嫌われる勇気(ドラマ)あらすじとキャスト！香里奈がベストセラー原作に挑む

2017年１月から始まるドラマには、注目作品が盛りだくさん。
そんななかでも特にチェックしておきたいのが、香里奈さん主演の「嫌われる勇気」。
どこかで聞いたタイトルだと思ったら、あの有名な本がモデルだったようです！

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嫌われる勇気（ドラマ）基本情報

嫌われる勇気
2017年1月12日スタート
フジテレビ系　毎週木曜午後10時～　※初回15分拡大
原案：アルフレッド・アドラー（「嫌われる勇気」）
脚本：徳永友一（「HOPE〜期待ゼロの新入社員～」）
演出：池澤辰也（「相棒」）、及川拓郎（「刑事7人」）、
　　　　　星野和成（「レディダヴィンチの診断」）
主題歌：大塚愛「私」

原案は、後述するアルフレッド・アドラーをモデルにしたベストセラー。
脚本や演出も、著名なドラマを手掛けた実績ある方々ですから、ドラマにつきましても、大変期待できるものと思います。

嫌われる勇気（ドラマ）のあらすじ・ネタバレ

主人公は刑事の庵堂蘭子という女性。

若いわりにはやり手の刑事なのですが、30代前半にして、独身であり、彼氏もいません。
また、群れるのが苦手で、一部からは疎んじる声も……。

庵堂蘭子は、我が道と行くという、アドラー心理学を体現したような女性だったのでした。

彼女と組むことになった青山年雄は、まったく逆で、他人からよく思われないのを恐れる男。
初めのころこそ、庵堂蘭子が苦手だった彼なのですが……。

また、庵堂蘭子にとって欠かせない存在であるのが、恩師であった犯罪心理学者の大文字哲人。

彼は、警察に対し捜査協力を担っている一方、青山年雄に対し、アドラー心理学を伝授していきます。
みな、一癖あるようなキャラばかりですが、こうでなければ、刑事ものはつまらないですよね。

彼らがどのように活躍していくのかを見守っていきたいと思います。

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嫌われる勇気（ドラマ）キャスト・出演者

庵堂蘭子　役：香里奈

まさにアドラー心理学女と言える、庵堂蘭子。

一匹狼の女性刑事と言えば、そこまでめずらしくもない設定なのですが、有能であるにもかかわらず、自分が正しいと思った道だけにひたすら突き進むため、周囲からは
いい印象を持たれないなどという一面も……。

警察というタテ割りの組織の中で、彼女はうまくやっていくことができるのか？
そして、周囲から理解され、認められることはあるのでしょうか？

主演の庵堂蘭子を演じるのは香里奈さん。
女優のほか、モデルとしても一世を風靡しました。

昨年は「結婚式の前日に」でひさしぶりに連ドラ主演をはたしましたね。
またしても強い女性を演じることになった香里奈さんに視聴者の期待が高まることでしょう。

青山年雄　役：加藤シゲアキ

そんな庵堂蘭子のバディであり、何かと彼女に振り回される男性刑事。
熱意がある一方で、あまり周囲からきつい目で見られるのをよしとしません。
彼にとって庵堂蘭子は煙たい存在だったのですが、徐々に変化が……？

加藤シゲアキさんは、ジャニーズとして、俳優としても著名ですが、小説家でもあるという、多彩な人！

これまでに自身が原作の小説が映画化までされています。
加藤シゲアキさんとは対照的な男をどのように演じるのか、注目ですね。

大文字哲人　役：椎名桔平

刑事ドラマにはしばしば登場する犯罪心理学者。

しかし彼は普通の学者とは違い、庵堂蘭子に影響を与えた人物であり、彼女が苦手な青山年雄にもアドラー心理学を紹介していくという、物語の影のキーパーソン。
庵堂蘭子や青山年雄にどのように向き合っていくのか、楽しみですね。

これを演じるのが椎名桔平さんというのが、ドラマの幅を広くしています。

椎名桔平さんは、「きらきらひかる」での同性愛者の青年から、「アウトレイジ」でのヤクザまで何でも演じこなすという、マルチ俳優。
きっと大文字哲人も、椎名桔平さん流に演じてくれることでしょう。

　役：升毅

　役：戸次智己

　役：桜田通

　役：相楽樹

　役：岡崎紗絵

　役：正名僕蔵

　役：飯豊まりえ

　役：寿大聡

嫌われる勇気（ドラマ）の見どころ

香里奈さん主演のドラマ「嫌われる勇気」は、アルフレッド・アドラーの心理学であるアドラー心理学をまとめたものが原案です。

これを刑事ドラマにつなげていくという発想そのものがあまりにもすごいですよね。
「嫌われる勇気」はいわば、刑事ドラマであるとともに、人間の成長物語でもあるのです。

庵堂蘭子の人間としての成長、青山年雄の刑事としての成長。
このドラマを見終わったとき、きっとあなたもアドラー心理学をもっと知りたいと思えるようになっているに違いありません。

2人を陰に日向にサポートしていく大文字哲人の存在からも目が離せません。

彼が教えるアドラー心理学は、青山年雄にどのように響くのでしょうか。
そして、視聴者のみなさんに対しても。

アドラーの「嫌われる勇気」とは

香里奈さん主演ドラマのもとにもなった、アドラー心理学を広めた本「嫌われる勇気」とは、わかりやすくいえば、他者からの評価よりも自分らしさを追求するという内容です。

現在の自分を変えたいという人には、過去の原因よりも現在の目的について考えさせていきます。
昔どうだったかではなく、自分のことは自分で決めるということ。

また、アドラー心理学では、だれもがネガティブにとらえる劣等感であっても、努力へとつながるものだとプラスにみています。

ほかにも、他人から必ずしも称賛されるような必要はないことや、他人を自分とおなじ仲間とみて、上下関係を作ってしまいかねない「ほめる」という行為ではなく、あくまで認め合うことを説きます。

そして、あくまでも現在のそのままの自分を認めてあげること。

いわば、革新的ともいえる心理学ですね。
視聴者が「嫌われる勇気」をみることによって、再度、アドラー心理学ブームは来るのでしょうか？　

ドラマの「嫌われる勇気」もですが、アドラー心理学を紹介した本のほうも興味深いですね。

ブームになったのは最近で、この本によって存在を知ったという人は多いと思います。
まだご存じない人が、ドラマという本よりも影響を受けやすいものによって、より深く身近にアドラー心理学を身に着けてくれればいいですね。

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