡智宏さんは選手としても素晴らしく、特に打者として反対方向(右打ちなのでライト方向)への強い打球を打てるという魅力を持ち、またチームプレーに徹することのできる選手でした。
守備でも、現在の読売ジャイアンツ1軍ヘッドコーチを務め、名ショートして名高い川相昌弘さんからショートのポジションを勝ち取り、以降堅い守備を見せてくれていました。
次に噂になっているのが、井端弘和さんです。
高橋由伸さんとは同い年で、高橋由伸さんを「同期のスター」と称し、信頼を寄せている関係のようです。
長年、中日ドラゴンズでプレーしてきた井端さんでしたが、当時の高木監督との意見の相違などもあり、2013年11月に巨人と契約し、2014年シーズンから巨人でプレーしていました。
中日のベテラン主軸選手の移籍とあって、巨人の若手選手にとっては中々話し掛け辛い雰囲気もあった中、同期の高橋由伸さんの存在は非常に大きかったようです。
若手とのパイプ役となり、巨人というチームについてなど、色々とサポートしてもらい、助かったと言っています。
現時点では、1軍内野守備走塁コーチになるのではと噂されています。
これだけの選手を手放してしまった中日にとっては、大きな損害だと思います。
次に、噂というよりも話題になったのが、高橋尚成さんです。
高橋由伸さんから監督就任の連絡電話があった時には、子供と一緒に寝ていて、翌日折り返しの電話を入れたそうです。
そのときに、何気なく「また一緒にユニホームを着られたらいいね」と言ったらしく、電話を切った後に「あー、コーチさせてくれって聞こえちゃったかな」と気にしたそうです。
このトピックの最後に、筆者の希望するコーチ陣をまとめました。
非現実的なところも多々ありますが、『好み』ということでお許しを。
- 監督:高橋由伸
- ヘッドコーチ:川相昌弘
- 総合コーチ:尾花高夫
- 投手コーチ:桑田真澄
- 打撃コーチ:二岡智宏
- 内野守備走塁コーチ:井端弘和
- 外野守備走塁コーチ:鈴木尚広 選手兼任
- バッテリーコーチ:該当なし
- 戦略コーチ:橋上秀樹(2016年は埼玉西武ライオンズ作戦コーチに決定)
村田真一総合コーチが、1軍ヘッドコーチに昇格!なんていうスポーツ新聞の記事も見ましたが、これはちょっと勘弁して欲しいですね・・・
2015.10.27 追記
本日10月27日、読売ジャイアンツより正式にコーチ陣の発表がありましたので、こちらに記載します。
◆1軍
- 監督:高橋由伸
- ヘッドコーチ:村田真一
- 投手コーチ:尾花高夫、豊田清
- 打撃コーチ:江藤智、内田順三
- 内野守備走塁コーチ:井端弘和
- 外野守備走塁コーチ:大西崇之
- バッテリーコーチ:村田善則
- トレーニングコーチ:伊藤博、ジョン・ターニー
◆2軍
- 監督:斉藤雅樹
- 投手コーチ:田畑一也、木村龍治
- 打撃コーチ:二岡智宏
- 内野守備走塁コーチ:福王昭仁
- 外野守備走塁コーチ:小関竜也
- バッテリーコーチ:高田誠
- トレーニングコーチ:会田有志、内藤重人
◆3軍
- 監督:川相昌弘
- 投手コーチ:後日発表予定
- 打撃コーチ:後日発表予定
- 内野守備走塁コーチ:後日発表予定
- 外野守備走塁コーチ:後日発表予定
- バッテリーコーチ:後日発表予定
- トレーニングコーチ:後日発表予定
遂に高橋新監督の組閣が決定しましたね!
個人的な感想ですが、村田真一ヘッドコーチは今一頼りないですね。
ただ、井端弘和さんと二岡智宏さんが1軍と2軍に入ってくれたので、新しい風を吹き込み、燻っていた力を引き出してくれると期待しています。
また、3軍監督に鬼軍曹・川相昌弘さんを配置したことで、ジャイアンツが本気になっているのが伺えますね。
下からどんどん良い選手を上げてきて欲しいですね!
高橋由伸新監督には、成績が悪くても5年位は監督としてチームを作り上げていって欲しいと思います。
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高橋由伸(巨人)監督は2016年リーグ優勝できるのか?
高橋由伸(巨人)監督は2016年リーグ優勝できるのか?
正直、一番気になるのはココですよね!
最後は色々言われましたが、原辰徳監督は近年稀に見る名将だったと思います。
そのキャラクターや発言で、選手のやる気を起こさせるのが非常に上手い監督でした。
ここぞという場面では、4番に送りバントもアリだと思いますし、チームの勢いを付けるのが上手かったです。
ここ2~3年、打線がつながらない中で、常に優勝争いできていたのは、まさに原監督の采配があったからだと思います。
そういった意味では、今年の戦力のままだと、来年の優勝は厳しいどころか、Aクラスも怪しいのではないでしょうか。
打線好調のヤクルト、金本新監督で気合が入る阪神が現時点で優勢だと思います。
そこに、巨人と広島が絡む形になるのではないでしょうか。
では、巨人が優勝するにはどうしたらいいのか?
これはもうひとえに、『選手が実力を発揮すること』です。
戦力で言ったら巨人が抜けているのに、2015年シーズンは主力の阿部、坂本、長野、村田が全くダメでしたよね。
チーム一丸となって、「由伸さんを男にするんだ!」という気持ちを強く持ち、コンディションを整え、実力を発揮することができれば、2012年の最強ジャイアンツが蘇るのではないでしょうか。
それができれば、
優勝:巨人
2位:ヤクルト
3位:阪神
4位:広島
5位:DeNA
6位:中日
と予想します!
まだ日本シリーズの最中ですが、出場していないチームは既に来年に向けて始動しています。
1月の自主練あたりからニュースになり、2月のキャンプインで「そろそろプロ野球シーズンか!」とワクワクしだし、3月末の開幕を待つ形となります。
今回のドラフト会議でも話題のオコエ瑠偉選手はじめ、楽しみな選手がプロ野球へと入団してきました。
さあ、来年の高橋由伸新監督率いる読売ジャイアンツはどうなるのか!
来シーズンを楽しみにしましょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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