新牡丹と薔薇(昼ドラマ)の第21話のあらすじ・ネタバレをお届けします。
第19話、第20話では、ローズカフェでの富貴子と美輪子の出会いから、富貴子が自由が丘でネイルサロンの店をオープンし、そこで二人が再び再開する。
再開を喜ぶ二人であったが、母に会わせたいという美輪子に対し、距離を置かなければと思った富貴子は冷たく美輪子を家に帰す。
そんな中で、富貴子の誕生日が12月28日だと知った眞澄は、富貴子に会うことを決意しました。
そして今回の第21話。
富貴子と眞澄の再会の行方はいかに!
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新牡丹と薔薇(昼ドラマ)第21話あらすじ・ネタバレ情報
第21話あらすじ&ネタバレ
ネイルサロンで後片付けをしていた富貴子の元に、美輪子がローズガーデンで咲いている薔薇の花束を持ってやってきた。
その花束は華やかで薫り高く、美しい薔薇であった。
薔薇の花束を花瓶に移し変える富貴子に、美輪子は「今うちのローズガーデンは秋の薔薇真っ盛りなの。何種類もの蔓薔薇、新しく開発した新種の薔薇もいっぱい咲き誇っているし、薔薇のアーチは絢爛として、ため息が出るくらいだわ。ね、見に来ない?バラの花たちが富貴子に会いたくて待っているのよ。ね、来てよ、私と一緒に来て、バラ達に会ってやってよ。」
「ねぇ、来てよ、私と一緒に来て!」そういって強く富貴子をローズガーデンに誘います。
そして富貴子はローズガーデンを訪れるのです。
庭にはバラの香りが満ちていて、薔薇の回廊を歩き回る富貴子と美輪子。
そしてローズガーデンには、そんな二人を遠目に見ている眞澄と萌子の姿があったのでした。
「遠目から見ても綺麗な子だわ。スタイルも抜群だし。」と萌子。
「ええ」と相槌を打ち、二人を見つめる眞澄。
「二人で連れ立って歩いていると、いかにも姉妹って感じじゃない?なんだか優雅で晴れやかで。古い西洋の絵にでも出てきそうな二人ね。」と萌子。
富貴子はガーデンの中で、青紫の薔薇を見つけて立ち止まる。
「まぁ、青紫の薔薇だわ。」
「この薔薇の名前わかる?」と問いかける美輪子。
「いいえ」と答える富貴子に、「マスミっていうのよ。」と教える美輪子。
「マスミ?」
「うちのパパが結婚したときに、新しく開発したバラに母の名前をつけて、結婚記念に贈ったの。」と話す美輪子。
「うちのママの名前はマスミなの、あなた知ってた?」と美輪子。
「いいえ」と咄嗟に嘘をつくしかなかった富貴子。
「そろそろカフェで一休みしましょう。美味しいローズヒップティーでも飲んで。」と、富貴子の手を引き、ローズカフェへと連れて行く美輪子。
「こっちへ来て。」と富貴子の手を引き、テーブルへといざなう美輪子。
そしてそこには、眞澄と萌子が二人を待っていたのであった。
眞澄の存在に驚いた富貴子。
「美輪ちゃん・・・」同様が隠せない富貴子。
「お母さん、富貴子よ、これが富貴子なのよ!」と嬉しそうに富貴子を眞澄に紹介する美輪子。
「今日はどうしても、富貴子を母と会わせたかったの。」
「こちらがお婆ちゃまよ。」と萌子を紹介する。
「よくいらしたわね。富貴子さん」やさしく声をかける萌子。
「初めまして、どうかよろしくお願いします。」と挨拶する富貴子。
「富貴子、あなたはこっちへ座って」と富貴子を案内する美輪子。
着席した富貴子はそっと眞澄に目を向け、眞澄も富貴子をじっと見つめるのでした。
萌子から両親のことを尋ねられた富貴子は、とっさに、父親はアメリカ留学の前に亡くなり、4年ぶりに帰国したのも母親の訃報を受けてのことだったと説明した。
「そのご両親が西山さんなの?」と萌子に聞かれた富貴子はドキッとした。
「えっ、いえ、それは・・・」と言葉を詰まらせる富貴子。
