植木等とのぼせもん(ドラマ)あらすじネタバレやキャスト！主題歌や視聴率予想

植木等とのぼせもん(ドラマ)が2017年9月からNHK土曜夜ドラマ枠で放送される事が決定！

昭和の大スター・植木等さんと、植木等さんの付き人を長年務め、その後芸能界入りを果たした小松政夫さんの師弟関係を面白おかしく描いた泣き笑いありの新作ドラマで、植木等さんの役を山本耕史さんが、小松政夫さんの役を志尊淳さんが演じます。

ここでは、ドラマ『植木等とのぼせもん』のあらすじやネタバレ、キャスト、見どころ、主題歌、視聴率・最終回結末予想など、気になる情報を一気にご紹介します！

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植木等とのぼせもん（ドラマ）基本情報

植木等とのぼせもん
2017年9月2日（土）スタート（全8回）
NHK総合　毎週土曜日　午後8時15分～午後8時45分

原案　：小松政夫『のぼせもんやけん』
脚本　：向井康介（ドラマ『深夜食堂』映画『愚行録』）
演出　：西谷真一（朝ドラ『あさが来た』『ふたりっ子』）
　　　　榎戸崇泰（朝ドラ『ちゅらさん』『てるてる家族』）
音楽　：林ゆうき（朝ドラ『あさが来た』ドラマ『ボク、運命の人です』）
制作統括：佐野元彦（朝ドラ『あさが来た』大河ドラマ『篤姫』）
　　　　　須崎岳（朝ドラ『花子とアン』ドラマ『4号警備』）
　　　　　中村高志（大河ドラマ『軍師官兵衛』ドラマ『坂の上の雲』）
主題歌：未定

羽生善治さんの最大のライバルでありながら、29歳で亡くなった天才棋士・村山聖さんの生涯を描いた映画『聖の青春』を手掛けた作家・向井康介さんが『植木等とのぼせもん』のメイン脚本を担当する事になりました。

向井康介さんがドラマよりも映画の脚本を手掛ける事が多かったのですが、2012年12月に佐賀県内で放送されたスペシャルドラマ『あのひとあの日』以来、4年9ヶ月ぶりにNHKドラマの脚本を担当します。

ノンフィクション作品である『聖の青春』も素晴らしいストーリーでしたから、同じくノンフィクション作品となる『植木等とのぼせもん』も上手く仕上げてくれるのではないでしょうか。

植木等とのぼせもん（ドラマ）原作あらすじ・ネタバレ

ドラマ『植木等とのぼせもん』の原作あらすじをご紹介します。
文中にはネタバレが含まれていますので、気になる方はご注意ください。

■あらすじ

汗水たらして働いている世のサラリーマンたちの生き様を歌った『スーダラ節』が国民的なヒットとなった昭和37年がこの物語の舞台。

『スーダラ節』を大ヒットに導き、人気の絶頂だったクレイジーキャッツのメンバーとしても活躍していた植木等は分刻みの過酷なスケジュールをこなしていました。

そんな植木等の元に1人の若い男が現れます。

男の名前は松崎雅臣（小松政夫の本名）。
博多出身で陽気な性格の松崎雅臣は、植木等の付き人を務める事になったのです。

テレビ番組のコントではひょうきんな面を見せる一方、ミュージシャンとして活動している時にはカッコいい姿を見せる植木等の姿に心を打たれた松崎雅臣。

プライベートでも家族のように接してくれる植木等の思いに応えるべく、松崎雅臣は植木等のような売れっ子タレントになるため、仕事に恋に奮闘する日々を送るのでした。

しかし、松崎雅臣にとっての憧れの的となっている植木等は真面目すぎる性格だったため、裏では「自分がしている仕事が世間のためになっているのか？」と苦悩していて…。

■感想

クレイジーキャッツのメンバーで、既にスーパースターになっている植木等と、付き人を務めながら自分もタレントとしてブレイクするため、日々奮闘している松崎雅臣の師弟関係を中心に描いていきます。

植木等と松崎雅臣がどのようにして師弟関係を深めていくのか、というところに注目するのはもちろん、クレイジーキャッツが活躍していた頃の日本の雰囲気を体感できる作品になりそうですね。

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植木等とのぼせもん（ドラマ）キャスト・出演者

ドラマ『植木等とのぼせもん』のキャスト・出演者をご紹介します。

植木等　役：山本耕史

クレイジーキャッツの中心メンバー。
自身が歌い上げた『スーダラ節』が大ヒットした事で、国民的スターの座をつかみ取った。

テレビなどではひょうきんな姿を見せているものの、プライベートでは生真面目な面を見せる。

2017年10月からテレビ朝日系列の昼ドラとして放送される『トットちゃん』で黒柳徹子さんの父親・守綱役を演じる事が決まった山本耕史さんが昭和を代表するコメディアン・植木等さん役にチャレンジする事になりました。

