宇海直哉（岩田剛典）に振り回されながらも、前回ケーキ企画では、お客様に満足のいくものに収めた桜井佐那（戸田恵梨香）。

まだまだ油断ならないくせ者キャラばかりの底辺ホテル『グランデ・インヴルサ』を、元の老舗の名に恥じないラグジュアリーなホテルへ再生できるのか。
謎の多い宇海直哉の導きで、借金を返済して、ホテルの逆転成るか。
果たして今回はどんな崖っぷちがホテルを待ち受けるのでしょうか。

 

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ドラマ『崖っぷちホテル』第3話あらすじとネタバレ

宇海に降格させられた時貞正雄（渡辺いっけい）は、納得できないと同じく総料理長を下ろされた江口竜二（中村倫也）を巻き込み、佐那に降格を取り消してくれなければ、このホテルを辞めると訴えてきた。

それを佐那から聞いた宇海は、降格を取り消す条件として企画を考える事を言い出す。その上、その企画でよりお客様が満足したと佐那が判断した方だけだと勝負事のような提案をするのだった。

佐那は宇海の考えが判らず、否定的だったが、清掃員の阿部長吉（宮川大輔）もそういう事ならやってみたい企画が自分にもあると、三人の対決と相成ってしまった。

時貞正雄は『究極のセレブ体験プラン』というスイートルームに宿泊出来る企画を持ち出し、それには大事な商談のために訪れた富田（羽場裕一）が申し込みをしてきた。

江口竜二は『一流フレンチの調理体験プラン』で、大村敬三（渋川清彦）・裕司（田中奏生）の親子が、息子の要望で体験させたいとやってきた。

阿部長吉は『プロのベッドメイク講習プラン』は、お客様にベッドメイクを体験させると言うもので、将来ホテルで働きたいという小山内裕子（川栄李奈）がやってきた。

時貞は自分のお客様が宿泊費もダントツだと、勝ったも同然の気分でいる。

江口は今現在総料理長の鳳来ハル（浜辺美波）に、彼女から地位を奪ってしまう事に、気が引けていたが、あっけらかんとしたハルは江口を手伝うと申し出てきた。

ホテルにやってきた大村親子だったが、企画に参加するのは息子の裕司だけで、父親の敬三は仕事の電話がひっきりなしで、ずっと忙し気にしていた。

時貞は自分のお客様にばかり構い、江口の客には随分陰惨な態度を取っていた。
その上、時貞の客・富田には夕食はよそから取るとハルに言っていたのだ。
その理由が、ハルが江口の仲間だからだと聞き、江口は時貞の態度の悪さと、ハルの料理に対する悪態にキレて、時貞に詰め寄った。

佐那は二人の喧嘩を何とか止めさせたが、枝川梢（りょう）にこうなるのは誰もが想像できただろうと、佐那が責められてしまう。

佐那は宇海にスタッフの面々が争ってしまうような企画を持ち出したことを抗議するが、宇海は喧嘩になるなんて自分は想像できなかったと返してきた。

ならばこんな勝負はやめようという佐那に、宇海はそれはやめないという。

佐那は宇海に、このホテルをどんないいホテルにしたいのか、指標を示してほしいというと、宇海は「お客様に評価されるのではなく、楽しんでもらおう」と言います。

宇海の言葉は江口にも届いていました。

裕司は料理が上手な子で、江口もハルも感心しています。
どうやら片親のため、父が忙しい時は自分が料理しているからだと言います。

裕司が自分で作った料理を食堂で待っていた父親に持ってくる。
それはみんなで取った山菜の天ぷらだった。
プランのフレンチではなく、仕事で疲労の大きい父親を思って、疲れを取ったり栄養になる山菜の料理だったのだ。

息子・裕司の気遣いと、江口から裕司が父親・敬三と同じ玩具を作る仕事をしたい、敬三の仕事を継ぐと言う夢を教えられて、敬三は涙ながらにうまいと食事した。

それを見ていたのは、時貞の客富田でした。
富田は商談を失敗してしまい、時貞の用意した豪華な和食も自分の気持ちに合わないかなと落ち込んでいました。

そこに裕司がやって来て、自分の作った山菜の天ぷらを持ってきました。
ぶつかったり、おもちゃの車をくれた富田に、お礼と元気になってもらいたいからと差し入れたのです。
富田はそれを大きく喜び、ここにきてよかったとまで言います。

 

翌日、桜井佐那の選んだ結果はシェフの江口竜二の勝利でした。

佐那は、江口が大村親子を思いしてきたこと、そこから裕司が富田を思ってした事、全てがお客様の素敵な思いでとなり、帰り際「また来たい」と言ってもらえた事を評価したと言う。

佐那自身が、ここをお客様にとって素敵な思い出となるホテルにするために、客のために考えることが必要だと気づいたと話す。

それが今回時貞は自分が良かれと思ってした事を押し付けただけで、江口には客を思って、考えて出来ていたからだと勝敗を下したのだ。

晴れて総料理長に戻れると言う話になりましたがね江口は今のままでいいと、それを辞退しました。

 

江口は宇海と夜二人で、酒を交わします。
裕司と環境が似ていたと江口は言います。
料理を作って誰かを笑顔にさせたい。
美味しいと言ってもらえればいいと言う初心を思い出した江口は、今のままでいい、それを宇海は思い出させたかったんだろうと言うのです。

宇海は、佐那の今回の評価が素晴らしかった事を喜んでいました。
お客様の想い出となるホテルにするため、スタッフはお客様の事を考えると言う佐那の指標。
当たり前だけど中々当たり前を言えない社会だからこそ、口にいる佐那はすごいと宇海は言います。

 

佐那は結果を出したものの、時貞が怒っていないか不安そうでしたが、そこに事務責任者の丹沢昭人（鈴木浩介）がやって来て、ここを辞めさせてもらうと言い出しました。

このホテルもう潰れますからという丹沢の言葉の真意とは何なのでしょうか。

 

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ドラマ『崖っぷちホテル』第3話の感想

時貞と江口の対決でしたが、とにかく時貞が自分の客以外、随分な態度を取っていて、最後はいい気味でしたね。

江口は横柄でいい加減なキャラかと思いきや、裕司くんの事を思って自分の考えた料理を使用しなかったり、ハルの事を考えて自分の立場を据え置いたりと、すごく素敵なキャラだなぁと、役をやっている中村倫也さんにときめきそうでした。

ホテルスタッフが夢だと言う小山内役の川栄李奈さんも、レギュラー化するので楽しみです。

まとめ

わかりやすく、佐那の目指すホテルがどういうものか、示す回でした。
次回はどんな崖が待っているのでしょうか。

１話ごとに、スタッフが成長していく展開になるのでしょうか？
第４話が楽しみです！

 

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