「でもあなたは西山を名乗ってるんでしょ?西山富貴子じゃないの?」と聞き直す萌子。
「すみません、私、美輪ちゃんに西山って言いましたけど、それは・・・」と回答に困る富貴子。
「どうしてなの?西山は私たちの姓だし、気に掛かって仕方がなかったのよ。どうして西山なんて。」と問い詰める萌子。
「お婆ちゃま、いいじゃないの、どうしてそんなに根掘り葉掘り。」と口を挟む美輪子に対し、「あなたは黙ってなさい。これは重大な事なの。ちゃんと答えてもらいたいわ。」と萌子。
「じゃぁ、正直に言いますけど、私が西山を名乗ったのは、逗子の産婦人科の先生をお尋ねして、私の出生の秘密を伺ったときに、実母の旧姓が西山だって知らされたからなんです。」と正直に答える富貴子。
それを聞いていた眞澄は、「逗子の産婦人科医院ね。」と確認する。
「なんだかとても懐かしくて、西山って名乗った方がしっくりする気がして。」と答える富貴子。
「じゃぁ、あなたのご両親の姓は?」と尋ねる眞澄。
「両親は吉田って言います。」と正直に答える富貴子。
「それで、あたなが尋ねていった逗子のお医者様の名前は?なんて産婦人科医院なのか、教えて頂戴。」と再び質問する眞澄。
「稲垣・・・稲垣先生ですけど。」と答える富貴子。
「稲垣?やっぱりそうだわ。」と動揺する萌子と眞澄。
「何故あなたは稲垣産婦人科医院へ?」と聞く眞澄。
「当時、母が不妊症で子供ができなかったそうです。それで産まれたばかりの私を養子縁組に。」と富貴子。
「養子縁組に?」と驚きを隠せない眞澄。
「ええ、ですから戸籍上は実の親子関係なんですけれども、父が死ぬ前に実は養子だと話してくれまして。」と富貴子。
「それで・・・それで稲垣産婦人科医院へ・・・」と愛おしそうに富貴子を見る眞澄。
「凄いわね・・・じゃぁそこで、西山眞澄っていう母親の名前を探し当てたのね。そして、横須賀の佐島にある私の実家を訪ねたってことね。」と萌子。
「えぇ、カルテの住所を頼りに。」
「そして、私の親戚に自分は眞澄の子供だって言ったんでしょ?そう言ったのは、あなたなのね?」と涙ながらに話す萌子。
「えぇ、言いました。」
「やっぱり、やっぱりそうだったんだわ・・・」と萌子。
「どうしても探したかったんです。本当のお母さんと会いたい気持ちを抑えられなかったので。」と富貴子。
「も、もう間違いないわよ、この子はあんたの子よ!あんたが稲垣先生に名前を付けてもらって、養子にだした富貴子なのよ。昭和57年12月28日生まれで、誕生日も同じなんだもん。あんたの子に決まってるわよ!ねぇ、抱いてやりなさいよ、真澄。しっかりと抱いてやりなさいよ!」と泣きながら眞澄に話す萌子。
眞澄は呆然とした様子であった。
そして富貴子も顔を手で覆い、泣き出すのであった。
「じゃぁ、じゃぁ、富貴子は私の本当のお姉ちゃま?」とやっと状況がつかめてきた美輪子。
「そうなのよ、お母さんはね、パパと結婚する前に、富貴子を産んで、養子縁組させていたの。その富貴子がやっと帰ってきたんだもん、こんな奇跡ったらありゃしないわ。」と萌子。
「だからなんだわ、なんだか富貴子が他人のような気がしなかった。やっぱり、やっぱり富貴子は・・・」と涙ながらに話す美輪子。
「そうなのよ、美輪子。血のつながった本当のお姉さまなのよ。」と萌子。
そうして姉妹二人は抱き合うのであった。
「そうなのね富貴子・・・あなたは富貴子なのね。」と声を震わせる眞澄。
そして富貴子は席を立ち、
「お母さん・・・」と声を絞り出す。
眞澄も席を立ち、
「ごめんなさいね、苦労したのね、許して・・・許して頂戴・・・」と泣きながら富貴子を抱き寄せる眞澄であった。
「いいんです、いいんです、こうして会えたんですもの。」と富貴子も涙ながらに母と抱き合う。