山本耕史さんはクールな雰囲気を漂わせているイケメン俳優、というイメージが強いだけに、コメディアンの役をどう演じるのでしょう？

キャリア豊富な俳優でもありますから、今までの山本耕史さんのイメージを一変するような印象的な演技を見せてほしいですね。

松崎雅臣（小松政夫）役：志尊淳

植木等の付き人兼ドライバーを務めている博多出身の青年。
明るい性格の持ち主で、植木等のようなスーパースターになるため、日々奮闘している。

『列車戦隊トッキュウジャー』の主人公・鈴樹来斗役で大ブレイクを果たして以降、『表参道高校合唱部！』や『そして、誰もいなくなった』など、人気作への出演が相次いでいる旬な若手俳優・志尊淳さんが松崎雅臣役を演じます。

現在も俳優・コメディアンとして活躍している小松政夫さんの青年期を演じるのですから、大きなプレッシャーを背負う事になりそうですが、大役をしっかり演じ切って、演技力の高さを視聴者に見せつけてほしいです。

ハナ肇　役：山内圭哉

クレイジーキャッツのリーダーとして、植木等さんと同等の人気を集めていた伝説のコメディアン・ハナ肇さんの役を演じるのは、強面で演技力の高い俳優として有名な山内圭哉さんです。

『あさが来た』では存在感抜群な大番頭・山本雁助役を見事に演じ切っていましたから、クレイジーキャッツの中で強烈なリーダーシップを発揮するハナ肇さんの姿を忠実に再現してくれるのではないでしょうか。

谷啓　役：浜野謙太

「ガチョ～ン」の持ちギャグでおなじみの谷啓さんの役を演じるのは、シリアスな役からコミカルな役まで、様々なキャラクターを無難に演じ切る個性派俳優・浜野謙太さんです。

谷啓さんはとてもシャイな性格だったのですが、奇抜なアイデアを次々に打ち出すアイデアマンとしても知られていましたので、クレイジーキャッツの縁の下の力持ちとして奮闘する様子を浜野謙太さんが演じる事になりそうです。

植木登美子　役：優香

2016年1月～3月にかけて放送された時代劇『ちかえもん』以来、1年9ヶ月ぶりにNHKドラマに出演する事が決まった優香さんが、植木等さんの妻・登美子役を演じます。

2016年に俳優の青木崇高さんと結婚しているように、プライベートでは既に夫を支える妻を経験していますけど、優香さんが女優として妻役を演じるのは珍しい事ですから、どんな演技を見せてくれるのかが本当に楽しみです。

植木徹誠（うえきてつじょう）役：伊東四朗

原案者の小松政夫さんと同じく、コメディアンから渋い名俳優へと成長していったベテラン・伊東四朗さんが植木等さんの父・徹誠役を演じます。

実際の植木徹誠さんは強い責任感の持ち主だったそうで、植木等さんの真面目な部分は父・徹誠さんの影響なのかな？という印象を持っています。

役名不明　：武田玲奈

2017年7月からスタートした『マジで航海してます。』で飯豊まりえさんと共に連ドラ初主演を果たしている若手女優・武田玲奈さんもキャスティングされました。

松崎雅臣の恋人役を演じる事になるのでは？と予想しています。

役名不明　：中島歩

美輪明宏さんが演出を手掛けた舞台『黒蜥蜴（くろとかげ）』で、主人公・黒蜥蜴の愛人にあたる雨宮潤一役を見事に演じ切り、注目を集めた中島歩さん。

朝ドラ『花子とアン』では、蓮子（仲間由紀恵）と駆け落ちをした宮本龍一役を演じています。

役名不明　：でんでん

2017年春クールの連ドラ『緊急取調室』では、威圧感たっぷりの刑事・菱本進役を好演するなど、様々な作品で名脇役っぷりを発揮しているでんでんさん。

現在は俳優業に専念していますが、デビュー間もない頃はピン芸人として活躍していた、という過去を持っています。

役名不明　：坂井真紀

1992年にデビューして以降、演技幅の広い実力派女優として多くの作品に出演している坂井真紀さん。

2015年秋に放送された『破裂』で大きなトラウマを抱えている女性弁護士・松野公子役以来、2年ぶりにNHKドラマへの出演が決定しました。

役名不明　：富田靖子

2016年最大のヒットドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』では、新垣結衣さん演じる森山みくりの母親・桜役を演じた事でおなじみの富田靖子さん。

富田靖子さんというと、とても清楚な女性というイメージが強いのですが、『植木等とのぼせもん』ではどんな役どころを演じる事になるのでしょうか。

役名不明　：勝村政信

『HERO』や『コードブルー』『ドクターX～外科医・大門未知子』など、様々なジャンルの作品で強烈な存在感を放っている個性派俳優・勝村政信さんの出演も決定しました。

2017年9月から放送がスタートするBSプレミアムドラマ『全力疾走』にもメインキャストとして出演する事が発表されています。

植木等とのぼせもん（ドラマ）の見どころ

ドラマ『植木等とのぼせもん』の見どころはどこになるのでしょう？

ズバリ、『植木等とのぼせもん』の最大の見どころは、テレビではひょうきんな姿を見せていながら、根は超真面目な主人公・植木等のプライベート面と仕事面とのギャップがどのように描かれるのか、というところだと考えています。

植木等さんというと、口を大きく開けて馬鹿笑いをしているイメージが強いかと思いますが、プライベートでは真面目な面を見せていて、自分の仕事のあり方や向き合い方について、苦悩する日々を送っていたそうです。

良い意味でプライベートと仕事とでギャップが激しい植木等役を山本耕史さんがどう演じるのか、というところはもちろん、仕事のあり方に苦悩する植木等を見守る松崎雅臣の振る舞いにもどうぞご注目ください。

植木等とのぼせもん（ドラマ）の最終回結末予想

ドラマ『植木等とのぼせもん』の最終回結末を予想していきます。

『植木等とのぼせもん』は小松政夫さんが手掛けた『のぼせもんやけん』が原案となっていますけど、作品の世界観やキャラ設定を引き継ぐだけで、ストーリー自体は原案に存在しないドラマ版のオリジナルになる可能性が高いと考えています。

主人公の植木等がどんな活躍を見せるのか、というところがストーリーの中心になっていますけど、第2の主人公的な立ち位置になる松崎雅臣が今後どうなっていくのか、というところも気になりますよね。

そこで、『植木等とのぼせもん』の最終回では、松崎雅臣がタレントとしてデビューできるのかどうかの瀬戸際に立たされていたものの、植木等たちの協力があって、無事デビューする事になった、という結末になるのでは？と予想しています。

植木等とのぼせもん（ドラマ）の主題歌は？

ドラマ『植木等とのぼせもん』の主題歌はまだ公表されていません。

本作の主人公のモデルになっている植木等さんは、生前に『スーダラ節』や『無責任一代男』といった昭和期の名曲を数多く歌い上げていましたから、かつての楽曲を現代風にアレンジしたものが主題歌になる可能性もあるのでは？と考えています。

主題歌に関する情報が分かり次第、追記いたしますので、今しばらくお待ちください。

植木等とのぼせもん（ドラマ）の視聴率予想！

最後に、ドラマ『植木等とのぼせもん』の平均視聴率を予想していきましょう。

まずは、『植木等とのぼせもん』が放送されるNHK土曜夜ドラマ枠の過去作品の平均視聴率を振り返っていきます。

・トットてれび（9.4％）
・夏目漱石の妻（9.1％）
・スニッファー嗅覚捜査官（4.3％）
・精霊の守り人シーズン2（6.9％）
・4号警備（6.3％）

連ドラの平均視聴率の合格ラインは10％といわれていますけど、いずれの作品も合格ラインに達する事ができていません。

個性的な作品を放送する事が多いドラマ枠なのですが、民放の番組の方に視聴者が流れていっているのかな？という印象を持っています。

それでは、ドラマ『植木等とのぼせもん』はどの程度の平均視聴率を記録するのでしょうか？

ズバリ、8.0％と予想します。

植木等さんやクレイジーキャッツの事をよく知っているシニア層にターゲットを絞った作品ですから、爆発的な視聴率を記録する事は無いと思いますが、不発に終わる事も無いのでは？と考えています。

やや厳しめの予想になってしまいましたけど、私が出した予想を良い意味で裏切ってくれる事を期待しています。

2017年9月2日にNHK土曜夜8時ドラマ枠で放送される事が決まった『植木等とのぼせもん』は、山本耕史さんが植木等さんの役を、若手の注目株・志尊淳さんが付き人時代の小松政夫さんの役を演じます。

戦後復興から高度経済成長へと向かっていく中で、日本中に笑いを届け続けた植木等さんがどんな活躍をして、どんな苦悩を抱えていたのか、というところに注目していくと、より面白くドラマを見る事ができるのでは？と思っています。

どうぞお楽しみに！

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