そして美輪子は、ぼたんが身に着けていた牡丹のネックレスを、富貴子に付けてあげ、再び家族がひとつになったことを皆で喜びあうのでした。
そしてその夜、崑一と眞澄、美輪子、萌子の4人が揃い、崑一に昼間の出来事を伝えたのです。
「そうかぁ、美輪子が盛んにぼたんの生まれ変わりだって言っていた女が、眞澄の産んだ子だったのか・・・」と驚く崑一。
「そうなのよ、パパ。亡霊なんかじゃなかったの。富貴子の方じゃ、最初に私に会ったときから、私が妹だってこと、ちゃんと分かってたのよ。だからあんなに泣いて・・・」と説明する美輪子。
「やっぱり富貴子って名前のとおり、ぼたんだったのよ。」と喜ぶ美輪子。
「そうか、同じ姉でも今度はお母さんの血筋・・・美輪子の直感、恐るべしだね。」と崑一。
「ねぇ、パパ、富貴子をこの家に連れてきちゃ駄目かしら?一緒に住みたいの。」と父に頼む美輪子。
「それはぁ姉妹って事なら駄目とはいわないけど・・・どうなんだろ?」と眞澄に意見を聞く崑一。
「でもね、私はもう少し確証が欲しいのよ。胸にズシンと実感できるものが。」と冷静に話す眞澄。
急に娘が現れ、戸惑いを隠せない眞澄であった。
ある日、富貴子のネイルサロンを突然、父・峰靖が訪れる。
お客が入っていたので、峰靖はすぐさま隣の神崎の店に顔を出した。
そこで峰靖は、富貴子の実母の所在が分かっている事だけを、神崎に話した。
酒を飲みながら二人はしばらく話をし、峰靖が店を出ると、峰靖の目に美輪子の姿が目に入り、慌てて神埼の店に身を隠した。
神崎から、美輪子が最近良く富貴子の店に出入りしていることを聞き、富貴子が小日向家に近づいていることに不安を覚える峰靖であった。
一方、店の中では、
「一緒に?一緒に住むってお宅に?」と驚いた顔の富貴子。
「そうよ、小日向家の家族になって、一つ屋根の下で暮らすのよ。私の部屋は広いから二人で使っても大丈夫だし、もし別の部屋がいいのなら、他にも空いた部屋があるわ、ね、引っ越してらっしゃいよ。」と富貴子を誘う美輪子。
「だって、そんなわけには・・・あなたのパパだって、決していい顔なさらないわ。」と富貴子。
「パパはそんなケチな人じゃないの。自分の娘として、おおらかにあなたを向かえ入れてくれるわ。ね、引っ越してきてよ。姉妹で仲良く暮らしましょうよ。」
「はい、引越し祝い!おめでとう!ね、お姉ちゃま」そういって持参した赤いバラの花束を富貴子に渡す美輪子であった。
ここで第21話はおわります。
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新牡丹と薔薇(昼ドラマ)第21話のキャスト相関図
【吉田富貴子(黛 英里佳)】
ついに自身の正体を明かし、眞澄の娘だと打ち明けた富貴子。
禁断の一歩を踏み出してしまったのか。
【小日向美輪子(逢沢りな)】
富貴子の告白に驚いた美輪子であったが、やはり自分の直感は正しかったんだと、再び姉に巡り合え、有頂天になる。
【小日向眞澄(伊藤かずえ)】
高校生の頃に産み分かれた我が娘との再会を喜びながらも、なにか引っかかるところがある様子の眞澄。
【西山萌子(山口いずみ)】
昔自分が引き裂いた親子が再び再開となり、萌子も心から喜んでいる。
第22話の予告では、赤字が続いている神崎の店に取立て屋が来たり、神崎が店をハンマーで滅茶苦茶にするシーンが映し出されています。
そして、「あなたって人は!」と言って、美輪子の頬を叩く富貴子の姿も。
一体、第22話では何が起きたのでしょうか?
明日が楽しみです!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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